今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
そろそろ買い時のオーブンレンジ 石窯ドームについてお話していきます。
石窯ドームと他社との違い
オーブンレンジは、
買って後悔した家電の上位にいつもランクインされる買うのが難しい家電の1つです。
メーカーごとの特徴を理解して、できるだけ後悔のない選び方をしたいですね。
東芝石窯ドームの特徴
石窯ドームの特徴は、大きく2つ。
業界最高の350℃の高温オーブンと、業界最小の薄型コンパクト設計です。
他社は最上位モデルでも最高300℃までのオーブン機能ですが、
東芝石窯ドームは、上位2モデルが最高350℃の高火力オーブンです。
(350℃での運転時間は約5分です。)
高火力だと加熱がはやいので、予熱にかかる時間も大幅に短縮できて、
焼いた時の仕上がりが、外はこんがり中はジューシーになります。
またパンを焼いた場合でも、高さが約18%もアップしたりとよくふくらみます。
熱の対流をよくするためのドーム構造は、
そのままお手入れのしやすさにもつながっています。
パンやピザ、クッキーやケーキなどを調理するのに役立つ高火力は
ABCクッキングスタジオからも評価されています。
深さ5㎝もある深皿を使ったメニューで、調理と片付けの手間をはぶくこともできます。
Panasonic ビストロ との違い
ビストロの最大の特徴は、グリル機能にあります。
電子レンジ機能のマイクロ波を吸収して発熱する ヒートグリル皿 で
両面を裏返す手間なくスピーディーに焼き上げることができます。
石窯ドームでは、トーストを焼くのに裏返しが必要で約5分30秒かかりますが
ビストロなら裏返しなしの約4分強で焼くことができます。
深皿メニューの対抗としては、
耐熱ガラス製ボウルを使ったワンボウルメニューがあります。
下ごしらえした材料を入れるだけで、あとはビストロにおまかせで調理ができます。
64眼スピードセンサーが、ふきこぼれやとろみのこびりつきまで抑制してくれますので、
クリームシチューや麻婆豆腐もワンボウルで美味しく仕上げます。
また、石窯ドームは奥行きが業界最小の薄型コンパクト設計ですが、
ビストロは高さ45cmのスペースで置ける業界最小設置スペースです。
石窯ドームとビストロの比較は別の記事でもう少し詳しくお話していますので
よかったら後で見にいってくださいね。
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/2022/04/819ab6a1447a2198bae812737234c92b-160x90.jpg)
SHARP ヘルシオとの違い
ヘルシオは、国内唯一のウォーターオーブンです。
通常のオーブンレンジのスチーム機能では、
水蒸気を更に加熱して100℃以上にした過熱水蒸気と
電子レンジ機能やグリル機能を合わせて調理しますが、
SHARPヘルシオは過熱水蒸気だけで焼くことができるんです。
過熱水蒸気を使った調理は、脱油・減塩の効果がありますし、
ヘルシオの場合は充満した加熱水蒸気で低酸素状態にもなりますので、栄養素も守られます。
ただし、レンジ機能もグリル機能も使わない水で焼く調理には時間がかかります。
トーストは自動メニューでも焼くのに7分~8分かかりますが、
裏面の焼き色を追加する場合は、裏返して追加で焼く必要があります。
そして、これはヘルシオに限らないSHARPさんの特徴ですが、上位モデルはしゃべります。
音声で必要な設定をしてくれたり、献立を提案してくれたり、
有料にはなりますが人気声優さんの声をダウンロードすることもできます。
また、ヘルシオはウォーターオーブンの構造上、置き場所に高さが必要です。
日立ヘルシーシェフとの違い
ヘルシーシェフの特徴は、コスパです。
最上位モデルで並べても他社より値段の安さが光ります。
値段は安くてもレンジ機能の最大出力は1000W、オーブンの最高温度は300℃で
他社と同等の基本能力があります。
レンジ・オーブン・過熱水蒸気・グリルを自動で制御して、
こんがりジューシーに焼く機能も充実。
下ごしらえした材料を入れて加熱するだけの簡単プラボウルメニューもあります。
石窯ドームの最高350℃の高火力オーブンほどの特徴はありませんが、
やりたい調理ができるならヘルシーシェフはコスパがいいです。
現行モデルの種類と買い時
2023年3月現在、石窯ドームの名が付くオーブンレンジは8つあります。
このうち、庫内容量26LのXD75とXD90は
2023年に入ってから発売されましたのでまだまだ買い時ではありません。
XD70、XD80
庫内容量26LのXD70とXD80にも石窯ドームの名前が付いています。
このうちXD70は、角皿式スチームで加熱水蒸気による調理にはなりません。
XD80は、タンク式の過熱水蒸気モデルになります。
庫内の横幅が37.6㎝のワイドな構造です。
レンジの最大出力は1000W、オーブンの最高温度は250℃です。
2022年9月の発売ですので、買い時はGW以降ぐらいからになると思います。
XD100
これ以降は全て庫内容量が30Lでタンク式加熱水蒸気になります。
8つ目赤外線センサーと温度センサーが庫内をワイドに検知して、
分量と食材に合った温度と時間で調理してくれます。
レンジの最大出力は1000W、オーブンの最高温度は250℃です。
2022年7月の発売で、タイミングによってはXD80より安い時もあるようで買い時です。
XD3000
これ以降は2段調理ができるようになります。
また、業界最小の薄型奥行き39.9cmの背面だけでなく左右もピッタリ設置可能です。
レンジの最大出力は1000W、オーブンの最高温度は300℃まで上がります。
先ほど確認したところでは、このXD3000が価格.comさんのオーブンレンジで1位でした。
2022年7月の発売で、ここからは在庫がある限り買い時です。
XD5000
これ以降は石窯ドーム最大の特徴である業界最高350℃の高温オーブン搭載です。
また、このモデル以降で深さ5㎝の深皿を使ったメニューが使えます。
スマートダンパー搭載でハンドルから手を離しても、大きな音を立てずにスッと閉まります。
ねらって赤外線センサーで食品の分量と位置を見分けて、
温度の違う2品でも適温にあたためられるようになります。
2022年6月の発売で、十分に買い時ですので在庫が無くなる前に狙いましょう。
XD7000
石窯ドームの最上位モデルです。
基本性能はXD5000と同じで
レンジの最大出力は1000W、オーブンは業界最高350℃の高温オーブンです。
違いはスマホ連携とカラータッチ液晶です。
スマホでできるのは、レシピの閲覧と送信、栄養成分からの検索や栄養バランスサポート、
スマートスピーカーとの連携などです。
また、カラータッチ液晶は、
スマホの操作に慣れた方なら直感的な操作ができて便利です。
2022年6月の発売で、十分買い時な上に
XD5000との値段差が今なら数千円のことが多いようですので狙い目です。
まさとパパのおすすめオーブンレンジ
2023年3月時点の他社を含むおすすめオーブンレンジです。
石窯ドームなら
まず石窯ドームを選ぶのなら、せっかくなので最高350℃の高火力オーブンが使える
XD5000かXD7000がおすすめです。
数千円の差でスマホ連携とカラータッチ液晶がつくならXD7000の方がいいかもしれません。
庫内容量30Lなら
時短とグリル機能重視のPanasonicビストロNE-BS9A もおすすめです。
最上位モデルではありませんが、スマホ連携とカラータッチ液晶、
あとは、ソフトダンパーと付属のレシピブックと使いこなしガイドが
必要でなければ性能はほぼ同じです。
メーカー指定価格ですが発売時よりは下がっていて、
最上位モデルとは3万円ほど値段差があります。
前のモデルと同じであれば今年はモデルチェンジしないかもしれませんので、
その場合は年末あたりが狙い目になりそうです。
庫内容量26Lなら
大手メーカーさんのグレードが下がるモデルより、
26Lが最上位モデルのメーカーさんがおすすめになってきます。
まさとパパのおすすめは、象印EVERINOです。
食材を庫内で浮かせて調理する 全方位あたためうきレジ や、
揚げ物の温め直しの不満を解消するサクレジ など、個性的な機能が魅力です。
EVERINOは別の記事でも個別に紹介していますので、よかったら見にいってください。
![](https://mastopapa.com/wp-content/uploads/2022/09/61a0f7e1091e5879c00c41c627eb804b-160x90.jpg)
2022年9月の発売で、値段も落ち着いてきていておすすめです。
おまけ
今回は 他とどこが違う?オーブンレンジ石窯ドーム おすすめモデル でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
宣伝
今回の音声配信 →(stand.fm)
まさとパパのYouTube:
まさとパパの各種SNS:
↓ここから買い物していただけるとうれしいです