今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
今売れているTVについてお話します。
2024年のTVの傾向
2024年11月20日時点での価格.comのTV売れ筋ランキングはこうなっていました。
ランキングの1位~4位までが4K液晶TVで、
しかも4つともMini LED搭載なのは2024年のTVの傾向をよく表しています。
4Kパネルは映像の横のマス目の数が3840あるので、約4000ということで4Kと言われています。
パネルが4Kだと何が良くなるのかと言うと、
TVとの距離がフルハイビジョンの時の半分で済むようになります。
最適な視聴距離は、
フルハイビジョンの時は画面の高さの3倍必要だと言われていたんですが、
4Kパネルだと画面の高さの1.5倍で良くなります。
マス目の細かさが倍になりますので、倍近づいても画面の粗さが目立たないんですね。
また、1位~4位までの全てが55型以上のサイズになっています。
消費動向調査によるとTVの平均使用年数は10.7年だそうですので、
せっかく買うなら大きいTVにしよう。
という傾向があるようですね。
ほとんどのメーカーでは、
10畳の部屋で65型以上、8畳の部屋で55型以上をすすめています。
Mini LEDは、従来の直下型LEDバックライトに比べて、
小さくて高密度に敷き詰められたバックライトを搭載しています。
これを細かく制御して、明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くすることで、
明るくて自然なコントラストで映像を描き出します。
ただし、一口にMini LEDといっても、その性能はモデルによってかなりの差があります。
今のことろ、Mini LEDには明確な定義や規格がありませんので、
バックライトをいくつのゾーンに分割して制御しているかどうかはわからないことが多いです。
見え方の好みは人それぞれですので、
できればTVを買う時には大型の家電量販店などに足を運んで、
実物を見比べてみることをおすすめします。
価格.comランキング
REGZA55Z870N
2024年5月の発売で、
REGZAの液晶TVの2024年モデルでは上から2番目のモデルになります。
サイズは、55型の他に65型と75型があります。
パネルは新開発のMini LED液晶パネルモジュールで、
明るさを従来の約30%アップしたとしています。
広色域量子ドットを搭載していて、純度の高い色表現で鮮やかな映像が楽しめます。
4K倍速補間機能も搭載。
スポーツ中継やネット動画などの速い動きの映像もスムーズに表現します。
音は合計7つのスピーカー、実用最大出力は60Wです。
録画はREGZAの独自機能、タイムシフトマシン搭載で、
対応する外付けハードディスクに地デジ番組を最大6チャンネルまるごと録画できます。
さらに外出先からでもLINEのチャットを使って録画予約ができます。
ゲームモードでは、今回のモデルから4K144Hz入力に対応しています。
スタンドは、左右水平15度の角度調整が可能な回転式スタンドを採用しています。
11月20日時点でのネット参考価格は、185,000円前後でした。
地デジもネット動画もゲームもたっぷり楽しみたい。
という方におすすめです。
ハイセンス65U8N ・ 55U8N
11月20日時点での価格.comのTV売れ筋ランキングの2位と3位に同じシリーズが入っていました。
2024年5月の発売で、ハイセンスの現行モデルでは上から2番目のモデルになります。
サイズは55型から85型まであります。
パネルはMini LEDの構造の最適化を図って従来比150%の明るさを実現。
広色域量子ドットで豊富な色彩を表現して、
新搭載の低反射パネルで映り込みを少なくしたとしています。
65型は倍速よりも更になめらかな144Hz入力にまで対応しています(55型は120Hz)。
音は3つのスピーカーで、実用最大出力は40Wです。
録画は市販の録画用外付けHDDに、裏番組を2番組同時録画できます。
11月20日時点でのネット参考価格は、
65型が150,000円前後、55型が118,000円前後でした。
U8Nシリーズは、2024年のまさとパパの一押しモデルです。
メーカー保証が3年付いているのも好印象ですね。
詳しくはこちらの動画でもお話しています。
REGZA55Z870M
2023年4月の発売で、1つ目にお話した55Z870Nの旧モデルですが、
メーカーHPにもまだ現行モデルとして残っています。
サイズは、55型の他に65型と75型があります。
新モデルとの違いは、
パネルの明るさが最大30%違うこと。
ネット動画に出てくるバンディングノイズの抑制機能が無いこと。
気になる番組の関連番組や配信を見つけやすくする番組こねくとが使えないこと。
ダイレクトボタンの種類が少し違うこと。
リモコンがBluetoothに対応していないこと。などです。
その他の性能としては、ほとんど違いはありませんので、
できれば大型の家電量販店などで新旧モデルの両方を見比べて、
値段の差ほどの違いがあるかどうか判断しましょう。
11月20日時点でのネット参考価格は、153,000円前後でした。
REGZA40V35N
2024年2月発売の、フルハイビジョン液晶TVです。
サイズは、40型の他に32型と24型がありますが、
32型と24型はフルハイビジョンではなくハイビジョンになります。
リモコンのダイレクトボタンからさまざまなネット動画に対応しています。
倍速機能はついていませんので、早い動きだと残像がボヤけて見えにくいかもしれません。
スピーカーは2つで、実用最大出力は14Wです。
録画は対応の外付けHDDに番組を視聴しながら裏番組の録画まで対応。
外出先からLINEのチャットを使って録画予約もできます。
11月20日時点でのネット参考価格は、44,000円前後でした。
画質にそこまでこだわりは無い。
という方におすすめです。
ハイセンス32A4N
2024年4月発売の、フルハイビジョン液晶TVです。
サイズは、32型の他に40型と24型があります。
32型でフルハイビジョン画質はけっこう珍しい部類に入ります。
32型のみ斜めから見ても見やすいADSパネルと、
映り込みにじゃまされない新搭載の低反射パネルを採用しています。
ネット動画は独自のOSで、ダイレクトボタンは12の動画配信サービスに対応。
スピーカーは2つで、実用最大出力は12Wです。
録画は市販の録画用外付けHDDに、裏番組の録画までできます。
11月20日時点でのネット参考価格は、26,000円前後でした。
もう32型ならこれでいい。
と言ってもいいかもしれません。
Panasonic VIERA50W90A
Panasonicの液晶TVの2024年モデルでは上から2番目のモデルですが、
最上位モデルが65型のみですので、他のサイズでは事実上W90Aが最上位になります。
サイズは65型から43型まであります。
Panasonic VIERAは2024年モデルから、AmazonのFire TVを搭載するようになりました。
それでもVIERAが続けてきた2画面表示機能や、
スマホやタブレットで番組や録画が見られるPanasonic Media Accessは
機能として残っています。
パネルはMini LEDではない直下型分割駆動で、明るい部分と暗い部分をエリアごとに制御します。
倍速補間機能とクリアモーションで、速い動きもくっきりなめらかに表示できます。
また、ゲームモードでは4K144p入力に対応。
素早く画面が動くゲームでも残像感の少ないなめらかな映像でプレイすることができます。
キッズデザイン賞も受賞している転倒防止スタンドで、
地震がきても倒れにくい安心設計になっています。
録画は放送を視聴しながら、別の放送を2番組同時に録画ができます。
スピーカーは2つで、実用最大出力は30Wです。
11月20日時点でのネット参考価格は、119,800円でした。
Panasonicの液晶TVがほしい方におすすめです。
おまけ
今回は 今売れてるTV 価格.com 上位7モデル でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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