今回は Wi-Fiルーター についてお話します。


Wi-Fiの規格と種類
Wi-Fiルーターは一度買うと何年も使い続けるものですので、買うときの選び方でその後の快適さが変わってきます。
今回は初心者の方でもわかるように、Wi-Fiの規格の違いから置き場所の注意点、おすすめのモデルまでをまとめてお話しします。
Wi-Fiの規格は5年に1回変わる
Wi-Fiの規格はだいたい5年に1回新しいものが出てきます。
もちろん新しいものほど最大通信速度が速いです。

しかも、下位互換性がありますので、新しい規格に対応しているWi-Fiルーターは、古い規格の端末とも通信できます。

ただし、新しい規格の速い電波は、受信する側も対応していなければ使えません。

手持ちのスマホやパソコンが対応していなければ、ルーターだけ新しくしても速度は出ないということですね。

5年後でも使えるかどうかで選ぶ
Wi-Fiルーターは5年以上使い続ける人が多くて、2年ほどで買い替えるスマホと比べても、買い替えのサイクルが長い商品です。

なので、5年後でもしっかり使えるか、という目線で、最新規格のWi-Fi7に対応したモデルが第一候補になります。

Wi-Fi7に対応しているスマホ
iPhoneなら16eと17eを除く16シリーズと17シリーズが対応しています。

Google PixelならPixel 10と11のProシリーズ、GalaxyならS25シリーズ以降などがWi-Fi7に対応しています。

2026年は値上がりしている
ただ、去年は1万円前後で買えたWi-Fi7対応ルーターが、今年は値上がりしています。

AI向けの需要でメモリが値上がりした影響で、今年に入って春と夏の2回値上げを発表したメーカーもあります。

デュアルバンドとトライバンド
Wi-Fiの電波には2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つがあります。

値段の安いモデルに多いのは2つに対応したデュアルバンド、値段の高いモデルは3つすべてに対応したトライバンドが多いです。

バンドの数が多いほど、つないだ機器をそれぞれの周波数帯に分散させられますので、たくさんつないでも速度が落ちにくくなります。

コスパ重視ならWi-Fi6対応ルーターもまだまだおすすめです。
ただ、今から買うなら、Wi-Fi5までしか対応していないルーターはおすすめしません。

Wi-Fiルーターの選び方
Wi-Fiルーターの選び方には2つのポイントがあります。
選び方① 使う場所の広さ
1つ目は、使う場所の広さです。
ご自宅や事務所の間取りによってWi-Fiルーターの強さを決めます。
2階建てなのか3階建てなのか、マンションなら2DKなのか3LDKなのか、とかですね。

Wi-Fiルーターを置く場所
Wi-Fiルーターは置く場所によっても電波の強さに影響が出ます。
基本的には家の中心に置くのが一番です。

電波をさえぎるもの
Wi-Fiの電波は壁などの障害物があると弱くなってしまいます。

石膏ボードの壁はまだマシなんですが、コンクリートの柱は中に鉄筋が入っていて電波をさえぎってしまいますし、土壁も電波を通しにくいです。

また、水槽が近くにあると電波は飛びにくくなります。

棚の中やTVの後ろは電波がさえぎられて良くないですし、家電の中でも特に電子レンジなど電波を発生させるものの近くも、できるだけ避けるのがおすすめです。

置く高さと見通し
それと、Wi-Fiルーターを置く高さも重要です。
床にそのまま置いてしまうと、それだけで電波は飛びにくくなります。

インターネットの回線が来ている場所によっては隅の方しか置けない場合もあると思いますが、その場合でもできれば棚などに置いたりして見通しを良くするのがおすすめです。

置き場所が工夫できない場合は、箱に書いてある目安が実際の部屋より広いものを選ぶか、後でお話するメッシュWi-Fiを検討しましょう。

選び方② 接続台数
Wi-Fiルーターの選び方、2つ目は、接続台数です。
最近はスマホやパソコンやゲーム機だけではなく、TVもネットに繋ぐことが多いです。

他にもエアコンやオーブンレンジ、冷蔵庫や洗濯機などもネットにつながるようになってきていますので、接続台数は増える一方です。


接続台数はギリギリではなく、余裕をもったものを選びましょう。

箱の数字とアンテナの本数
Wi-Fiルーターの箱に2882とか688とか書いてある数字は、5GHzと2.4GHzのそれぞれの周波数帯の通信速度に、アンテナの本数をかけたものです。

この数字の大きさが、そのまま接続台数に影響しています。
そして、アンテナの数が多いほど、1度に送れるデータの量が増えて最大通信速度が速くなります。

INTERNETポートの対応速度
もう1つ加えて見ておきたいのが、INTERNETポートの対応速度です。
10Gbpsの高速光回線は全体の5%ほどまで増えています。

ですので、入り口が2.5Gbpsのモデルのほうがおすすめではあります。

ただ、実測で1Gbpsを超える速度が出るかどうかは自宅周辺の環境次第ですし、1Gbps超えの速度が本当に必要かどうかも考えて検討するようにしましょう。
メッシュWi-Fiとは
メッシュWi-Fiは、Wi-Fiルーターが1つでは電波が届きにくい場所に電波を届けたり、数多くの端末を接続する場合の安定性を高めるためのものです。

中継器との違い
電波を遠くに届けるための通常の中継器との違いは、電波状況に合わせて自動でスムーズに接続先を変更してくれることです。

中継器の場合は、先につながった方の電波をつかんだままになることが多いので、接続先を手動で切り替えないといけない場合があります。

EasyMesh対応を選んでおくと無駄にならない
今から買うなら、EasyMeshなどのメッシュWi-Fiに対応したものを選んでおくのがおすすめです。

後からエリアを広げたくなった時にもそのまま使えますので、無駄になりません。

また買い換え前のWi-FiルーターがEasyMeshに対応していれば、新しいWi-Fiルーターと一緒にメッシュWi-Fiを組むこともできます。

ただし、自社の製品同士でしか組めない場合もありますので、後から広げる予定があるなら、買う前に確認しておきましょう。

おすすめWi-Fiルーター3選
① BUFFALO AirStation WSR3600BE4P
今おすすめのWi-Fiルーター1つ目は、BUFFALOの AirStation WSR3600BE4P です。
5GHz帯が2882Mbps、2.4GHz帯が688MbpsのWi-Fi7対応ルーターで、本体はかなりコンパクトです。


6GHz帯は対応していませんが、Wi-Fi7の新機能、MLO(Multi-Link Operation)で通信速度が安定・向上して、Wi-Fi6よりも最大通信速度が速いです。

バンドステアリングLiteで速度の速い帯域へ自動切替。
ビームフォーミングで対応している端末にめがけて電波を送信しますので、離れた場所でも通信が安定して、速度の低下をやわらげることができます。

EasyMeshにも対応しています。

INTERNETポートは1Gbpsまでです。

2025年5月の発売で、9月初め時点での参考価格は13,000円前後でした。
1年前なら1万円前後で買えたモデルですが、値上げで3,000円ほど上がりました。
それでも価格.comの売れ筋ランキングで1位をキープしている人気商品です。

Wi-Fi7に対応のスマホを持っている方や、これから買う予定がある方に向いています。


Wi-Fi7に対応のスマホを持っているし、後からメッシュWi-Fiを足すかもしれない
という方におすすめです。
② BUFFALO AirStation WSR-3000AX4L
おすすめの2つ目は、BUFFALOの AirStation WSR-3000AX4L です。
5GHz帯が2401Mbps、2.4GHz帯が573MbpsのWi-Fi6対応ルーターで、内蔵アンテナは4本、3階建て・4LDKまでが目安です。


バンドステアリングLiteとビームフォーミングを搭載。
EasyMeshにも対応していますので、メッシュWi-Fiの2台目としても使えます。

2026年6月の発売で、9月初め時点での参考価格は9,000円前後でした。

出たばかりのモデルですので、今年の値上げの対象には入っていません。


1万円を切る値段で家中をカバーしたい
という方におすすめです。
1人暮らしのワンルームや2DKぐらいまでなら、同じWi-Fi6の WSR-1500AX2L もおすすめです。

③ BUFFALO AirStation WSR6500BE6P
おすすめの3つ目もBUFFALOで、AirStation WSR6500BE6P です。
5GHz帯が5764Mbps、2.4GHz帯が688MbpsのWi-Fi7対応ルーターで、1つ目のモデルの上位版になります。

6GHz帯は対応していませんが、5GHz帯のアンテナが4本になって最大通信速度がアップ。
たくさんの機器を同時につないでも速度が落ちにくくなっています。3階建て・4LDKまでが目安です。

INTERNETポートは2.5Gbpsに対応。
MLO、バンドステアリングLite、ビームフォーミング、EasyMeshにも対応しています。

2025年10月の発売で、9月初め時点での参考価格は27,000円前後でした。


1Gbps超えの光回線を使っている、家族みんなで動画をよく見る
という方におすすめです。
マンションで電波が混み合っている方は
ちなみに、マンションで周りの電波とぶつかって速度が落ちるという方もいると思います。

そういう方は、Wi-Fi6Eでトライバンド、INTERNETポートも2.5Gbpsの WSR-5400XE6 も選択肢です。

6GHz帯まで使えるトライバンドのWi-Fi7は、3万円前後からとまだ高めです。

目的別に選びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

おまけ
今回は 2026年秋 Wi-Fiルーター おすすめ3選でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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