どーも、こんにちは、もしくはこんばんは。まさとパパです。
はい、今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
充電池 についてお話します。
みなさん、 乾電池 って使っていますか?
最近はカメラやゲーム機などでも
バッテリー内蔵が当たり前で
直接充電できますので、乾電池 を使う機会はどんどん減ってきましたよね。
とはいえ、TVやエアコンのリモコンや、ワイヤレスマウス、時計や、体重計などは
まだまだ電池が必要です。
懐中電灯など、
非常用にも電池は備えておいた方が絶対にいいですよね。
でも乾電池は必要な時に限って使いたいサイズの物が無かったり、
あんまり買い置きしておいたら使用推奨期限っていうものがありますし、
自然放電で減った容量は戻らないです。
かと言って、充電池は充電してスグに使わないと自然放電でどんどん容量が減っていくし、
メモリー効果(後述します)で継ぎ足し充電すると途中で電圧が下がってしまう
とかいう話も聞きます。
今回の記事で最近の充電池の性能がどうなっているのかを知っていただいて、
これからもまだ使っていくであろう電池のコスパを上げていきましょう。
3つに分けてお話していきます。
までお話しますので
台風が来る前とか、
災害が起こってから電池を買いに行って苦労したことがある。
という方や
懐中電灯もそうやけど、スマホの充電が一番心配。
という方にもオススメの内容となっています。
他にもこのブログでは知らないことで損しないための知識を
守りの知識 としてたくさん紹介していきます。
充電池のメリット
メリットについては3つ、あります。
コストパフォーマンス
まず何といっても繰り返し使えるのが充電池ですから、
1回購入してしまえば何度も充電して使えます。
通常の1回使い切りの乾電池のことを一次電池、
繰り返し使える充電池のことを二次電池、と言ったりします。
その繰り返し充電の可能回数は、
2019年のJIS規格の改正で
表記の仕方は変わりましたが
電池容量によって150回から1200回です。
以前の規格だと、2000回とか4000回とかいう表記のされ方もしていましたが
電池自体の性能が悪くなったわけではありません。
あくまで表記の仕方が変わっただけ、だそうです。
世界一長持ちする単3乾電池としてギネス認定されているエボルタNEOでも
30本入りだと1本100円未満、4本入りでも1本150円未満ですが、
もちろん充電池が150回とか1200回充電できるからと言って
値段が150倍もするわけではありません。
Panasonicさんの大容量タイプでも4本で2,000円前後、1本500円程度です。
コスパいいですよね。
保存性
実は最近の充電池は、
最初に言ったような自然放電でどんどん容量が減っていくということはなく、
保管の環境にもよりますが、満充電して保管しておけば
約1年間はそのまま保管できて、充電せずにすぐに使用できます。
なので、乾電池のように5年や10年で使い物にならないぐらい
容量が減ってしまうということはなく、
1年に1回程度の充電でいつでも使える状態を保っておくことができます。
ある程度の数を持っておけば電池を買いに行くメンドウが無くなりますね。
また、これもさっきお話したメモリー効果ですが、
最近の充電池ではほとんど気にしなくて良くなっています。
メモリー効果というのは、容量がある程度残った状態での充電を繰り返すと
途中で電圧が下がってしまって、
持ちが悪くなるというものなんですが、
最近は中途半端に充電容量が残っていても気にせず継ぎ足し充電ができます。
エコロジー
充電池を使えば電池を捨てる回数が圧倒的に減りますので
エコにつながりますよね。
ちなみに、乾電池はそのまま捨てることができませんので、
お住まいの自治体の指示にしたがって捨てないといけません。
また、ボタン電池は家電量販店やホームセンターの回収缶に
充電池も充電池式電池リサイクルBOXに捨ててください。
そしてこれは必ず守って欲しいことなんですが、
電池を捨てる時はどんな電池でも、端子部分にテープを貼って、
電流が流れない絶縁状態にしてから捨てるようにしてください。
使うテープは、セロテープでもビニールテープでもガムテープでもいいそうです。
端子がむき出しになっていると、発火する恐れがあります。
実際に大きな火災にもなっていますから、
使い終わった電池には必ずテープを貼るようにしましょう。
充電池のデメリット
デメリットについては1つだけです。
それは、初期費用がかかることです。
充電池には当然のことながら専用の充電器が必要ですので、
電池単体だけで買ってきても充電はできません。
一番初めは電池と充電器がセットになったモデルを買うのがオススメです。
お値段は電池4本セットで3,000円前後からとなっています。
ただ、デメリットとは言っても10回も繰り返し使わないうちに
十分に元が取れる計算にはなります。
充電池の種類
単3や単4などの乾電池タイプの充電池はざっくり3つの種類があります。
ニカド電池
1つは冒頭でお話した、
充電してスグに使わないと自然放電でどんどん容量が減っていくし、
メモリー効果で継ぎ足し充電すると途中で電圧が下がってしまう
という特徴をもつ ニカド充電池 です。
ニッケルカドミウム電池、ニッカド電池とも言われます。
お値段としてはかなり安いんですが、最近はほとんど使われていません。
ニッケル水素充電池
2つ目は、今一番主流の ニッケル水素充電池 です。
こちらも旧三洋電機がeneloopを開発するまでは、
ニカド充電池と大差が無かったんですが eneloop の登場で一気に進化しました。
自然放電の抑制で1年後でも90%の残存容量を維持。
メモリー効果による電圧降下の影響がほとんどない。
充電可能回数が2,000回以上。
で、旧三洋電機がPanasonicさんに吸収合併された今でも
eneloopの名前はブランドとして残っています。
リチウムイオン電池
3つ目は、リチウムイオン電池 です。
リチウムイオン電池は、
大容量・大電流で充電も早く小型化もされていますから
携帯電話、ノートパソコン、デジタルカメラなどで一気に普及が進みました。
ただ、単3や単4などの乾電池タイプの充電池は、
あるにはあるんですが、それほど普及されていません。
お値段はだいぶ下がってきてはいるんですが、
まだ使えない機器があったりして使用条件が限られてしまうんですね。
リチウムイオン電池は将来的には乾電池タイプでも普及する可能性はありますが
今のところはまだ積極的にオススメできるとは言いにくいです。
オススメの充電池と最新充電器
ここまでお話したように、現時点でのオススメは、
一番普及が進んでいる ニッケル水素充電池 です。
色々なメーカーさんから発売はされているんですが、
基本的には充電器と充電池は同一シリーズで統一した方がいいです。
違うメーカーでも充電できないことはないんですが、
安全性と製品保証の面でオススメできませんし、
メーカーさんも同じシリーズを推奨しています。
ということで、乾電池タイプの充電池は
種類が豊富でどこでも買えるPanasonicさんをオススメします。
旧三洋電機のeneloopブランドと統合して、今は4種類のラインナップになっています。
・電池容量が2,500mAh(ミリアンペアアワー)と最大のエネループハイエンドモデル。
・電池容量1,900mAhで繰り返し充電可能回数が600回と多いエネループスタンダードモデル。
・繰り返し充電回数は500回になりますが、
電池容量が1,950mAhの充電式エボルタスタンダードモデル。
・以前のeneloop liteを統合した、
電池容量1,000mAhで繰り返し充電回数が1,200回の充電式エボルタお手軽モデル。
の4つです。
eneloop と エボルタ で名前は2つありますが、充電器は同じように使えます。
最新充電器
充電器もラインナップが豊富です。
単1まで充電できる特殊なものを1つ入れて、9種類あります。
同時に充電できるのが2本か4本か8本のモデル、
スタンダードモデル2本を最大1時間半で充電できる急速充電に対応したモデル、
USB入力充電ができるモデル、
USB入出力ができるモデル、と、そこに更に急速充電が付いたモデル、です。
USB入力充電ができるモデルは、USBからの充電に絞り込んだことで、
軽量・コンパクトを実現して、旅行・出張など持ち運びの使用に便利です。
USB入出力ができるモデルは、USB経由で充電池に充電できるのはもちろん、
モバイルバッテリーとしてスマホの充電にも使えます。
しかも種類が違う「充電池」と「乾電池」でも大丈夫ですので、
災害時などには、身近にある機器から取り出した単3形乾電池でも充電ができます。
また、USB入出力ができるモデルは、もしもの時の明かりでLEDライトとしても使えます。
スペーサー
単3電池ばっかり持ってても、災害時に必要な大きな懐中電灯やラジオは
単2や単1の電池が必要ですよね。
そんな時のためにはスペーサーを用意しておきましょう。
これを使えば単3電池を単2や単1として使えます。
今回紹介したオススメは
まさとパパの楽天ROOMにも載っていますよ。
エンディング
以上、備えてますか?充電池 eneloop でした。
乾電池から携帯を充電できるものはガラケー時代からあったんですが、
まさとパパは一度、それで携帯が壊れてしまったことがあったので
基本的にはあんまりオススメではありません。
でも、Panasonicさんの急速充電が付いた方のタイプには
バラツキを補正して、出力をコントロールする機能があるようですので
昔のように携帯が壊れるということも無くなっているようです。
何より災害時にはそんなことは言ってられませんから、
とにかくまずは備えとして充電池を用意しておくというのはいかがでしょうか。
もちろん普段使いとしても乾電池を止めて充電池にするのがオススメです。
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良かったら見にいってみてください。
では今回は以上です。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。