今回は 自動調理鍋 についてお話します。


かき混ぜ機能付きの自動調理鍋
自動調理鍋は、材料を切って調味料を入れてボタンを押せば、あとはほったらかしで料理ができてしまう調理家電です。

圧力をかけて時短ができるもの、素材の水分だけで無水調理ができるもの、かき混ぜまで自動でやってくれて炒め物ができるものまであります。

特にかき混ぜ機能が付いたモデルは、ここ数年で一気に増えました。

ホットクックでは生成AIに献立の相談ができるようになったり、T-falとアイリスオーヤマからは2万円台から3万円台のかき混ぜ付きが出たりしています。
自動調理鍋の選び方
自動調理鍋の選び方は3つです。
選び方① できる調理の種類
煮込みや無水調理、低温調理は、どの自動調理鍋でもだいたいできます。

差が出るのは、圧力、かき混ぜ、揚げ物の3つです。

圧力
圧力をかけられるモデルは、角煮などの煮込み料理が短い時間で仕上がります。

圧力がないモデルは調理時間そのものは短くなりませんが、火加減を見ていなくていい分、その時間を別のことに使える時短になります。

かき混ぜ
かき混ぜ機能があると、炒め物や、カレーのルウを溶かすところまで自動になります。

ただ、かき混ぜのやり方はメーカーによってかなり違っていて、得意な料理も変わってきます。

揚げ物
揚げ物については、油で揚げる専用のモードがあるのは、アイリスオーヤマのシェフドラムだけです。

Panasonicのオートクッカーは、少ない油で揚げ焼きにするところまでできます。

ホットクックには揚げ物のメニューはありません。
唐揚げなどの揚げ物まで自動でやりたい方は、ここで候補がしぼれますね。
選び方② 容量とサイズ
主流は調理容量2.4Lで、2人から6人分ぐらいです。
2人から4人なら、1.6Lや2Lのモデルでも足ります。

どのメーカーも人数の目安を書いていますので、それを参考にしましょう。
それと、自動調理鍋は重さが4.5kgから8kg以上まであって、毎回出し入れするようなものではありません。

置きっぱなしにする前提で、幅と奥行きに加えて、上から出る蒸気の逃げ場も考えて置き場所を決めておきましょう。

特にお子さんがいる場合は、蒸気に手が届かないように注意が必要です。

選び方③ メニュー数と予約とお手入れ
メニュー数
自動メニューの数は、120種類とか190種類とか書いてありますが、メーカーによって数え方が違います。

手動メニューを足して数えていたり、本体には20数種類しか入っていなくて残りはアプリで追加する仕組みだったりしますので、

数字の大小だけで比べないようにしましょう。
予約調理
予約調理は、全部のメニューで使えるわけではなく、圧力調理のメニューだけで予約できるモデルもあります。

それと、予約の時間になってから調理を始めるのか、

先に調理をしてから保温しておくのかも、モデルによって違います。

時間になってから始めるタイプは、季節によっては肉や魚などの生ものが使えませんので注意しましょう。

お手入れ
お手入れは、毎回洗うパーツの数で確認してください。

ふたのパーツが少ないものもあれば、かき混ぜのユニットを毎回外して洗うものもあります。

かき混ぜ機能が要らなければ電気圧力鍋
ちなみに、かき混ぜ機能が要らなければ、圧力だけの電気圧力鍋は1万円台から2万円台で買えます。

今回は、ほったらかしにこだわって、かき混ぜ機能があるモデルから選んでいきます。
おすすめの自動調理鍋7選
おすすめの自動調理鍋を7つ紹介します。

SHARP ヘルシオ ホットクック KN-HW24K
1つ目は、SHARP ヘルシオ ホットクック KN-HW24Kです。

価格.comの売れ筋ランキングの上位約半分が、このホットクックのシリーズです。

ふたの内側にあるまぜ技ユニットが、加熱の進み具合に合わせてかき混ぜてくれます。

圧力はかけないかわりに、素材の水分だけで作る無水調理が得意で、煮物が煮くずれしにくくて少なめの調味料でも味がしみ込みます。

生成AIのクックトークに対応していて、献立の相談や下ごしらえの手順、操作方法をスマホから対話形式で聞けます。

付属のもっとトレーを使うと、ごはんとおかずの2段調理が30メニューでできます。

冷凍した食材をそのまま入れて作れるメニューもあります。
調理容量は2.4Lで2人から6人分、重さは6kgです。
9月末頃時点での参考価格は80,000円前後でした。

無水調理で栄養を逃がしたくない方、レシピをアプリで増やしていきたい方におすすめです。
在庫があれば1つ前のモデル KN-HW24H もおすすめです。

SHARP ヘルシオ ホットクック KN-HW16K
2つ目は、同じホットクックの1.6Lタイプ KN-HW16K です。

中身の機能は2.4Lとほぼ同じで、調理容量が1.6Lの2人から4人分になります。

違うところは、自動メニューが186から182と4つ少ないことと、消費電力が800Wから600Wと小さくなることです。

幅は33cmと少し小さくなって、重さも5.2kgと軽くなります。
9月末頃時点での参考価格は65,000円前後でした。

2人から4人で、置き場所を小さくしたい方におすすめです。
Panasonic オートクッカー ビストロ NF-AC1000
3つ目は、Panasonic オートクッカー ビストロ NF-AC1000 です。

かき混ぜ機能付きの中でいちばん高い、約2気圧の圧力がかけられるモデルです。
メニューに応じて高圧、中圧、低圧と使い分けて、角煮や煮込みを時短で仕上げます。

かき混ぜは、鍋底をさらうように羽根が回る鍋底かきまぜです。
鍋の底に溜まりやすい調味料も全体に行き渡って、焦げ付きを気にせず煮詰められます。

火力も最大1285Wと、他社の800Wから900Wに比べてかなり高いです。

それと、このモデルは揚げ焼きができます。
唐揚げの場合、使う油は40gです。

衣を付けるところからおまかせで、低温で中まで火を通してから、高温で水分を飛ばしてくれます。
油で揚げるわけではありませんが、油の処理をしたくない方にはこれでも十分だと思います。
調理容量は2.4Lで、白米なら5合まで炊けます。
重さは8.2kgと、今回の7つの中でいちばん重いので、置き場所は先に決めておくようにしましょう。
9月末頃時点での参考価格は75,000円前後でした。

圧力で時短しながら、炒め物まで1台で済ませたい方におすすめです。
Panasonic オートクッカー ビストロ NF-AC700
4つ目は、同じオートクッカーの NF-AC700 です。

NF-AC1000から圧力機能を外したモデルで、鍋底かきまぜと高火力、揚げ焼きはそのままです。

圧力のパーツがない分、重さが6.7kgと1.5kg軽くて、高さも3cmほど低くなっています。

9月末頃時点での参考価格は60,000円前後でした。

圧力の時短は要らない、かき混ぜと高火力だけ欲しいという方におすすめです。
T-fal ラクラ・クッカー プロ CY3811J0
5つ目は、T-fal ラクラ・クッカー プロ CY3811J0 です。

電気圧力鍋のラクラ・クッカーに、かきまぜパドルが付いた自動調理鍋です。
圧力調理の最中もパドルが鍋底から食材をかえしながら混ぜてくれます。

調理モードは13種類で、そのうち8種類がかき混ぜに対応しています。

焼きそばは材料を入れてボタンを押せば10分、ポテトサラダは圧力でやわらかくしたじゃがいもをパドルでつぶすところまで6分でできます。

内鍋はセラミックコーティングで、ふたのパーツが少なくてお手入れがしやすく、料理のにおいを取るスチーム洗浄機能もあります。

調理容量は2Lで2人から4人分、重さは5.3kgです。
注意点は、予約調理が圧力調理のメニューだけなことと、料理名から選ぶ自動メニューではなく、付属のレシピブックを見ながら13種類のモードから選ぶタイプなことです。
9月末頃時点での参考価格は26,000円前後でした。

3万円を切る値段で、かき混ぜと圧力の両方を使いたい方におすすめです。
(下のリンクはAmazonオンライン限定の同等品 CY3811J0A です)
アイリスオーヤマ シェフチャオ SA-CH24-C
6つ目は、アイリスオーヤマ シェフチャオ SA-CH24-C です。

炒め物に特化した自動調理鍋で、かき混ぜながら、ふたを外したまま炒められるのが特徴です。
炒めている間に出る水蒸気を上に逃がしながら加熱しますので、チャーハンはパラッと、野菜炒めはシャキッと仕上がります。

かき混ぜは、長さの違う3本のアームでできたまぜチャオアームが鍋全体をムラなく混ぜます。
鍋底の温度センサーが、調理の進み具合に合わせて、かき混ぜの速さと火加減を自動で調整してくれます。

自動メニューは120種類以上で、炒めるだけでなく煮る、蒸す、無水調理、低温調理、炊飯もできます。

調理容量は2.4Lです。
幅が約27cmと今回の7つの中で一番コンパクトで、重さも4.5kgといちばん軽いです。

9月末頃時点での参考価格は32,000円前後でした。

炒め物が中心で、軽くて小さいものがいい方におすすめです。
アイリスオーヤマ シェフドラム DAC-IB2-C
7つ目は、アイリスオーヤマ シェフドラム DAC-IB2-C です。

鍋そのものが傾いて回転することで、鍋を振ったりかき混ぜたりする動作を再現するモデルです。
傾きは3段階で、炒める、揚げる、煮る、焼く、低温調理、無水調理など1台11役です。

初めにお話したとおり、油で揚げる揚げ物モードがあるのは、自動調理鍋の中でシェフドラムだけです。
内鍋に油を入れて、ふたをしたまま自動で鍋を回しながら揚げますので、少ない油でもムラなく揚がって、油はねの心配もありません。

調理容量は3Lですが、その分本体が幅37cmと大きめで、重さも6.6kgあります。

9月末頃時点での参考価格は32,000円前後でした。

揚げ物まで自動でやりたい方におすすめです。
ほかのキッチン家電の選び方
炊飯器・食洗機・オーブンレンジのおすすめは、こちらの記事で解説しています。



おまけ
今回は ほったらかしでOK! 自動調理鍋 おすすめ7選でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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