今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
30Lではなく、26Lのオーブンレンジ についてお話していきます。
なぜ今26Lクラスが売れているのか
最近、価格.comで電子レンジ・オーブンレンジを検索していると、
上位に26Lクラスのオーブンレンジがかなり入っていることに気付きます。
実際に家電量販店で聞いてみても、26Lクラスのオーブンレンジは
若い方からファミリー層まで幅広く売れているそうです。
オーブンレンジは「買って後悔した家電ランキング」で常に上位にあります。
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/2022/01/shinpai_woman.png)
買う時は使うつもりやったけど、結局ほとんどの機能は使ってない
という情報を元に、
使える機能とコスパを考えて26Lクラスを選ぶ方が多くなっていると思われます。
各メーカーのフラッグシップモデルがそろう30Lクラスのオーブンレンジでは、
値下がりしても10万円を超えているモデルが普通にありますが、
26Lクラスは、今なら5万円までで買えるモデルが多いです。
少子化や核家族化で家族の人数も少なくなっていますし、
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/2022/01/shinpai_man.png)
大きなオーブンレンジは置くスペースも必要になって邪魔になる
ということも大きな要因になっているでしょう。
オーブンレンジの機能
加熱方式
レンジ機能
マイクロ波を食品にあてて、食品の水分を振動させることで発熱させます。
冷めたごはんやお弁当のあたため、冷凍した食品の解凍などに使われます。
温めだけの単機能レンジにはこの機能だけしかありません。
オーブン機能
庫内全体を一定の温度まで上げて、食品全体を包み込むようにしてじっくり焼きます。
全体を均一に焼き上げたい調理に向いています。
パンやピザなどを焼いたり、グラタンなどに使われます。
グリル機能
ヒーターからの熱を直接食品にあてて加熱します。
食品の表面をしっかり焼き上げる調理に向いています。
チキンの表面をパリパリに焼き上げたり、魚を焼いたりするのに使われます。
スチーム機能
オーブンレンジの中でもこの機能があるものを、スチームオーブンレンジと呼びます。
水を加熱して発生させた水蒸気で食品を蒸します。
あたためにも蒸し物にも向いています。
スチーム機能のみで加熱する以外にも、レンジ機能やオーブン機能と組み合わせることもできます。
また、水蒸気にするための水は、
タンクに給水するタンク式の他に、角皿に水を注ぐだけの角皿式や、
付属の専用カップに水を入れるだけの簡易なものもあります。
中華まんのあたためや、蒸し物に使われます。
スチーム機能には、水蒸気をさらに加熱して100℃以上の過熱水蒸気にして、
塩分や油分を流しだすヘルシーな調理ができるものもあります。
ただ、26Lクラスのオーブンレンジでは過熱水蒸気の機能はほとんどありません。
センサーによる違い
センサーは主に自動調理にかかわってきますので、
ここが優秀でないと焼きムラや温めムラができてしまいます。
センサーには4つの種類があります。
ざっくりと値段が安い順に、
重量センサー・湿度センサー・温度センサー・赤外線センサーとなっています。
この中では、赤外線センサーが食品の表面温度を測定できて優秀です。
各メーカーの上位モデルには必ずこの赤外線センサーが搭載されています。
オーブンレンジの選び方
庫内容量と本体サイズ
庫内容量については、
目安というものが一応ありますが、あまり気にしなくてもいいでしょう。
お弁当のあたためや使いたい調理で、よく使うサイズのものが入れば大丈夫です。
本体サイズについては、置き場所が本体の大きさプラス左右に数㎝~10㎝、
奥にも数㎝~10cm、上にも10㎝程度のスペースが必要な場合が多いです。
中には左右や背面をピッタリ設置して良いモデルもあります。
置きたい場所のサイズを測っておいて、
扉を開いた時のスペースも考えて置けるかどうかを確認しましょう。
欲しい機能
あたためだけなら単機能レンジ、
オーブン機能やグリル機能で調理するならオーブンレンジ、
100℃以上の過熱水蒸気を使ってヘルシーな調理がしたいならスチームオーブンレンジ、ですね。
他にも、
ターンテーブルか庫内フラットか。
2種類以上の料理を同時に作れる2段調理機能。
油で揚げずに調理できるノンフライ機能。
高温で庫内の匂いの元を焼き切る脱臭機能。
スチームで汚れを浮き上がらせて掃除を簡単にする機能。
スマホで調理メニューを増やせる機能などもあります。
自分の欲しい機能がついているかどうかで決めましょう。
26Lクラスのオーブンレンジのおすすめ
PanasonicNE-MS4A
庫内容量26L、最大レンジ出力は1000W、オーブン最高温度は250℃です。
ワンボウルでできるなど、メニューが充実しています。
スチーム機能はありません。
Panasonicさんのオーブンレンジビストロ は全てメーカー指定価格ですが、
このモデルはそうではありません。
2022年11月の発売で値段もしっかり下がっています。
6月末時点での価格.comで電子レンジ・オーブンレンジのランキング1位でした。
東芝 石窯ドーム ER-XD70
庫内容量26L、最大レンジ出力は1000W、オーブン最高温度は250℃です。
先ほどのNE-MS4Aには無い、ノンフライ調理機能と角皿式スチーム機能があります。
2022年9月の発売で、2023年8月には後継モデルの発売が決まっています。
象印EVERINO
庫内容量26L、最大レンジ出力は1000W、オーブン最高温度は250℃です。
時短で芯まで調理ができるレジグリ、
食材を庫内で浮かせて調理するうきレジ、
揚げ物をまるで揚げたてのようなおいしさに仕上げるサクレジ、
の象印さん独自の機能が魅力です。
EVERINOについては別の記事で詳しくお話していますので、良かったら後で見にいってください。
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/2022/09/61a0f7e1091e5879c00c41c627eb804b-160x90.jpg)
2022年9月の発売で、値段も順調に下がっています。
SHARP PLAINLYRE-WF263
庫内容量26L、最大レンジ出力は1000W、オーブン最高温度は250℃です。
26Lクラスですが、2段熱風コンベクションを搭載していて、ノンフライ調理も可能です。
スチーム機能もありますが
専用カップに水を入れるだけのカップ式ですので効果はそれほど大きくはありません。
2022年6月の発売で、後継モデルは2023年6月に発売済みです。
BALMUDA The Range K09A
庫内容量20L、最大レンジ出力は800W、オーブン最高温度は250℃です。
他に紹介しているモデルより庫内容量も小さく、レンジの出力も弱くなりますが、
基本的な性能は備えています。
操作はシンプルでいいですが、スチーム機能やトーストを焼く機能はありません。
ただ、見た目も性能ということで、若い方を中心に人気があるモデルです。
2017年に発売のK04Aの後継モデルとして2023年6月に発売されたばかりです。
旧モデルは庫内容量18Lでしたが少しサイズアップしています。
30Lクラスについてはコチラの記事を見てくださいね。
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/4572aa14f6d33c31ac910ee7baef7650.jpg)
おまけ
今回は 26Lが売れ筋⁉オーブンレンジおすすめ5選 でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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