どーも、こんにちは、もしくはこんばんは。まさとパパです。
今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
Panasonic スチームオーブンレンジ ビストロ の2022年モデルについてお話します。
Panasonicビストロの発売日について
まず最初に言っておきます。
Panasonicビストロの2022年モデルは発売が延期されました。
4/8 に3つの2022年新モデルが発表されて、6月下旬発売予定となっていたんですが、
6/6 の時点で発売日が8月下旬になることが通知されました。
コロナウィルスの感染拡大による中国のロックダウンの影響ということです。
4月にも電子レンジの一部で、お届け予定日の見直しと新規受注の一時停止が
通知されていましたので、他の家電も含めて部品不足がかなり深刻なようです。
この夏はエアコンも品薄になっていますので、
購入が必要な方はできるだけ早く量販店などに買いに行くことをおすすめします。
Panasonicビストロ 2022年モデルの新機能
ヒートグリル皿
2022年モデルで大きく進化したのは、ヒートグリル皿です。
2021年モデルまでは、ビストロスピードグリル皿という名前のグリル皿だったんですが、
これが進化しました。
裏面のフェライトという発熱体によって電波効率が従来比約1.6倍にアップ、
最高230℃まで効率よく温度が上げられます。
温度ムラも抑えて加熱ができるようになりました。
これによって、新しく蒸し焼きメニュー が追加されて
冷凍ぎょうざも冷凍うどんも解凍せずに凍ったままから調理ができます。
グリル機能
ヒートグリル皿によって、グリル機能も進化しました。
上からは大火力極め焼きヒーターが高温で食材を一気に加熱して、
下からはヒートグリル皿が効率よく加熱、裏返さずに裏面まで焼き上げられます。
1人〜2人分を調理する際は、スピードエリア加熱でエリアを絞って効率的に加熱。
ムダな加熱を防いで省エネにもなります。
ワンボウル調理
ワンボウル調理には、エスニックメニューが追加されました。
Panasonicさんの調査では、
「普段は作る機会が少ないが作ってみたい料理ジャンル」
として、アジア・エスニック料理が上位に上がるそうです。
元々レンジ機能の評価が高いビストロの、高精細・64眼スピードセンサーで
小麦粉や片栗粉のとろみのこびりつきまで見極めて抑制します。
食器清潔コース
最近の清潔性に対する高い関心をふまえ、ヒーターとスチームで食器を除菌します。
耐熱性の容器やほ乳瓶、弁当箱などを除菌できます。
小さいお子さんが居るご家庭にはうれしい機能ですね。
モデルごとの違い
4月に発表された2022年の新モデルは3つです。
スタンダードモデルのNE-BS8Aと、
高性能モデルのNE-BS9Aと、
最上位モデルのNE-UBS10Aです。
NE-BS8A
スタンダードモデルの BS8Aは、2021年モデルのNE-BS808の後継機種です。
庫内容量30L、レンジ最大出力1000W、スイングサーチ赤外線センサー、
芯までほぐせる解凍、タンク式過熱水蒸気、
最大温度300℃の2段コンベクションオーブン、オートクリーン加工、
など、基本性能に違いはありません。
2021年モデルとの違いは、グリル皿がヒートグリル皿になったことと、
自動メニューの数が105から107に増えたことです。
NE-BS9A
高性能モデルの BS9Aは、2021年モデルのNE-BS908の後継機種です。
BS8Aと同じで基本性能に違いはありません。
2021年モデルとの違いは、ビストロスピードグリル皿がヒートグリル皿になったことと、
自動メニューの数が185から187に増えたことと、
ワンボウル調理にエスニックメニューが追加されたことです。
BS8Aから性能がアップする機能は、
ワンボウル調理ができること、
赤外線センサーが高精細・64眼スピードセンサーになって、
とろみを検知できるようになること、
冷凍と冷蔵など温度の違う2品同時あたためができること、
スピードエリア加熱でヒーター出力が最高650Wから900Wになることです。
NE-UBS10A
最上位モデルの UBS10Aは、2020年6月に発売のNE-BS2700の後継機種です。
実は2年ぶりのモデルチェンジとなります。
2年前はNE-CBS2700という
販売する販路の違いで型番だけ分けた同じ性能のモデルがありましたが、
今回は分けていないようです。
旧モデルとの違いは先にお話した新機能が全てで、
その他の基本性能に変わりはありません。
BS9Aから性能がアップする機能は、
お好みで選べるカラーの画面デザイン。
閉まる手前で手を離してもやさしくスムーズに閉まる、ソフトダンパー採用ドア。
食器清潔コース。
今日のおすすめから、1週間の献立、買い物リストの自動生成、
食材の注文・配達までもできてしまう、キッチンポケットアプリと連携。
買った後もスマホでメニューが増やせるのは最上位モデルだけの機能です。
2021年モデルの詳しい機能については、コチラの動画でお話していますので
気になった方は後で見てくださいね。
Panasonicビストロの買い時
メーカー指定価格
今回紹介させていただいた3つの新モデルは
全てメーカー指定価格になるというお話があります。
HP上では、最上位モデルの UBS10Aにだけ、
「一部店舗ではメーカー指定価格での販売となります。」
という記載があります。
BS9A と BS8A にはその記載は無いんですが、
ネットでの書き込みや価格.comさんの値段の揃い方を見ると可能性は高そうです。
メーカー指定価格と言うのは、
家電の販売価格を販売店ではなくメーカー側が決める制度です。
量販店によって、「値引き不可商品」や「条件付き販売」や「安心価格」
「共通販売価格」といった呼び方をする場合があります。
要するに、
値引き交渉ができない代わりに、
どこで買っても値段は同じ
という安心感がある制度です。
そんなことしたら、
独占禁止法に引っ掛かるんじゃないのか
というご意見もありますが、
商品売れ残りのリスク等を自ら負うことを前提として
小売業者に対して家電製品の販売価格を指示することは
独占禁止法上問題となるものではない
と、公正取引委員会が正式な回答をしています。
委託販売で、いつでも返品を受け入れるなら販売価格を指定してもいい
ということなんですね。
ちなみに、ネットなどでメーカー指定価格よりも安く売っていることがたまにありますが、
そこは、Panasonicさんの正式な販売代理店ではなく、
別ルートから仕入れをしている業者さんということになります。
Panasonicさんの他にも値引きができない商品があるメーカーさんはけっこうあって、
Appleさんや、BALMUDAさん、ロボット掃除機ルンバのiRobotさんなども
値引き不可の商品があります。
価格改定
メーカー指定価格になると、
一切値段が変わらないのかというと、実はそうでもないんです。
だいたいは年に1~2回の価格改定があります。
実際に、ビストロの1つ前の最上位モデルNE-BS2700は、
2年間で4回の価格改定があって値段がかなり下がりました。
(今はもう品薄で逆に値段が上がっていますが)
買い時は
ということで、Panasonicビストロの2022年モデルの買い時は、
発売から半年、もしくは1年後の価格改定のタイミング
ということになります。
BS2700と同じパターンで下がるとすれば、
だいたい半年に1回1万円ずつ下がっていくはずです。
値引き交渉が一切できませんので、
よほど急ぎで買わないといけないという場合を除いては、
待つことが一番の方法になります。
そんなに半年も待ってられない
という方は、2021年モデルの在庫を探すのもオススメです。
新モデルの発表以降は品薄で値上がり傾向ではありますが、
半年後の2022年モデルよりはまだ安い場合が多いはずです。
今回紹介した新機能が気にならなければ、
基本性能はほぼ同じですので十分オススメできる範囲です。
おまけトーク
以上、実は2年ぶりのモデルチェンジ Panasonicオーブンレンジ ビストロ でした。
Panasonicさんは、2年ほど前から
主に最上位モデルをメーカー指定価格にしてきました。
2022年4月には、原材料の高騰を受けて、
冷蔵庫や洗濯機などの家電製品の値上げをしています。
更に6月始めには、家電の値崩れを防ぐため、
『国内で販売店との取引の見直しを進めている』というニュースもありました。
他のメーカーさんも、この流れに乗ってくることは十分考えられますので
また動きがありましたら動画やブログでお知らせするようにしていきます。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
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お金の話チャンネルの方では家電以外のお話もしています。
それと、まさとパパのTwitter・Instagram・Facebook・LINEスタンプ・楽天ROOMもあります。
良かったら見にいってみてください。
取材協力
今回も取材協力ということで、
エディオンなんば本店さんでお話を伺わせていただきました。
エディオンなんばちゃんねる さんのYouTubeもよろしくお願いします。
では今回は以上です。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。