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【除湿機】失敗しない選び方とおすすめ+1

エアコン・空気

今回は、家電量販店歴10だった まさとパパが

除湿機の種類と選び方についてお話していきます。

湿度と体感温度

一般的に人が快適に過ごせる室内の温度は、

夏であれば25℃〜28℃ぐらいだと言われています。

環境省のクールビズでも、適正な室温の目安を28℃としていますね。

でも人が感じる体感温度は、室温だけではなく、湿度によってもかなり変わります。

しかも、これは男女差個人差がけっこうあります。

同じ室温設定でも、湿度が低いと寒いと感じる人もいれば、

湿度が高いと熱中症の危険も高まってしまうこともあります。

除湿機とエアコンを上手く使って、快適で安全に過ごしたいですね。

 

また、最近はベランダが無い新築の戸建てが増えているそうです。

建築費やメンテナンス費用、防犯対策などが理由ですが、ドラム式洗濯機の利用や

部屋干しの方が移動距離が少ないというのも理由になっているようです。

年中部屋干しをするなら衣類乾燥機能がついた除湿機が活躍しますね。

価格.comさんでも除湿機の上位は、ほぼ衣類乾燥機能が付いています。

除湿機の種類

除湿方式の種類は大きく3つあります。

コンプレッサー式

これはエアコンの除湿機能と同じ方法で、湿った空気を冷やして除湿をします。

周りの温度が高いほどたくさん結露が付いて除湿性能が高くなる性質がありますので

夏に向いている除湿方式です。

逆に周りの温度が低い冬などは除湿性能が落ちてしまいます。

 

コンプレッサー式は大きく重く音も大きめになりますが、電気代は安いです。

採用しているメーカーさんも多くて、発売されている種類も一番多いです。

消費電力は鉄筋18畳まで対応のモデル190W前後、電気代は1時間に6円弱ぐらいかかります。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

デシカント式

猫砂にも使われるゼオライトという乾燥剤に空気中の水分を吸着させて除湿をします。

吸着した水をヒーターで温めて気化させた後、再び冷やして水滴にしてタンクに溜めます。

ヒーターを使いますので、気温に左右されずに1年中安定した除湿ができます。

 

コンプレッサー式より、小さく軽く静かです。

ただし、ヒーターを使うと室温が上がりますので夏向きではありませんし、

発売されている種類も少ないです。

消費電力は鉄筋14畳まで対応モデル標準モードで290W、速乾モードで465Wです。

電気代は1時間に約9円~約14.5円ぐらいかかります。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

ハイブリッド式

コンプレッサー式とデシカント式の両方の良いとこ取りをした方式になっていて、

夏は主にコンプレッサー式、気温が低い冬はデシカント式を多く使うように

自動的に調節してくれます。

1年を通して安定した除湿ができますので、年中部屋干しをする方におすすめです。

ただし、両方の機能があるということで、本体は大きく重くなりますし、値段も高めになります。

(ハイブリッド式は元々、Panasonicさんのみが採用していましたが

 2021年からSHARPさんも採用するようになりました。)

 

消費電力は鉄筋15畳~16畳まで対応モデル

標準モードで170W~185W、速乾モードで535W~555Wです。

電気代は1時間に約5円~約17円ぐらいの幅でかかります。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

夏はコンプレッサー式、冬はデシカント式と同じぐらいの電気代ですね。

ペルチェ式

除湿方式にはもう1つ、小型向けペルチェ式があります。

小型冷蔵庫などにも利用されているペルチェ素子というものを使う方式で、

特徴は、音や振動が少なくてコンパクトなことです。

もちろんその分、除湿能力も低くなりますが、消費電力も少なくて済みます。

ただし、コンプレッサー式と同じで周りの温度が低い冬などは除湿性能が落ちます。

部屋全体を除湿するというよりは、クローゼット靴箱浴室など

狭いスペースの湿気やカビ対策をしたい人におすすめです。

まさとパパも夏はずっと使っています。

大手メーカーさんからの発売はまだありませんが、選べるモデルもいくつかあります。

【1000ml&大容量&PSE認証済】除湿機 強力除湿 ペルチェ式 コンパクト 満水停止機能付き 6-12畳対応 梅雨対策 カビ防止 部屋干し お風呂場/トイレ/オフィス/脱衣所対応 静音作業 持ち運びやすい 省エネ Afloia
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除湿機の選び方

除湿能力

これは定格除湿能力 という名前で1日で何Lの水分を取り除くことができるか表されています。

ペルチェ式だとだいたいは1L未満で、

その他の方式であれば小さい物で2Lぐらいから、大きい物だと15L以上の物もあります。

定格除湿能力が大きいと適用畳数も広くなります。

 

洗濯物は早く乾かした方が臭いの原因になる菌が減るそうですので

部屋干しで使う場合には、目安よりも除湿能力が大きいほうがオススメです。

タンク容量

排水タンクが満タンになると運転が止まってしまいますので、

タンクの容量が大きければそれだけ長い時間連続で使えて水を捨てる回数が少なくて済みます。

ただし水が入ると重いので、持ち運びしやすいか、

水を捨てる場所までの距離なども考えておきましょう。

またタンクの形も重要です。

常に水がある状態ですのでこまめに洗わないとヌメリやカビの原因にもなります。

洗いやすいかどうかも確認しておきましょう。

メンテナンス

先ほどのタンクの洗いやすさもそうですが、

必要なメンテナンスの頻度も選び方のポイントです。

除湿器は加湿器と同じで空気清浄機と一体型になっているものもありますから、

半年程度でフィルターの交換が必要になるものもあります。

またSHARPさんのプラズマクラスターイオン発生ユニットのように

約2年で交換が必要になる部品もあります。

フィルターが詰まってくると空気を吸い込む性能も落ちますし、電気代もかかるようになります。

お手入れや交換がどの程度必要なのか、買う前に確認しましょう。

その他機能

機能としては、

除菌・消臭ができるイオン発生機能

機械の中に残った湿気を取り除く内部乾燥機能

衣類乾燥のためのワイド送風などの送風機能

湿度を検知して自動でストップする機能オフタイマー

ホースを取り付けてお風呂場などに排水できる連続排水機能

後ろからは熱い風が出てしまいますが冷風を出せる機能などがあります。

欲しい機能がついているものを選びましょう。

お得な買い方

除湿機の2022年モデルは3月~4月に発売されているものがほとんどで、

Panasonicさんは5/10頃に発売しています。

家電が安く買えるのは新モデルが出る前後の旧モデルですので、

今からなら2022年モデルの在庫があればお得に買うことができます。

また、除湿機はネットでの購入なら

比較的旧モデルが残っていることが多い家電でもあります。

+1のおすすめ

これは厳密には除湿機ではなく、何度も使い回せる除湿剤です。

セット販売されているスタンドから熱風を送ることで、

除湿剤が何度でも復活して使えるようになります。

除湿剤の乾燥状態は除湿ボトルの上から色の変化で確認できます。

1回約1.5円半永久的に繰り返し使えます。

除湿に使う時はコードレスで使えますので、

約3畳までならコンセントが無い場所でも大丈夫です。

スタンドで乾燥中以外は音が気になることもありませんし、ゴミも出しません

この何度も使い回せる除湿剤は、

まさとパパが使っているコードレスサーキュレーターのYoitasさんの商品です。

値段は、除湿剤とスタンドがセットで6,000円前後。

除湿ボトルだけで追加購入もできます。

電気代と使い方

電気代については、エアコンの冷房がだいたい1時間に20円~25円前後だとすると

除湿機は1時間に6円~高くて17円ぐらいまでですので安いのは間違いないです。

 

ただし、除湿機は湿度は下げられても室温は下げられません。

しかも除湿方式によっては室温が上がってしまうこともあります。

冷房をつけると除湿効果がありますので、

室温が28℃以上あるならエアコンで温度と湿度の両方を下げるようにした方がいいです。

室温が27℃以下で、湿度が高い場合

除湿機を使って除湿する方が電気代を安く快適にすることができます。

梅雨の気温が上がってない時期や秋になってきたら冷房じゃなくて除湿機ですね。

暑くて湿度も高いからといって、

エアコンと除湿機を同時に使うのはあまりおすすめではありません。

湿度が下がるのは早くなりますが、電気代がダブルでかかってしまうからです。

同時に使うなら節電効果も期待できるサーキュレーターにしておくのがおすすめですよ。

年中快適で節電【サーキュレーター】使い方とおすすめ、扇風機とのちがい
サーキュレーターを使って年中快適に過ごしましょう。

おまけ

今回は 28℃でも涼しい?電気代安い?除湿機おすすめ+1 でした。

 

これからも、

知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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