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【暖房器具】の選び方 電気代節約で冬を乗り切る!

暖房器具

今回は、家電量販店歴10だった まさとパパが

暖房器具の特徴と電気代 についてお話します。

暖房の目的

暖房の目的2つあります。

部屋の空気を暖めて室温を上げるか、体を直接温め体温を上げるか、です。

目的を考えずに暖房器具を選んでしまうと、無駄に高い器具を買ってしまったり、

無駄に電気代を使ってしまうことにもなりかねません。

うまく目的に合った物を使うことができれば、

寒い冬を快適過ごせたり、電気代を安くおさえたりすることができます。

種類ごとの特徴と電気代

部屋を暖める

エアコン

暖房器具の使い方として、ほとんどの方に正解としておすすめできるのは

エアコンとサーキュレーターの併用です。

エアコンは、ヒートポンプという空気中のを集めて移動させる方式で、

熱をつくるより少ないエネルギーで暖めることができます。

特徴は、部屋が暖まるまで時間がかかってしまうこと。

空気が乾燥しやすいこと。火を使わないので安全なこと。

動かしはじめの電気代が高い代わりに、室温が落ち着いたあとは電気代が安いことです。

部屋が暖まるまでは時間がかかる上に電気代も高いので、

最初の30分や1時間は速暖性の高い別の暖房器具と併用するのがおすすめです。

電気代は、エアコンのグレードによってかなり違います。

同じメーカーの10畳用でも、

グレードが高いモデルは最大消費電力が多いですが、

最小消費電力は少なくてトータルの電気代は安いです。

1時間あたりの電気代は、10畳用で約3.3円~約61.2円とかなりの幅があります。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

これだけ差があるなら、

最初は速暖性の高い別の暖房器具と併用した方がいいのもうなずけますね。

石油ストーブ・石油ファンヒーター

寒い地域などで寒くなった部屋を素早く暖めたい場合は、

石油ストーブ石油ファンヒーターが早いです。

特徴は、を使うので部屋が早く暖まること。

燃焼するときに水蒸気が発生しますので加湿効果があること。

灯油を買いに行ったり、保管したり、給油したりする手間がかかること。

灯油の臭いが気になること。

1時間に1回程度の換気が推奨されていることです。

臭いについては、ニオイカット機能がついている物ならかなりマシにはなります。

ただし、やっぱり直接火を使いますので火事の危険は大きくなります。

電気代は、石油ストーブの場合はかかりませんし、

石油ファンヒーターでも10W~20W程度しか使いません。

しかも石油ストーブなら電源が取れない場所でも使えます。

ただ、灯油価格は今年も高い傾向が続いているようですので、

今から部屋用に買うのはおすすめではありません。

ガスストーブ・ガスファンヒーター

ガスストーブガスファンヒーターは、部屋にガス栓ガスコンセントがあれば使えます。

特徴は、石油を使うより早い5秒で温風が出る速暖性

燃焼するときに水蒸気が発生して加湿効果があること。

1時間に1回程度の換気が推奨されていること。

ガスコードが、つまづいたり、掃除する時にジャマになったりすることです。

電気代はガスストーブならかかりませんし、

ガスファンヒーターでも10W~20Wぐらいまでです。

大阪ガスによると、ガスファンヒーターの燃費は2023年5月時点の単価で

電気・ガス合わせて、1時間あたり約12円~だそうです。

連続して使うと換気が必要なことも考えると、

1時間以上使うならエアコンに切り替えて使った方が省エネ効率は良さそうですね。

 

ガス栓もガスコードも必要無い小型のカセットガスストーブもあります。

セラミックファンヒーター

セラミックファンヒーターは、灯油やガスを燃やさずに電気で暖めるファンヒーターです。

特徴は、2秒~5秒で温風が出る速暖性

燃料の補給が要らず、コンセントさえあればどこでも使えること。

石油やガスのような燃焼系の物より暖める能力は低いこと。電気代が高いことです。

消費電力は6畳や8畳まで対応最大1200W

1時間あたりの電気代は、12.4円~37.2円

やっぱり暖められる範囲の割には高いです。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

小型の物が多いので、固定で置いて部屋全体を暖めるより、移動させて

足元脱衣所トイレなどの狭い範囲をスポットで素早く温めるのに向いています。

エアコンとの併用にもいいですね。

これだけは知っておこう【セラミックファンヒーター】メリットとデメリット おすすめ 選び方
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オイルヒーター

オイルヒーターは、中に入っているオイルを加熱して、

輻射熱と自然対流で床や壁や天井を温めながら部屋全体を暖めます。

特徴は、ファンなどの駆動する部分が無いため静かなこと。

風を出さないので、ハウスダストなどを巻き上げないこと。

空気が乾燥しにくいこと。メンテナンスほとんど必要無いこと。

表面温度がそこまで熱くならないので安全なこと。

暖まり始めるまで20分以上時間がかかること。電気代が高いことです。

消費電力は10畳~13畳用で最大1500W

1時間あたりの電気代は、18.6円~46.5円と幅があります。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

室温が上がると温度調節をして省エネになるモデルもありますが、

やっぱり電気代は高いです。

小さいお子さんご年配の方でもやけどしにくい安全性や、

他の暖房器具にはない陽だまりのような暖かさが魅力ですが、

気密性が必要で古い木造の戸建て住宅ではほとんど暖まらないという欠点もあります。

オイルヒーターの弱点である速暖性をアップさせたオイルレスヒーターもあります。

本当に寒くない?電気代高い?【オイルヒーター】暖房
おすすめオイルヒーター

体を温める

電気ストーブ

電気ストーブは、電気で熱源を加熱して、そこから出る赤外線体を直接温めます。

特徴は、熱源の素材によって値段温まり方が全然違うこと。

火事の危険が大きいことです。

消費電力は、最大でも400Wぐらいのものから

最大1200W以上あるものまで色々なものがあります。

1時間あたりの電気代は、12.4円~37.2円

やっぱりずっとつけているには高いです。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

暖かい温風と、芯まで暖かい赤外線が1つになったハイブリッドモデルもあります。

熱源の素材ごとの違い電気ストーブの記事で確認してくださいね。

最強の⁉【電気ストーブ】値段別の効果 おすすめ 選び方
おすすめ電気ストーブ

パネルヒーター

パネルヒーターは、足元などを部分的に温めることができます。

特徴は、折りたためてコンパクトに収納可能。

表面温度は高くても80℃ぐらいまで安全

遠赤外線体の芯までポカポカ。

電気代が安いことです。

消費電力は、最大で150W~250Wぐらいまで。

1時間あたりの電気代は、約4.7円~約7.8円ぐらいしかかかりません。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

形は立てるだけのものや、下からも温めるものや、まるく囲い込むものもあります。

また、パネルヒーターと呼ばれる暖房器具には、他にも違う形のものがあります。

電気毛布

電気毛布は、中に電熱線が通っている毛布です。

特徴は、ヒザにかけたり、羽織ったり、布団の中に敷いたりと、使える自由度が高いこと。

温まる範囲は一番狭いですが、電気代が一番安いことです。

最近は、着る電気毛布など色々な形のものが増えています。

消費電力は、50W~80Wぐらいまで。

1時間あたりの電気代は、約1.6円~約2.5円ぐらいしかかかりません。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

USB電源モバイルバッテリーで使えるものもあります。

ホットカーペット

ホットカーペットは、

電熱線が織り込まれたカーペットで、上から別にカバーをかけることが多いです。

手入れが簡単なフローリングタイプもあります。

特徴は、足元が温まること。速暖性はそれほど高くないこと。

触れていないと温かさを感じられないことです。

1時間あたりの電気代は、2畳や3畳などの大きさにもよりますが

だいたい約7円~約10円ぐらいに収まります。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

こたつ

こたつは最強の暖房器具ですので、取扱いに注意が必要です。

特徴は、とにかく温かいこと。

場所を取ること。電気代が安いこと。

一度入ってしまったらなかなか出られなくなってしまうことです。

こたつは遠赤外線で足を温めますので芯まで温かくなります。

熱源によっていくつかの種類があります。

消費電力は最大600Wのものもありますが、最大のまま使うことはあまりありませんので、

標準消費電力は70W~200Wぐらいまでで収まるそうです。

1時間あたりの電気代は、約2.2円~6.2円ぐらいの計算になります。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

場所を取りますので、置きたくても置けない場合もありますが、もし置けたなら

寝ている時間以外では一番長く過ごす場所になる可能性が高いでしょう。

節電対策

サーキュレーターの併用

部屋の空気は意外と動いていなくて、

ほうっておくとどうしても上に暖かい空気が、下に冷たい空気が溜まります。

サーキュレーターを使って部屋の温度を均一化して、

無駄に温度を上げ過ぎないようにしましょう。

【サーキュレーター】冬にも使える?効果的な使い方とおすすめ
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加湿

湿度が上がると体感温度も上がります。

加湿器を使うなどして湿度を40%~60%の範囲でキープするようにしましょう。

カゼの予防にもなります。

【加湿器】冬の乾燥対策!効果 選び方 おすすめ
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窓対策

冬のは、部屋の温度の50%以上を奪うと言われています。

窓への対策をすることで、節電結露の対策にもなります。

【マルチヒーター】窓の結露・冷気対策7選(ウィンドーラジエーター)
窓の結露・冷気、どうしてますか?7つの対策をお話します。

1年前からまさとパパの部屋でもしている、

中に空気の層があるポリカーボネート板で、簡易二重窓にするのもかなり効果的です。

おまけ

今回は 暖房器具10選 どれが電気代安い?節電対策も! でした。

 

これからも、

知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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