今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
追加で発売されたREGZAのTV についてお話します。
共通の進化ポイント
2024年5月末時点でのREGZAのラインナップはこうなっていました。
そして、今回追加で発売されたのは有機ELと液晶の最上位モデルです。
新モデル共通の進化ポイント
まず、映像エンジンが2024年仕様のレグザエンジンZRαに進化しました。
これによって、人間の感性を持ったかのような映像解析能力に磨きがかかって
それぞれのシーンをさらにリアルに再現できるようになりました。
2023年から最上位モデルにのみ搭載されている
ミリ波レーダーを使ったレグザセンシングも進化しました。
見ている位置に合わせて画質を調整したり、音質を調整したりすることはもちろん、
2024年モデルからは視聴距離も認識するようになりました。
近くでも離れた場所でも、人の声が聞きやすくなっています。
5月までに発売された2024年モデルと同じ共通の進化ポイント
新機能の番組こねくとでは、
番組名で検索すると録画や配信の中から見たかった番組や関連情報がすぐに探せます。
ゲームモードでは、4K144Hz入力にまで対応。
最小遅延速度約0.83msecの低遅延はそのままで、早い動きも滑らかに再現します。
リモコンは、11個のダイレクトボタンと1個の変更できるMy.Choiceボタンになりました。
Bluetooth方式で、リモコンをテレビ本体に向けなくても快適に操作できます。
5月までに発売された2024年モデルについては、
下の記事でお話していますので、良かったら後で見にいってくださいね。
ちなみに、6月には
4K液晶TVのエントリーモデルE350Mシリーズの75型も追加で発売されています。
Z970Nシリーズ
4K液晶REGZAの最上位モデルで、サイズは75型と65型のみです。
2023年モデルのZ970Mシリーズは65型から100型までありましたので、
サイズ展開は縮小しています。
新開発のMini LED液晶パネルモジュールで、
Mini LEDの点灯電流と点灯時間をさらに高精度に制御できるようになりました。
液晶レグザ史上最大のエリア分割数で、エリア毎のLED点灯時間だけでなく
電流もダイナミックにコントロールします。
広色域量子ドットで、純度の高い色表現で鮮やかな映像が楽しめます。
広視野角ワイドアングルシートで、斜めから見た場合でも色が薄くなりにくいです。
低反射ARコートは、光の反射を抑えることで明るい部屋でも鮮明に映像を映し出します。
また、レグザエンジンZRαのAIナチュラルフォーカステクノロジーPROも健在です。
背景のノイズを抑制して、まるで肉眼で見ているような実在感のある映像を再現します。
ネット動画に発生しがちなバンディングノイズも抑制。
自然な人肌表現もREGZAの得意とするところです。
もちろん4K倍速補完も搭載。
動きの速いシーンもくっきりなめらかに再現します。
音は合計11個のスピーカーで、最大出力は122Wにアップしました。
5.1.2チャンネル出力にまで対応したことで、
ライブ会場や映画館にいるかのようなリアルな立体音響が楽しめます。
当然、上下左右方向に広がりを持たせる立体音響技術Dolby Atmosにも対応しています。
ネット動画は20の動画配信サービスに対応。
Apple AirPlay2とスクリーンミラーリングで、スマホなどで表示している動画や写真を
テレビに表示して大画面で楽しむことができます。
録画はタイムシフトマシン搭載で、
対応する外付けハードディスクに地デジ番組を最大6チャンネルまるごと録画できます。
オンエアを見逃してしまった番組でも、
録画が残っている間なら過去の番組表から選ぶだけですぐに見られます。
録画をする時にはみるコレ番組ガイドで、おすすめ番組をチェックしたり、
推しのタレントを登録してあなただけの番組スケジュールを作ることもできます。
録画を再生する時にも新ざんまいスマートアクセスで、
18万以上のタレントやジャンルからお好みの番組をすぐに見つけられます。
また、見たいシーンだけを探してサクサク見られる機能もあります。
ゲームモードでは、4K144Hz入力に対応した他にも
ゲームの詳細設定ができるゲーミングメニューを搭載。
暗い部分を明るくして見やすくしたり、照準を表示したりできます。
スタンドは、左右水平15度の角度調整が可能な回転式スタンドを採用しています。
タイムシフトマシン搭載の4K Mini LED液晶TV。
という言い方なら先に発売されているZ870Nシリーズも該当しますが、
最上位モデルならではの高画質と高音質は、
家電量販店などで並べて比べるとやっぱり違いがわかると思います。
X9900Nシリーズ
REGZAの有機ELTVの最上位モデルで、サイズは65型と55型のみです。
2023年モデルのX9900Mシリーズには75型がありましたので、
こちらもサイズ展開は縮小しています。
大きく変わったのは、
新開発のレグザ専用マイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュールです。
マイクロレンズは、PanasonicVIERAの最上位モデルでも使われています。
光を効率よく取り出すことができますので、
有機ELの弱点である明るさをカバーすることができます。
また、厚みの異なる3層のアルミプレートで発生する熱を効率よく冷却します。
有機ELは昔のプラズマTVほどではありませんが、画面が温かくなりがちなんですが、
このモデルは触ってもそれほど熱は感じないそうです。
家電量販店などで見かけたらぜひ他の有機ELTVと比べてみたいですね。
(あんまりベタベタ触って怒られないように注意しましょう)
画質についての他の機能は、液晶最上位モデルのZ970Nシリーズとほぼ同じなんですが、
暗い部分の映像をよりなめらかにする
暗部階調表現が向上しているのはこのモデルだけです。
音は65型が合計18個のスピーカーで、最大出力は180Wになりました。
55型は合計14個のスピーカーで最大出力は170Wです。
旧モデルは10個のスピーカーで90Wでしたので、かなりのアップです。
5.1.2チャンネル出力に対応、もちろん立体音響技術Dolby Atmosにも対応しています。
スタンドは、旧モデルは足の幅が調整できる2Wayスタンドでしたが
左右水平15度の角度調整が可能な回転式スタンドになっています。
その他、ネット動画やタイムシフトマシンやゲームモードなどの機能は
先にお話したZ970Nと同じです。
2024年のREGZAの有機ELTVは、X8900Nシリーズが先に発売されていますが、
タイムシフトマシン機能は搭載されていません。
X9900Nシリーズは、REGZA初のマイクロレンズアレイ有機ELで、
スピーカーの出力もかなり上がっていますので、家電量販店で見るのがとても楽しみです。
(でも、画面を触る時はあんまりベタベタ触らないように気をつけてくださいね)
おまけ
今回は 2024年最強⁉REGZA最上位モデルを追加 でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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