今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
冷蔵庫についてお話します。
冷蔵庫で節電
ひと昔前までは、冷蔵庫が家庭の電気使用量1位でした。
そこから省電力化が進みましたので、
最近のデータでは冷蔵庫の電力消費割合はエアコンに次ぐ2位になっています。
省電力化はさらに進んでいますので、環境省のしんきゅうさん では
冷蔵庫の買い替えで10年前に比べて約39%~46%の節電ができるとしています。
たとえば電気代が月平均で1万円だとして、17.8%なら1,780円。
その46%ですから、月額で約818円。(1,780×0.46=818.8)
年間にすると冷蔵庫の買い替えで約1万円電気代が安くなる計算になります。
(818×12=9,816)
買い換え前の冷蔵庫の電気代が高いことを考えると、
節電効果はもっと大きくなるかもしれませんね。
最近の冷蔵庫の傾向
夏はお買い得ではなくなった
冷蔵庫は夏に壊れやすい家電です。
夏の室内はエアコンをつけていても温度が26℃とか28℃あるわけですから
推奨温度が20℃の冬よりも負担がかかるのは仕方ないですね。
数年前までは、9月~11月に発売される冷蔵庫が多かったですが、
直近では2月~3月前後に発売されるモデルが多くなっています。
家電がお得に買えるのは、新モデルが出る前後の旧モデル。
もしくは、発売から10ヵ月以上経過しているモデルです。
数年前なら8月9月にもお買い得なモデルがありましたが
今は(一部のモデルを除いては)待てるのであれば待った方が良さそうです。
寿命が延びた
冷蔵庫の寿命はざっくり10年とか、8年~12年と言われることが多かったです。
ところが、直近の消費動向調査によると冷蔵庫の平均使用年数は13.0年になっています。
前の調査でも12.9年でしたので、さらに延びています。
使う年数が長いということは、
より省エネ性能を重視した方がいいということになりますね。
選べるバリエーションが増えた
何年か前までは、真ん中が野菜室のモデルは一部のメーカーだけのものでしたが
最近は、ほぼ同じ機能の冷蔵庫でも真ん中が野菜室か冷凍室かで選べたりします。
また、冷蔵庫は年々断熱材の性能が上がって扉や外壁が薄型化されています。
そのおかげもあって、
横幅や奥行きがそのままで中だけ大容量になったモデルが増えています。
中の容量ではなく、奥行きを抑えたモデルや高さを抑えたモデルも増えています。
一般的に冷蔵庫は、キッチンのカウンターや食器棚よりも奥行があって
ジャマになったり野菜室や冷凍庫が全開にできないことがあったりします。
また、小柄な方でも最上段に手が届くのはやっぱりうれしい機能ですね。
冷蔵庫を買う時には、置き場所の横幅だけではなく、
奥行きや、使いたい高さも測っておくのがおすすめです。
もちろん搬入経路や扉を開けるスペースの確認も忘れないようにしてくださいね。
おすすめ冷蔵庫5選
冷蔵庫は大きい方が消費電力が少ない傾向にありますので、
人気のある400L以上で選んでいます。
三菱MR-MZ54J
庫内容量が540L、横幅が65㎝の真ん中野菜室タイプです。
中だけひろびろ大容量で、収納力と使いやすさを両立。
すべての部屋が仕切られた全室独立構造で、ムダなくしっかり冷やします。
チルドより低温の約-3℃〜0℃で、冷凍せずに鮮度が長持ちする氷点下ストッカー。
切れちゃう瞬冷凍は、食材を美味しく冷凍、解凍いらずですぐ使えます。
全ての部品がはずして洗えるまるごとクリーン製氷。
つながるアプリでは、スマホから温度設定ができたり、
給水タンクの水がきれたことを知らせてくれたり、扉の開閉状況を確認できたりします。
料理をよくするなど、機能が盛りだくさんの冷蔵庫が欲しい方におすすめです。
2023年1月の発売で、
今でも4割近く値段が下がっていて年末にむけても期待が持てます。
PanasonicNR-F489HPX
庫内容量が475L、横幅が65㎝の真ん中冷凍室タイプです。
業務用レベルの急速冷凍で美味しさをキープするはやうま冷凍。
保存中の温度変化から食品を守るうまもりカバー。
約-3℃の微凍結で新鮮保存する微凍結パーシャル。
スマホのGPSとも連携して自動でかしこく節電してくれるAIエコナビ。
最上段まで手が届いて使いやすいトップユニット方式。
100%全開で奥まで使いやすいワンダフルオープン。など機能が盛りだくさんです。
こちらも料理をよくするなど、冷蔵庫の機能をしっかり使いたい方におすすめです。
とくに急速冷凍はさすがに業務用レベルとうたっているだけあって、
他とはレベルが1段違う感じです。
2023年3月の発売です。メーカー指定価格で値段交渉は一切できませんが、
現時点ですでに2回価格改定がありました。ここからも価格改定は十分期待できます。
日立R-H54T
庫内容量が540L、横幅が65㎝の真ん中冷凍室タイプです。
冷蔵室をまるごとチルドルーム化できる日立の人気機能、まるごとチルドを搭載。
ラップなしでも乾燥や変色を抑えておいしく保存できます。
凍らせない約-1℃でおいしく保存する特鮮氷温ルームもあります。
日立の冷蔵庫にはカメラが付いているモデルもありますが、
このモデルは大容量の中でもシンプルなタイプです。
大容量でも手ごろな値段で冷蔵庫をお探しの方におすすめです。
2023年2月の発売で、現時点でも最安値が20万円を切っているのは
この大きさでは珍しくておすすめです。
東芝GR-V460FH
庫内容量が462L、横幅が65㎝の真ん中野菜室タイプです。
潤いのある冷気で冷やすうるおい冷蔵室。
2段式の速鮮チルド&解凍モード。
野菜の鮮度を保つ新鮮摘みたて野菜室を搭載。
上位モデルにあるような機能はありませんが、スタンダードモデルでお買い得です。
奥行きが65㎝未満のスタンダードな冷蔵庫をお探しの方におすすめです。
2023年4月の発売で、年末~来年3月にかけて売れ行きが伸びそうなモデルです。
SHARPSJ-MF43K
庫内容量が429L、横幅が65㎝の真ん中野菜室タイプです。
奥行き63cmの薄型デザインで、キッチンにスッキリ収まります。
また、高さも175㎝と低めで上段の奥でも手が届きやすくなっています。
冷蔵室にはプラズマクラスターイオン発生ユニットを搭載、
きれいな冷気で清潔に保ちます。
冷凍室はたっぷり入るメガフリーザー。
スマホアプリCOCORO HOMEと連携が可能です。
周辺スーパーの特売情報や、献立相談、天気予報まで教えてくれます。
奥行きと高さをおさえた冷蔵庫、
もしくはおしゃべりができる冷蔵庫をお探しの方におすすめです。
2023年1月の発売で、年末にかけてもう少し下がることが期待できそうです。
おまけ
今回は 39%~46%省エネ!冷蔵庫5選 2023秋 でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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