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【炊飯器】これでわかる、お得に買える。選び方とメーカーごとの特徴

調理家電

どーも、こんにちは、もしくはこんばんは。まさとパパです。

今回は、家電量販店歴10だった まさとパパが 炊飯器 についてお話します。

 

みなさん、炊飯器の寿命が何年ぐらいか知っていますか?

 

もちろん中には10年以上使っているという方もおられると思いますが

平均的な使用年数としては5年~6年ぐらいが目安になります。

 

炊飯器の修理用部品の最低保有期間製造終了後から6年となっていますので

ほとんどのメーカーさんはそれ以降は修理ができないということもあります。

 

炊飯器が故障する前は、

いつもの水加減と同じなのに炊きあがりが違う

と感じることも多くなります。

何かおかしいと思ったら、そろそろ買い替え時かも知れません。

 

最近は新型コロナの影響で家でご飯を炊くことが増えたため、

ちょっと高い炊飯器を買われる方も多いそうです。

 

高額炊飯器を買う時に重視するのは、やっぱりお米の味だそうですので

せっかく買い替えるなら自分の好みに合った炊飯器を選びたいですね。

 

今回は炊飯器の機能と、各メーカーごとの特徴をお話していきますので

最後まで見ていただいて、炊飯器選びの参考にしてもらえたらうれしいです。

炊飯器の機能の違いについて
メーカーごとの特徴について
まさとパパのオススメについて
買い時について

までお話していきますので

家でご飯を炊くことが多くなったから美味しいお米が食べたい

という方や

炊飯器は色んなメーカーが色んなことがいいって言うから、

どれがいいかわからない

という方にもオススメの内容となっています。

 

他にもこのブログでは知らないことで損しないための知識

守りの知識 としてたくさん紹介していきます。

 

炊飯器の機能の違い

今回は5つお話します。

 

1つ目、大きさ

炊飯器の大きさは、5.5合炊き10合(1升)炊きの2種類が多いです。

この何合炊きという大きさは、お米を最大炊ける量ですが、

美味しく炊ける適正量は、5.5合炊きならだいたい3合~4合ぐらいまでだそうです。

毎回のように5合を炊くなら10合炊きにしておいた方が美味しいご飯が食べられます。

 

また、炊き込みご飯や、玄米を炊くようなメニューでは、

5.5合炊きでも3合ぐらいまでが目安となります。

 

最近の傾向としては、

3合~4合炊きで機能を充実させたモデルを出すメーカーさんが増えてきています。

性能が同じなら小さめの方が値段が安くなります。

同じ値段を出すなら、大きいモデルで機能を抑えるより、

小さいモデルで機能を充実させたいという需要が高まってきているんですね。

 

炊飯器の機能 2つ目、加熱方式

炊飯器の加熱方式ガス炊飯器は別として、2つに分かれます。

マイコン方式IH方式 ですね。

IH方式には更に、釜の内側を密閉することで圧力をかける圧力IH方式があります。

 

マイコン方式は、炊飯器の底にあるヒーターの熱で炊飯をします。

値段が1万円前後の炊飯器に多く採用されています。

 

ご飯を美味しく炊くには、高火力で一気に熱を加える必要がありますので

マイコン方式では美味しさに限界があります。

 

IH方式は、コイルによる電磁力で内釜自体を発熱させます。

底だけでなく側面などにもコイルを配置するなどして、強力に加熱できます。

 

圧力IHでは、圧力をかけることで100度以上の高温で炊飯できます。

お米の芯まで熱が通るのでうまみを引き出すことができ、

ふっくらしたご飯に仕上がります。

 

炊飯器の機能 3つ目、内釜の素材

内窯の素材には鉄やアルミなどの金属や、炭釜土鍋といったものまでイロイロあります。

上位モデルになればなるほどそれを複数コーティングして、

熱伝導を良くして高火力にしたり、

蓄熱効果や遠赤外線効果でお米の中まで熱を通したりできるようになります。

 

炊飯器の機能 4つ目、お手入れのしやすさ

炊飯器によっては、内釜はもちろん、内ふたに加えてスチーム用の水容器まで

洗わないといけないものまであります。

ご飯を炊くたびに毎回洗うのはけっこうメンドウですよね。

 

最近はパーツを少なくして、洗う手間を省けるモデルが増えてきています。

炊飯器を選ぶ時には、一度実機を触ってみて、お手入れがしやすいかどうかもチェックしましょう。

 

炊飯器の機能 5つ目、保温機能

これは、保温可能時間12時間のものから、

24時間保温、中には40時間保温というものまであります。

 

炊飯時に出た水分を戻すスチーム保温というのもあります。

 

ただ、最近は家庭用冷蔵庫の冷凍機能が進化していますので、

炊き上がったご飯を長時間保温するより、

冷凍してしまった方が美味しくて長持ちするそうです。

 

特にPanasonicさんと三菱さんは冷蔵庫が素早く冷凍できるということで、

炊飯器は保温時間を売りにはしていません。

冷蔵庫炊飯器メーカーを揃える理由にもなるそうです。

 

メーカーごとの特徴

炊飯器のメーカーごとの特徴について7社、ざっとお話していきます。

各社の最上位モデルについてお話していきますので、

必要の無い機能は引き算して自分に合ったモデルを選んでくださいね。

 

象印

特徴は、炎舞炊き です。

どのメーカーさんも、ご飯を美味しく炊くために目指しているのは、かまど炊きです。

 

炎舞炊きでは、従来のヒーターを6ブロックに分けて、

対角線上にある2つのヒーターを同時に加熱していきます。

 

これによって、かまどのような炎の揺らぎを再現して、

激しい対流を起こして米を踊らせます。

 

内釜は豪炎かまど釜 です。

厚めの構造で、釜のふち部分を特に厚くして、熱が外に逃げるのを抑えます。

意外とできるモデルが少ないんですが内釜で洗米も可能で、5年保証付いています。

 

最近はご家庭の好みに合わせた 炊き分け機能 というものを搭載したモデルが増えましたが

象印さんは、硬さと粘りをそれぞれ11通りの中から選べる わが家炊き があります。

前回食べたごはんの、かたさや粘りの感想を入力すると、

炊き方を変えて食感を調整します。

最大121通りの炊き方の中から、好みの食感に炊くことができます。

 

Panasonic

特徴は、おどり炊き です。

 

まず6段IHで全面発熱し、一気に熱を加えます。

内と外を交互に大火力で加熱することで対流を起こします。

更に、加圧と減圧を繰り返すことによる対流を起こします。

2つの炊き技で、それぞれ対流を変化させながら、お米を激しくおどらせます

 

内釜のダイヤモンド竈(かまど)釜は、5年保証もあって、

軽く、強く、熱効率に優れ、そのまま洗米もできます。

 

おまかせ見極め炊き では、お米の銘柄はもちろん、鮮度感知、

更にスマホ連携でその年の出来栄えに合わせた炊き方にアップデートまでできます。

 

保温は開始後12時間で約10回スチームを自動投入

ごはんを冷凍保存するのに最適な冷凍用ごはんコース もあります。

 

タイガー

特徴は、土鍋 です。

土鍋ご泡火炊きは、内釜に本物の土からできた蓄熱性の高い「本土鍋を使用。

最高温度約250度高火力をお米に伝えます。

また、金属鍋に比べて約4倍の遠赤効果で、お米の中まで熱を通します。

 

 

炊きあげ時と炊きあげ後に、圧力に変化を加えて

弾力を引き出し、べたつきを抑えたしっかりとしたごはんに仕上げます。

 

土鍋ですので、耐久性はあまり良くありませんでしたが、

近年は改良を重ねて、内なべ割れ・フッ素コーティングの剥がれを3年間保証しています。

 

また、「一合料亭炊き」を受け継いだ、

少量旨火炊き で0.5合から2合までの少量でもおいしく炊きあげます。

タイガーさんは、他社が6年の修理用部品の保有期間を10年としています。

 

日立

特徴は、蒸気レス です。

炊飯時の外に出る蒸気を少なくする機能は他にもありますが、

スライド式の棚の中でも炊飯ができるというのは珍しいです。

カットした蒸気は、蒸らす時に温めて高温スチームとして使います。

 

京の米料亭、八代目儀兵衛さんと協力して、外は硬くて中が柔らかい

「外硬内軟」の炊き上がりを再現します。

 

内釜は、大火力 沸騰鉄釡 です。

鉄とアルミを合わせた多層な金属を採用していて、軽量で、

内側のカーボンフッ素は6年保証です。

 

東芝

特徴は、真空 です。

 

内釜の中を真空にし、圧力差で芯までたっぷり吸水させます。

しっかり水を吸ったお米は、内部まで熱が伝わり甘みがアップします。

吸水しにくい玄米や雑穀米なども芯までふっくら炊くことができます。

また、業界トップクラスの大火力 1420Wで、一気に炊き上げます。

 

内釜は大きな熱対流を起こす丸底形状です。

東芝さんは去年は他社と同じぐらいの6月に最上位モデルを発売しましたが、

2022年は3月末の時点で早くも最上位モデルを4月に発売することを発表しています。

去年までのモデルは発売時でも7万円前後でしたが、

今年のモデルは発売前ではありますが、14万円を超える値段が付いています。

最近のちょっと高い炊飯器が売れる流れに乗ってきたものだと思われます。

 

三菱

特徴は、本炭釜 です。

純度99.9%の炭素材料を使用して、ひとつひとつ、職人が手作業で完成させます。

炭の発熱力で素早く温度を上げ、連続沸騰で強火を絶やさず、

じっくり熱を伝え、お米のうまみを引き出します。

 

三菱さんは、圧力をかけない炊飯で、保水膜を崩さず

かまどで炊いたごはんのようにツヤのあるおいしい食感を実現しています。

うまみを内に包み続けるので、冷めてもおいしいとしています。

 

本炭釜は2021年にモデルチェンジして四角い形なっていますが、

内釜が羽釜タイプ丸い形2020年に発売のモデルも現行モデルとして残っています。

 

アイリスオーヤマ

特徴は、コスパ です。

 

1万円前後のマイコン方式モデルが多いんですが、

中には圧力IHなのに1万円台というモデルがあったりします。

 

食物繊維量を増加させる食物繊維米モードも搭載しています。

お米も売っているアイリスオーヤマさんならでは、ですね。

 

ただし、値段の割に色々なことができますが、

マイコン方式については炊くときにそこまでの調整が効くものではありませんので

ある程度は割り引いて考えた方が良さそうです。

 

まさとパパのオススメ

もちろん今回お話したメーカーさんの最上位モデルはどれもオススメなんですが

1つ選ぶとしたらこちらのコラボ動画でも紹介させていただいた

象印さんの 炎舞炊き がやっぱりオススメです。

試食も美味しかったです。

 

お米のコンディションは季節によっても違ってきますので、

毎回好みを調節できる機能というのは、うれしいですね。

 

あと、

上手に冷凍したら美味しいのはわかるけど、

冷凍して解凍するのはメンドウ。

40時間保温で次の日でも食べられるのがいい。

というのを買う理由にされる方もいるそうです。

 

おまけトーク

以上、炊飯器 これでわかる お得に買える でした。

 

炊飯器の発売日は、新米の季節と言われることもありましたが、

実は、けっこうバラバラです。

 

ただ、今回お話した最上位モデルについては、

各メーカーともだいたい同じで去年はほとんどが6月に発売されています。

 

家電がお得に買えるのは、新モデルが出る前後の旧モデル ですので、

最上位モデルを考えるのであれば4月あたりからが狙い目です。

元が10万円を超えるようなモデルは値下がり幅もけっこうあります。

 

逆によく売れている3万円台のモデルは、

発売から半年を過ぎればそこまで値動きはありません。

発売してから半年が経っていれば十分買い時と言えます。

 

買いたいモデルによって上手く買い時を見定めて、お得に買い物するようにしましょう。

 

あと、糖質カット炊飯器 についてもコチラの動画でお話していますので

気になる方は後で見てくださいね。

 

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お金の話チャンネルの方では家電以外のお話もしています。

 

それと、まさとパパのTwitterInstagramFacebookLINEスタンプ楽天ROOMもあります。

良かったら見にいってみてください。

 

取材協力

今回も取材協力ということで、

エディオンなんば本店さんの炊飯器コーナーでお話を伺わせていただきました。

エディオンなんばちゃんねる さんのYouTubeもよろしくお願いします。

 

では今回は以上です。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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