今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
TVCMで気になったエアコン RIAIR(リエア) についてお話していきます。
RIAIRとは?
エアコンRIAIR(リエア)はヤマダデンキのオリジナル商品です。
他の家電量販店では販売していません。
なぜ今回この商品を動画にしようと思ったのかというと、
色々な機能が付いているのにフィルター自動掃除機能が付いていないからです。
エアコンの動画では、よく
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/2022/01/pose_tobokeru_.png)
フィルター自動掃除機能はいらないから省エネ性能だけ上げて欲しい
というコメントをいただきます。
もしかしたらこのRIAIRがその正解に近いのではないかと調べてみました。
製造元
先ほどもお話したように、RIAIRはヤマダデンキのオリジナル商品です。
エアコンの他にも扇風機などがあります。
ただ、オリジナル商品とは言っても
実際にヤマダ電機さんが製造をしているわけではありません。
他の量販店やスーパーやコンビニのプライベートブランドと同じで
製造自体は生産委託(OEM)でどこかのメーカーさんが作っているんですね。
RIAIRの製造元はハッキリとした記載はありませんがハイセンスの可能性が高いです。
本体の形と付いている機能がほぼ同じなので間違いないでしょう。
RIAIRの特徴
RIAIRは、単一モデルです。
家電メーカーのエアコンは、5種類とか、多いと8種類プラス寒冷地仕様とか、
とにかく種類が多くて選ぶのに迷います。
RIAIRの場合は、RIAIRかRIAIR以外かの2択しかありません。
特徴は、フィルター自動掃除機能無し、イオン機能無し、スマホ連携無しの
シンプルな機能です。
エアコン内部も室外機も凍結させるフリーズクリーンと暖房乾燥でカビや臭いを抑制します。
この機能は、ハイセンスのエアコンにもついている内部クリーン機能です。
熱交換器や室外機の目詰まりをおさえることで節電にも効果があるとしています。
ちなみに、日立のエアコン白くまくんの凍結洗浄とも似ていますが、
これはハイセンスが日本でエアコンを販売するもっと前から
日立とはエアコンで合弁企業を作っているためです。
ルーバーは上下左右オートスイング、
リモコンは0.5℃刻みの温度調整、液晶バックライトもついています。
フィルターには活性炭がついていて、有害物質を除去。
撥水機能で水洗いした後もすぐに乾いてくれます。
保証は無料の6年保証が最初からついています。
さらに、14畳用以上のモデルには換気機能も搭載。
窓を空けなくても屋外の空気を取り込んで換気してくれます。
悪い評判も
フリーズクリーンの時の音がけっこうするそうですので、
寝る前に作動させるとうるさく感じてしまうかもしれません。
ただ、これは他のメーカーさんの内部クリーン機能でもある程度は言えることでもあります。
フリーズクリーン機能は、ワンボタンで動かせますので、
気になるようならお出かけ前など、部屋から出るタイミングで行うと良いでしょう。
他社エアコンとの比較
ラインナップ
特徴のある機能はおさえましたので、あとは能力と省エネ性能ですね。
2023年のRIAIRのラインナップは全部で5つです。
電源は、10畳用までが100V、14畳用以上が200Vですね。
ハイセンスとの比較
まず製造元が同じと思われるハイセンスのエアコンと比べてみます。
6畳用では、さすがに冷房能力も暖房能力も消費電力も全く同じ数字で
どちらのエアコンかわからないぐらいです。
14畳用になると、ハイセンスの方には換気機能がついていません。
でも能力と消費電力はほぼ同じ数字です。
ハイセンスのエアコンにはWi-Fi機能付きのモデルもあって、
こちらの14畳用とは誤差もなく全く同じ数字になっています。
電源が200Vのモデルはこちらが元になっているようですね。
日立 白くまくんとの比較
次に、似たような機能がある日立エアコン白くまくんと比べてみます。
まず6畳用の一番下位モデルとの比較では、
RIAIRの方が冷房能力の最大値が少し高く、消費電力が少し少ないです。
ただ、通年エネルギー消費効率(APF)は5.8で同じ、期間消費電力量も1ケタ違いです。
省エネ性能に差が出る最上位モデルとの比較では、
能力の最大値でも消費電力でもかなりの差が出ています。
電源が200Vの14畳用での一番下位モデルとの比較では、
能力の最大値にはほとんど差がありませんが、消費電力はRIAIRの方が少なく、
通年エネルギー消費効率(APF)も期間消費電力量もRIAIRの方が優秀です。
14畳用での最上位モデルとの比較では、
能力値でも消費電力でもやっぱりかなりの差が出ます。
比較の結果
単一モデルのRIAIRは、他のメーカーでは
ベーシックモデルやスタンダードモデルなどの下位モデルと同じような性能でした。
残念ながら、最初にお話した
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/2022/01/pose_kiri_man.png)
フィルター自動掃除機能はいらないから省エネ性能だけ上げて欲しい
という要望にかなうものではなかったようです。
ちなみに、比較が6畳用と14畳だった理由についてはこちらの記事を後で見てくださいね。
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/2023/04/a8130a23493636948db5b3011e8b5f71-160x90.jpg)
RIAIRはおすすめかどうか
一言で言わせてもらうと 十分選択肢に入るモデル と言えると思います。
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/2023/06/1c4a4db7f8d2c2b20d2a9f95645c74f6-160x90.jpg)
上の記事では、メーカーごとの機能とグレード(省エネ性能)がポイントだ
とお話させてもらっています。
RIAIRの場合は単一モデルでグレードは選べませんが、
フリーズクリーンや換気機能などの特徴ある機能がありますので、
そこが欲しいと思った場合は十分アリですね。
フィルター自動掃除機能は無しで、省エネ性能も高くはありませんので、
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/2022/03/megane_hikaru_woman.png)
2週間に1回ぐらいのフィルター掃除はするから、
とにかく安くエアコンを買いたい
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/2022/03/man01_laugh.png)
エアコンをつけている時間は短め
という場合におすすめです。
それと店頭や公式ページでは、今使っているエアコンの下取りと合わせてセール
もあるようですのでチェックしてみてください。(案件ではありません)
おまけ
今回は これが正解⁉ヤマダオリジナル エアコン RIAIR でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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今回の音声配信 →(stand.fm)
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