今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
SONYのTV、BRAVIAの2024年モデル についてお話します。
ラインナップ
2024年モデルのBRAVIAは4つのシリーズが発売されます。
Mini LEDの液晶TVが2シリーズと有機ELTVが2シリーズです。
通常の液晶TVは新しく発売されず、2023年や2022年のモデルが継続して販売されます。
そして、なんと2024年モデルは、有機ELTVではなくて、
Mini LEDの液晶TVをフラッグシップモデルとしています。
REGZAやPanasonic VIERはもちろん有機ELTVをフラッグシップモデルとしていますので
これはかなりMini LED寄りに攻めたラインナップだと言えます。
ちなみに海外ではBRAVIA 3という液晶のエントリーモデルが発売されています。
共通の進化ポイント
映像エンジンXRが2024年バージョンに進化
AIを活用して、顔の検出と緑色の検出が強化されています。
顔に関しては、正面からとらえた顔だけではなく、顔を横からとらえたシーンや、
顔の一部だけをアップでとらえたシーンなどでも正確に顔を認識して画質を調整します。
また画質モードでは、NETFLIX画質モードや、SONY PICTURES CORE画質モードに加えて、
新たにPrime Video画質モードも用意されています。
Wi-Fi6Eに対応
2023年モデルまでは、Wi-Fiの電波はWi-Fi5までしか対応していませんでしたが、
2024年モデルはWi-Fi6に加えてさらにWi-Fi6Eにも対応しました。
対応している無線ルーターでネットにつなげば、
より安定してネット動画などを見ることができるようになります。
もちろん今までの無線ルーターでも今まで通りネットにつなぐことができます。
また、BRAVIA ConnectでスマホやタブレットからでもTVを操作できるようになりました。
さらに、TVにインストールされているPSリモートプレイ を使えば、
PlayStation5やPlayStation4と離れた場所からでもゲーム機を遠隔操作できます。
リモコンが進化
My BRAVIAボタンの位置が変わって、
代わりに動画配信サービス FOD のダイレクトキーが追加されました。
また、ECOメニューではテレビの消費電力をリアルタイムでチェックしたり、
期間ごとの消費電力量を確認したりできるようになりました。
BRAVIA 7
BRAVIA 7(XR70シリーズ)は、
Mini LEDバックライトを搭載した4K液晶テレビのプレミアムモデルです。
サイズは、55型から85型まであります。
BRAVIAのMini LED搭載モデルとしては初めて55型のサイズが発売されます。
画質に関しては、明るさやMini LEDの分割数は
2023年の液晶最上位モデルX95Lシリーズと同等の性能を持っているとしています。
動きの速い映像が見やすくなる倍速機能や、
速い動きのノイズを除去するXR Clear Imageや、
画面の明るさを保ったまま残像感を低減するXR Motion Clarityを搭載しています。
ただし、X95Lシリーズには搭載されていた広視野角技術X-Wide Angle や、
低反射パネルX-Anti Reflection は省かれています。
音は4つのスピーカーで、実用最大出力は40W。
対応するSONYのサウンドバーを接続すれば、センタースピーカーとして
テレビからも音が連携して出るので、より臨場感のある音が楽しめます。
Google TV搭載で、後からでもアプリが追加できます。
また、Googleがあらゆる動画配信サービスの中から
あなたにぴったりのコンテンツをおすすめもしてくれます。
SONY PICTURES COREでは、
ソニー・ピクチャーズの最新作から過去の名作映画を最大2年間見ることができます。
ゲームを接続すると、各コンテンツに応じて画質モードを自動で切り替え。
ゲームに合わせて画質設定などをカスタマイズできる、ゲームメニューも搭載しています。
ただし、他のメーカーの2024年モデルでは
1秒間に144コマの入力に対応したものが多いですが
BRAVIAは上位のモデルでも1秒間に120コマまでとなっています。
録画は、対応している外付けハードディスクに、
番組を見ながら別の2番組まで同時に録画できます。
多彩な設置環境に対応する4-Wayスタンドを採用。
別売りの外付けカメラ、BRAVIA CAMにも対応しています。
ゼスチャーでテレビを操作できたりしますが、
正直これは要らない機能
だと思います。
BRAVIA 9
BRAVIA 9(XR90シリーズ)は、
Mini LEDバックライト搭載のフラッグシップモデルです。
サイズは、65型から85型です。
2023年の液晶最上位モデルX95Lシリーズと比べて、
最大約1.5倍という圧倒的なピーク輝度を実現。
映画の撮影に使われる1つ数百万円もするマスターモニターと同様に
Mini LEDバックライトを緻密に制御して真のコントラストを実現するとしています。
スピーカーは、フレーム自体を震わせて高音域の音を表現するフレームトゥイーターと、
壁と天井に反射させて音を届けるビームトゥイーターを新搭載。
画面から音が出ているかのような、包み込まれるような迫力のある高音質を実現しました。
スピーカーの数は8個で、実用最大出力は70Wです。
スタンドはこちらも4-Wayスタンドを採用。
きっと映像マニアの方も歓喜する圧倒的性能のTVですが、値段はかなり高いです。
発売前の値段ですが、65型が66万円、75型が82万5千円、85型が110万円となっています。
ちなみにBRAVIA 7の65型は、発売前の値段で44万円でした。
BRAVIA 7もけっこう高いですが、ちょうど1.5倍はかなり強気な値段設定ですね。
BRAVIA 8
BRAVIA 8(XR80シリーズ)は、有機ELTVのスタンダードモデルです。
サイズは、55型・65型と77型があります。
旧モデルのA80Lシリーズからの大きな進化はありませんが、
先にお話した共通の進化ポイントはおさえています。
旧モデルよりピーク輝度がアップしていて、
音も画面そのものから音が出るアコースティック サーフェス オーディオ プラスに
新たにトゥイーターを追加したことでリアリティーあるサウンドを実現しました。
スピーカーは4つで、実用最大出力は55型と65型が50Wで、77型が56Wです。
スタンドはこちらも4-Wayスタンドを採用。
あと、旧モデルより本体が薄くなっています。
A95Lシリーズ
A95Lシリーズは、QD-OLEDパネル搭載の有機ELTVです。
サイズは、55型と65型があります。
QD-OLEDは、従来の有機ELのWOLEDより明るく、広い色域で色鮮やかで、視野角も広いです。
旧モデルのA95Kシリーズからピーク輝度が最大200%もアップしました。
音は、4つのスピーカーが画面を振動させる
アコースティック サーフェス オーディオ プラス。
スピーカーの改善でよりクリアな中・高音域を実現したとしています。
実用最大出力は、60Wです。
スタンドはこのモデルのみ2-Wayスタンドとなっています。
型番の最後がLのモデルは本来2023年の発売です。
A95Lシリーズも海外では2023年に発売されていましたが、
国内では一部が2024年モデル仕様に変更されて今回新モデルとして発売されています。
ちなみに値段はやっぱり高いです。
発売前の値段ですが、55型が60万5千円、65型が77万円と
フラッグシップモデルのBRAVIA 9より高いです。
2024年のBRAVIAは、廃盤になっていない旧モデルが狙い目になりそうですね。
2023年モデルについては下の記事で確認してください。
おまけ
今回は これがSONYの映像美 BRAVIA2024年モデル でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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