今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
コスパのいいプリンター についてお話します。
プリンターのおすすめ条件
プリンター必要ですか?
いきなり動画の内容を否定するようなお話になりますが、
今どきはほとんどの方はプリンターが無くても困りません。
コンビニプリントで、白黒なら1枚10円~、カラーでも1枚50円~と
コピーと同じような料金で印刷できますし、スマホからでも文書印刷ができます。
写真の印刷もあちこちの量販店でできますし、
コンビニプリントなら色々な機能も使えます。
当日すぐ必要でなければ、ネットプリントを使って安く印刷することもできます。
コスパのいいプリンターを選ぶ前に、
まずはプリンターが本当に必要かどうかも検討してみましょう。
コスパのいいプリンター
とは言っても
毎回コンビニまで印刷しに行くのは面倒くさい
使いたい時にはすぐに使いたい
という方も多いと思いますので、コスパのいいプリンターについて2つお話します。
6色プリンターはほとんどの方にはオーバースペック
毎年、家電量販店で一番おすすめされているプリンターは、
EPSON、Canonの6色プリンターです。
このモデルは印刷スピードが早かったり、印刷用紙を2種類入れっぱなしにもできたり、
何より印刷がキレイです。
でも、印刷スピードは大きく違っても1枚30秒程度の差ですので
何十枚何百枚と印刷するのでなければそれほど気になるものでもありませんし、
印刷用紙はA4用紙がほとんどで基本的に入れ替えることは少ないですし、
印刷のキレイさは4色プリンターでもキレイとメーカーさんがHPに書いてあります。
インクを6色使うということは、インク代もそれだけかかりますので
印刷コストが高くなるのは当然ですね。
自宅で写真をキレイに印刷したい
ということでもない限りは、6色プリンターはおすすめではありません。
大容量タンクタイプのプリンターもオーバースペックの方が多い
エコタンク、ギガタンクといった、インクをボトルでドボドボ補充できるタイプは
印刷コストがかなり安いです。
ただし、印刷スピードは遅め、本体は大きめ、本体の値段は高めです。
「1年間に1回以上インクカートリッジを買うならエコタンクの方がお得」
とは言っても、そこまでプリンターを使う一般家庭は多くは無さそうです。
2020年以降、テレワークの普及や半導体の不足などがあって、
プリンターの値段があまり下がらなくなっていました。
でも品薄だった一時期に比べると下がるようにはなってきていますので、
今後の状況次第では大容量タンクタイプはお得に買いやすくなるかもしれません。
コスパがいいプリンター5選
EPSONEW-052A
かなりのコンパクトボディに必要最小限の機能を詰め込んだモデルです。
4色独立インクで、
黒のみが普通紙でもにじみにくい顔料インク、カラー3色は染料インクです。
無線LANにもスマホ操作にも対応しています。
L版写真1枚の印刷スピードは約74秒、インクと用紙の合計コストは約30.5円です。
2019年の発売で値段は今なら7,000円未満で買えることが多いです。
小型で印刷とコピーができてとにかく本体を安く済ませたい方におすすめです。
小型の液晶モニターと自動両面プリントがプラスされたEW-452Aもあります。
CanonTS3530
コンパクトボディにモノクロ液晶モニターがついたモデルです。
本体カラーは黒と白があります。
4色インクですが、顔料の黒が1つ、染料のカラー3色で1つの一体型カートリッジです。
カラーについては、例えば赤だけが無くなったとしてもカートリッジ交換が必要です。
無線LAN・スマホ操作対応、LINEからも印刷できます。
L版写真1枚の印刷スピードは約52秒、インクと用紙の合計コストは約28.1円です。
ただし、これは大容量カートリッジを使った場合で、
標準容量のカートリッジを使った場合は約34.8円になります。
2022年3月の発売で、値段はほぼずっと横ばいできています。
一体型インクでもいいから、
EW-052Aよりは印刷スピードがマシな方がいい方におすすめです。
ブラザーDCP-J526N
シンプルですが、自動両面プリントができるモデルです。
4色独立インクで、黒のみ顔料インク、カラー3色は染料インクです。
前面2段給紙と手差しトレイ、タッチパネルカラー液晶、インクは前面交換、と多機能です。
もちろん無線LANにもスマホ操作にも対応しています。
L版写真1枚の印刷スピードは約28秒、インクと用紙の合計コストは約23.1円です。
2022年11月の発売で、値段は横ばいです。
シンプルでも多機能なプリンターが欲しい方におすすめです。
連続スキャンができるADFと、CD・DVD・BDレーベル印刷がプラスされた
DCP-J926N もあります。
CanonXK110
ハイスペックでありながら、ランニングコストを抑えたモデルです。
5色独立インクで、
写真に強い染料インクと文字に強い顔料インクの両方の黒が入っています。
可動式の2.7型タッチパネルを搭載。
無線LANにもスマホ操作にも対応。
自動両面プリントも、BD・DVD・CDレーベルプリントも、LINEから印刷もできます。
L版写真1枚の印刷スピードは約16秒、インクと用紙の合計コストは驚きの約10.0円です。
他のプリンターのインクカートリッジは1本1,000円以上することも当たり前にありますが
XK110のインクカートリッジは5色セットで3,000円前後です。
しかも大容量タイプは無くて標準インクでこの印刷コストです。
2022年11月の発売で、値段は少し下がってきた程度です。
本体の値段は安いとは言えませんので、ある程度の印刷枚数がある方におすすめです。
こちらの記事でお話しているXK100もインクコストが同じですので在庫があればおすすめです。
ブラザーDCP-J4140N
大容量インクカートリッジファーストタンク 搭載モデルです。
4色独立インクのとにかく大きなカートリッジで、本体にはサブタンクもあります。
最近では珍しい4色全てが顔料インクで、普通紙でもクッキリ見やすく印刷します。
ADF、可動式の2.7型タッチパネル搭載。無線LANにもスマホ操作にも対応。
L版写真1枚の印刷スピードは約14秒、インクと用紙の合計コストは約12.5円です。
2021年9月の発売で、値段は最近やっと下がってきました。
こちらも本体の値段は安いとは言えませんので、
ある程度の印刷枚数があって、印刷スピードと、全色顔料インクが欲しい方におすすめです。
おまけ
今回は 2023コスパ最高のプリンター5選 でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
宣伝
今回の動画 →
今回の音声配信 →(stand.fm)
まさとパパのYouTube:
まさとパパの各種SNS:
↓ここから買い物していただけるとうれしいです