今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが

水道水と浄水器 についてお話します。
水道水とミネラルウォーター
安全基準
みなさん、水道水とペットボトルのミネラルウォーター、どちらの方が安全だと思いますか?

実は水質基準が厳しいのは水道水の方なんです。
水道水は、水道法という法律で管理されています。
51の水質基準項目の他にも水質管理目標や要検討項目も設定されていて
かなり厳しく管理されています。

ミネラルウォーターは細かくは4つに分類されますが、全て清涼飲料水の中に含まれます。

ジュースや炭酸飲料と同じ扱いで、食品衛生法で管理されています。
こちらの基準項目は水道法よりも少なくて、基準もゆるいものばかりです。

水の金額
水道代の平均額は、地域によって違います。
ある調査によると、水道料金の差は地域によって最大8倍もあるそうです。

それでもだいたいの平均値として、1Lあたりの水道代は0.1円~0.2円ぐらいです。
ペットボトルのミネラルウォーターが2L 100円で売っていたとすると
水道料金との値段差は250倍~500倍。
500ml 50円のペットボトルのミネラルウォーターなら、
水道の水より500倍~1000倍も高いということになります。

じゃあそんな高いペットボトルのミネラルウォーターなんか飲まずに
水道の水を飲めばいいの?
かというと、そうとも言い切れないところがあるんです。
水道管の現実
こんな写真は?

水道水の水質管理は
ペットボトルのミネラルウォーターより厳しく管理されている。
とは言っても、それはあくまで浄水場を出た時点でのことです。
そこから家の蛇口までの水道管はどうなっているんでしょうか。

こんな写真を見たことはありますか。

これは、

地中に埋まってる水道管を交換したらこんなにサビてた。
という写真、
ではなくてフェイクニュースに載っていた写真です。
工業用水の配管だそうですので、安心してください。

(閲覧注意画像アリ)水道管の現実
水道管にはいくつか種類があって、
浄水場から家の蛇口までは配水管と給水管を通ってきます。

各家庭に分岐するまでの配水管の方は、
各地域ごとの水道事業をしている団体が維持管理してくれますので、
40年を超えたものを交換したとしてもこれぐらいで済みます。

問題は、個人や集合住宅の所有扱いになっている給水管の方です。
給水管の耐用年数は材質にもよりますが、だいたい40年程度です。

もし、今あなたが住んでいるお家や集合住宅が築40年をこえているなら
かなり劣化がすすんでいる可能性が高いです。

ただ、建物の中にある給水管は、
漏水がおきてしまうまで劣化具合がなかなかわからないそうです。

(注意:以下、閲覧注意画像アリ)
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これは、あるマンションが大規模修繕の前に調査診断した時の写真です。
しっかりとした調査をする場合は、このようにサンプルを切り取って確認します。
また、サンプルの切り取りまではしなくても、
ビデオスコープによる調査でもこれぐらいの状態にあることはよくあるそうです。

配水管が曲がっている箇所や、継ぎ目では、
こういったサビによる動脈硬化みたいなことがよくおこっているとのことです。

この状態を放置しておくと、水道水の出始めが赤くなってくることがあります。

こんな水道管を通ってきた水で作った料理を食べたいと思いますか?

貯水タンク
住んでいる建物が、集合住宅の場合はもう1つ問題の場所があります。
敷地の中で一旦水を貯める受水槽や、高架水槽(高置水槽)などの貯水タンクです。

貯水タンクがあると、
災害時などに水が止まってしまったときでもしばらくは給水できたり、
高架水槽なら高い階層でも水圧が維持できたり、停電時でも水が出せたりします。

ただし、メンテナンスが必要です。
貯水タンクの容量が10立方メートルを超えるものは、
水道法で毎年1回以上の定期的な清掃・設備点検・水質検査を受けることになっています。

でも年に1回ですよ。
高架水槽などを清掃している業者さんよると、
水垢やヌメリはもちろん、虫の死骸まで浮いていることもあるので

見たら水道水が飲めなくなるから見るもんじゃない
という状態になっているそうです。

たぶん少なくとも
高架水槽の水を直接コップですくって飲みたいとは思わないでしょうね。

おすすめ浄水器3選
お話してきたように、
水道の水をそのまま飲んだり料理に使うことはおすすめではありません。

かと言って、ビルトイン式とか、置き場所をとるような浄水器を
使わないといけないということはありません。

もちろんその方がいいことは間違いないんですが、
まさとパパとしては「最低限の不純物やサビをろ過してくれればいい」と考えています。
要はそれなりのフィルターさえ通せばOKということですね。

おすすめは、
こういう形で、蛇口に直接取り付けて、浄水と普通の水を切り替えできるタイプです。

ほとんどの蛇口に取り付けできますが、
一応購入前には自分の家の蛇口が大丈夫かどうか確認しましょう。

フィルターの入ったカートリッジを2ヶ月~1年ぐらいで交換します。
カートリッジによっては、塩素や他の物質まで除去してくれるものもあります。

塩素は消毒剤として人体に無害な程度の少量が水道水に入っています。
カルキ臭の元にもなりますので除去してしまってもいいんですが、
その場合は消毒効果がほとんどなくなって雑菌が繁殖しやすくなります。
水筒に入れて持っていくような場合は注意しましょう。

PanasonicTK-CJ12

カートリッジの交換目安が約1年または4000Lと長持ちなのが特徴です。
使用可能残量がひと目でわかる液晶表示付きのTK-CJ22 もあります。
クリンスイMONOシリーズMD111

使いやすいシンプルなデザインが特徴です。
デジタルモニター付きのMD311 もあります。
トレビーノ スーパースリムSX705T


旧モデルよりスリムになって手元が見やすくなっています。
タッチレバーで水流の切り替えが簡単なSX904V もあります。
おまけ
今回は 閲覧注意画像アリ これを見ても浄水器なし? でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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