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【スポットクーラー】2023年 おすすめ5選 工事不要ですぐ使える

エアコン・空気

今回は、家電量販店歴10だった まさとパパが

スポットクーラーについてお話していきます。

冷風扇との違い

ここ何年かで需要が高まってきているスポットクーラーは、参入するメーカーさんも増えています。

でも同じクーラーと分類されりことがある物でも、

スポットクーラー冷風扇では仕組みが全く違います。

冷風扇は、水で湿らせたフィルターに風を当てて、

その気化熱周りより少し低い温度の風にするというものです。

タンクに水を入れますので、その水を冷やしておいたり、

凍らせた保冷剤を使ったり、を使ったりすれば、そこそこ周りより涼しい風が出ます。

中にはミスト機能があって、タンクの水をミストにして出してくれるものもあります。

でもこの仕組みには決定的な欠点があります。

水を蒸発させるので、湿度が上がってしまうんです。

パソコンやTVなどの近くで使うことはオススメできません。

それと、湿度が上がると体感温度も上がってしまいます。

部屋を締め切らないで使うか、広い場所や屋外で使う以外は、

冷風扇と呼ばれるこの仕組みのものはオススメしません。

窓用エアコンとの違い

冷房専用の物と、暖房機能も付いている物があるのは、スポットクーラーと同じです。

しかも実は、スポットクーラーも、窓用エアコンも、

コンプレッサー式の除湿機仕組みは同じなんです。

スポットクーラーや窓用エアコンにも除湿機能はありますし、

除湿機の中にも冷風を出せるがありますので、どちらに特化してるかだけなんですね。

除湿機はタンクを取り外しして水を捨てますが、

スポットクーラーや窓用エアコンの場合は、ノンドレン方式というものがほとんどです。

本体内部で発生した水を熱で蒸発させて、

冷風が出るのとは違う方の排気口から熱い空気といっしょに外に出します。

基本的に排水は不要です。

除湿機については、後でコチラの記事も見てくださいね。

【除湿機】失敗しない選び方とおすすめ+1
おすすめ除湿機

スポットクーラーと窓用エアコンとの大きな違いは、動かせるか動かせないかです。

窓用エアコンは窓に直接取り付けますので、熱い空気をそのまま外に出せて効率がいいです。

除湿機能を使った時や、

冷風を出す時に少しずつは出てしまうドレン水外にそのまま排水できます。

ただ、スポットクーラーも窓用エアコンも、

通常のエアコンの室内機と室外機が一体型になったような物になりますので、

振動があったり、がうるさかったり、熱い風が出たりします。

窓の場所によっては近所迷惑になってしまうので取り付けしにくいという場合もあります。

取り付けは窓にパネルをハメて乗せるだけでカンタンなんですが、

重さはだいたい20kg以上はありますので、1人で取り付けるのはちょっとしんどいかも知れません。

それと、使う時には窓が完全には閉まらなくなりますので、

防犯上、ウィンドロックなどを使って外から開けられないようにする必要があります。

窓用エアコンを使わない時は、窓を完全に閉めることもできますが、

その場合は窓を開けるのを忘れて使ってしまうと、

熱で窓が割れてしまうこともあるようですので気を付けないといけません。

スポットクーラーの特徴

メーカーさんによっては、

スポットエアコン・移動式エアコン・ポータブルクーラー・冷風機 など、呼び方が違います。

メリット2つデメリット3つに分けてお話します。

メリット

ちゃんとした冷風が出る

ちょっと冷たい風を出す代わりに湿度を上げてしまう冷風扇とは違って、

エアコンと同じ仕組みちゃんとした冷房運転をしてくれます。

家庭用のスポットクーラーは冷房能力が2.0kwから2.5kwぐらいの物が多いので、

エアコンにすると6畳用~8畳用ぐらいの強さになります。

すぐ使える

賃貸住宅で条件が合わないとか、2階や3階の部屋工事ができないとか、

工事ができたとしても工事費用がかなりかかるとか、

引っ越しが決まっているので今から新しいエアコンは付けたくないとか、

そういった場合でも取り付け工事不要ですぐに使えるのはいいですね。

もちろん移動させてスポットも使えます。

暑いガレージなどでの作業や、エアコンの風が届かないキッチンでの料理や、

電源が取れるなら真夏のテントなどでも重宝します。

 

デメリット

排熱処理

後ろから熱い空気が出ますので、ダクトを使って部屋や窓の外まで出すことになります。

工事不要とは言いながら、やっぱり窓にパネルを取り付けたりする作業は必要です。

もちろん20kg前後ある本体を持ち上げたりする必要は無いので、

窓用エアコンよりは楽な作業で済みます。

 

窓用パネルは、だいたいのモデルに付属しています。

付属のパネルでは高さが足りないような窓の場合は、別売りのパネルも売っています。

最近は需要が高まっていますので、

熱くなってしまう排熱ダクトのカバーや、すべり出し窓用排熱シートも売ってたりします。

あと、排熱用のパネルを付ける窓のカギが使えませんので、

パネルを付ける窓の場所によっては、防犯上、ウインドロックを付けた方がいいです。

排水処理

さっきもお話したように、スポットクーラーは内部で出た水を蒸発させる

ノンドレン方式の物がほとんどですので、基本的には排水は不要です。

ただし、湿度が高い場所で連続で使ったり、除湿機能を使ったりすると、

やっぱり本体内部に水が溜まります。

水がいっぱいになると、運転が止まったり送風のみの運転になってしまったりするので、

水を捨てる必要があるんですね。

 

でも基本的には排水タンクは取り外しできませんので、

本体下の排水キャップを開けて水を出します。

開けた瞬間水がダーっと流れてくるので、

受け皿になるものを用意するか、お風呂場で開けないといけません。

バケツに入れようと思ったら持ち上げないといけませんからかなりタイヘンです。

一応、連続排水をするためのホースの差し込み口も別にありますし、

排水用のホースもだいたいは付属していますので、除湿機能を使う時などにはコチラを使います。

ただし、バケツなどに排水する場合は、

いっぱいになっても止まってくれませんのであふれないように注意が必要です。

スポットクーラーはエアコンの室内機と室外機が一体型になったものですので、

がけっこうします。

コンプレッサーが動いていると風量が多くても少なくても風の音以外に

古い冷蔵庫のような音が常にしますので、

寝る時に使ったりすると、気になる方は気になるかも知れません。

2023年 おすすめスポットクーラー5選

ナカトミ MAC-20

スポットクーラーの定番です。

ナカトミさんは業務用スポットクーラーでも有名です。

 

16℃~32℃温度設定が可能。

冷風・除湿・送風3つの機能があります。

排熱ダクトは約30㎝~1.2mまで伸縮可能。

窓用パネルも付属しています。

ノンドレン方式なので基本的には面倒な水捨ての必要がありません。

便利なリモコン付き

風向きの調整は手動になります。

消費電力は750W~770W、冷房能力は2.0kW~2.3kW、適応畳数は6畳~8畳です。

色が少し違うamazon限定モデルもあります。

アイリスオーヤマ IPA-2222G

基本的にできることは先ほどのMAC-20とほとんど同じです。

消費電力は755W~870W、冷房能力は2.0kW~2.2kW、適応畳数は4.5畳~7畳です。

アイリスオーヤマさんは他にもラインナップがあって、

適応畳数が5畳~12畳まで、除湿機能を控えめにしたスタイリッシュモデルや、

暖房機能があるものまで、広さと目的に応じて選んでいただけます。

 

ハイセンスHPAC-22F

TV冷蔵庫のイメージが強いハイセンスさんですが、実は日本国内向けに

エアコン出していますし、スポットクーラーも2年前から出しています。

今年発売の3世代目HPAC-22Fです。

消費電力は620W~720W、冷房能力は2.0kW~2.2kW

適応畳数は2022年モデルにしか記載がありませんが4.5畳~7畳です。

値段が下がっていますので在庫があるようなら2022年モデルHPAC-22Eもオススメです。

アイリスオーヤマICA-0301G

こちらは2023年4月に新発売小型化されたコンパクトクーラーです。

 

限られたスペースでも使用できるように、排気口を本体上部に配置。

キャスターと取手が付いていて移動がスムーズにできます。

排気ダクトも付属していますので、排気の向きを変更できます。

排水はタンクがあって前から出します。

ただ、消費電力が160W~190Wですので、部屋の冷房に使うというよりは

キッチン脱衣所などの限られたスペースで使うことが想定されています。

重さは12.5kgで他のスポットクーラーより10kgぐらい軽いです。

YAMAZENYEC-RD03

こちらも2023年4月に発売のテーブルにも置けるコンパクトクーラーです。

コンパクトですがちゃんとした冷風が出ます。

もちろん後ろから熱が出ますので、排熱用ダクトも付属しています。

そして、排水タンクあります。

消費電力が90Wとかなり小さいので、使える範囲は限定的ですが、

コンパクトですのでいろんな場所で活躍が期待できます。

重さは5.3kgで紹介した中でも一番軽いです。

おまけ

今回は 今年は小型化! スポットクーラー おすすめ5選 でした。

 

これからも、

知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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