今回は、2026年に限ったエアコンの選び方についてお話します。


2026年モデルの特殊な事情
まずは2026年モデルの特殊な事情についてお話します。
(2026年5月時点の動画を元にしています)
2027年度を目標年度とした、国の新しい省エネ基準は、今までの基準よりもかなり厳しくなっています。

これに向けて、Panasonicや、日立や、東芝などのメーカーは、2026年モデルとしてすでに新基準を達成したシンプルなモデルを発売しました。

ただし、これらのメーカーからは、今までの安くてシンプルなモデルも2026年モデルとして同時に販売されています。
同じ売り場に同じメーカーの2種類のシンプルなモデルが並んでいる状態なんですね。
もちろんメーカーによっては、今までの安くてシンプルなモデルだけのところもあります。
要するに2026年は、フィルター自動お掃除機能がついていないシンプルなモデルを選ぶ時に、高くても省エネな新基準達成モデルを選ぶか、安くて小さい今までのモデルを選ぶか、考える必要がある特殊な年ということになります。

以上を踏まえて、今年、新基準達成モデルを買うべき場合と、今までのモデルを買うべき場合について理由をつけてお話していきます。
エアコンの2027年問題そのものについては、こちらの動画でもくわしくお話しています。

新基準達成モデルを買うべき場合
今年、新基準達成モデルを買うべき場合は2つです。
14畳以上の広い部屋や、長時間エアコンを使う部屋の場合
2025年モデルまでのエアコンは、

省エネ性能が高くてフィルター自動お掃除機能がついていないモデルが欲しい。
と思っても、どのメーカーからも発売されていなくて、選びたくても選べない状態でした。
それが、2026年モデルでは、2027年度に先駆けて、いくつかのメーカーから新基準を達成したシンプルなモデルが発売されています。
選べるようになったんですね。

ただし、省エネ性能が高くなって電気代が安くなるとは言っても、6畳用では電気代の差額は年間で3,000円弱しかありません。

10年ぐらいでは本体代の差額を埋めることは難しいです。
でも14畳用になると、電気代の差額は年間で12,000円以上になります。

これなら10年以内に本体代の元が取れそうですね。
もちろんエアコンを使う時間の長さによっては12畳用でもお得になる場合もあります。
ちなみに、フィルター自動お掃除機能がついていないシンプルなモデルは、2週間に1回程度のフィルター掃除が必要です。

掃除をしないと、ホコリなどで目詰まりしてエアコンの性能が落ちたり、イヤな臭いがしてきたり、電気代が余計にかかったりしますので注意しましょう。
自治体の省エネ家電補助金を活用できる場合
自治体によっては、省エネ家電に買い替えることでポイント還元やキャッシュバックを行っているところがあります。
新基準達成モデルなら、この条件をほぼ確実にクリアできます。
例えば、東京都の東京ゼロエミポイントでは最大80,000円分のポイントが、兵庫県姫路市では、購入金額に応じて最大7万円もの補助が出たりします。

こういった制度が使えるなら、6畳用などの小さいモデルでも先ほどの本体代金の差額を埋められる可能性が十分にあります。
ただし、こういった補助金は、予算上限に達したら終わりとか、指定された市内の店舗で買わないといけない、などの条件があります。

せっかくの制度ですので、「自分の住んでいる自治体の名前 スペース 省エネ補助金」などで検索して調べてみてくださいね。
もちろん新基準達成モデルは、フィルター自動お掃除機能がついていないシンプルなモデルだけではありません。
補助金が使えるなら、湿度戻りを防ぐ再熱除湿などが使える上位モデルを検討するのもいいかもしれません。

ただし、自動お掃除機能がついていると、エアコンクリーニングを依頼する時に、8,000円ぐらい料金が高くなりますので注意です。

今までのモデルを買う、または今年は待つ方がいい場合
新基準達成モデルは買わずに、今までの安くてシンプルなモデルを買う、もしくは、今年は待つ方がいい場合を3つお話しします。
6畳用で十分な部屋や、使う時間が短い部屋の場合
先ほどもお話したように、6畳用では電気代で本体代の差額を埋めることが難しいです。

また、夜寝る時やたまにしか使わない部屋では、せっかくの省エネ性能を発揮しきれません。

今までの安くてシンプルなモデルは、2027年問題の影響を受けて、来年度はモデルチェンジして値段が上がるか、ラインナップごと消えるか、のどちらかが考えられます。

とにかくエアコンを安く買いたいという方は、2026年モデルがあるうちに検討しましょう。

設置スペースが狭い場合
新基準達成モデルは熱交換器を大きくするために、室内機や室外機が大きくなってしまいます。

「今まで付いていたから大丈夫だろう」と安易に考えていると、カーテンレールの上が狭くて設置ができない可能性があります。

また、ベランダなど室外機を置く場所もギリギリなら置けなかったり、置けたとしてもベランダが狭くなってしまうということは十分考えられます。

設置スペースに余裕がない場合も、コンパクトな今までのモデルが選べる2026年度中に買うことをおすすめします。
今のエアコンがまだ壊れていない場合
今年や来年は新基準達成モデルの出始めの時期ですので、各メーカーとも開発費などの影響で価格が高めに設定されている可能性があります。
また、エアコンの2027年問題が家電量販店の広告やTVのニュースでも取り上げられている影響で、今年はエアコン売り場のピークが例年より早くなっていると言われています。

これでは値段は下がりにくいと考えた方がいいですね。

今使っているエアコンが、買ってからまだ10年経っていなくて、今年の夏を無事に超えられそうであれば、今年は待つというのもおすすめの選択です。

エアコンがお得に買える時期については、こちらの動画も参考にしてくださいね。

それと、2026年のおすすめエアコンについては、こちらの記事も参考にしてください。


おまけ
今回は エアコン2027年問題 新基準 vs 旧基準 どっちを買う?2026年限定選び方でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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