どーも、こんにちは、もしくはこんばんは。まさとパパです。
今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
Wi-Fiルーター についてお話します。
みなさん、お家の中で電波が届きにくいところはありませんか?
そんな時は、1年以上前だったら中継器をオススメするのもアリだったんですが
今ならもうただの中継器はオススメしません。
今は、メッシュWi-Fiがかなり使いやすくなって、
お値段的にも手が出しやすくなってきているからです。
今回はただの中継器がもうオススメではない理由についてから、
メッシュWi-Fiにしない方が良い場合のお話までしていきますので、
最後まで見ていただいて、Wi-Fiルーター選びの参考にしてもらえればうれしいです。
までお話していきますので

家のWi-Fiルーターが5年以上前の物やからそろそろ買い替えを考えてる
という方や

自分の部屋のWi-Fi電波が弱いから中継器を買おうかと思ってる
という方にもオススメの内容となっています。
他にもこのブログでは知らないことで損しないための知識を
守りの知識 としてたくさん紹介していきます。
インターネットの速度について
根本的なお話になりますが、お家のインターネットの速度は、
建物やプロバイダーとの契約内容によって上限が決まっています。
最近は、戸建てにお住まいであれば、
10ギガコースや5ギガコースが選べる地域が増えてきました。
その場合は電信柱や地中に埋まっているアクセスラインは10Gまで対応していて、
家の中の機械(回線終端装置など)で契約しているコースの速度に制限されます。
マンションの場合は、建物の根っこまでは1Gで来ている場合がほとんどですが
各部屋までの配線の種類によって最高速度が違います。
部屋まで光ファイバーが使われていれば1G
LANケーブルが使われていれば、ケーブルのカテゴリ次第
昔から使われている電話線を使ったVDSLの場合は100Mまでとなります。
マンションの場合は、一度配線してしまうと
なかなか壁の中の配線を張り替えるというわけにはいきません。
築5年未満ぐらいの新しいマンションでもない限りは、VDSL方式がほとんどです。
その場合はいくら無線ルーターに4800Mとか573Mとか書いてあったとしても
実際の速度は100M未満までが最高になります。
対戦型のオンラインゲームでも70Mあれば十分快適に動くというお話もありますので
あとは、パソコンやゲーム機まで
安定してその速度を届けることができるかどうかになります。
LANケーブル
ほとんどの場合にプロバイダーからレンタルされている装置と、
Wi-FiルーターをつなぐLANケーブルは、カテゴリで性能が分けられています。
CAT5なら100Mbpsまで、CAT5eと6なら1Gbpsまで、
CAT6Aと7なら10Gbpsまで、CAT8なら40Gbpsまで通すことができます。
せっかく10ギガコースや5ギガコースの契約をしていても、
使っているLANケーブルのカテゴリが6だったら1G未満までしか速度は出ません。
これはパソコンやTVやゲーム機を有線LANで繋ぐ場合も同じです。
カテゴリは、だいたいはケーブルに書いてありますので、
古いケーブルを使いまわす場合はチェックしましょう。
今から買うならCAT6A以上で買うのがオススメです。
無線の場合
続いて、Wi-Fiルーターを使った場合の速度についてです。
Wi-Fiは無線接続ですので、
よほど特殊な事情が無い限りは、有線LAN接続より早くなることはありません。
そして、無線の電波は離れれば離れるほど弱くなるので、距離は近い方が絶対にいいです。
「Wi-Fiミレル」というアプリがあって、これで見えないはずの電波の強さが測れます。
ルーターにくっつけるぐらい近づくと100ある強さが、同じ部屋でも端まで行くと60とか、
隣の部屋まで行くと50を切ってしまうこともあったりします。
中継器とメッシュWi-Fiの違い
Wi-Fiの電波が弱くて届かないとか、
届いてもWi-Fiルーターからの距離が離れすぎているから速度が出ない、
とかいう場合に使われるのは同じです。
違いは切り替えがスムーズかどうかです。
中継器の場合は、家の中を移動した場合に、
一旦つかんだ電波が最強でなくなっても頑張って掴み続けようとします。
例えば自分の部屋で中継器の電波を掴んでいる状態で、親機のあるリビングに移動した場合
親機の方が電波は強くなっているのに、離れて弱くなった中継器の電波を掴み続けます。
設定次第では自動で切り替わってくれることもあるそうですが、
一旦切断されますし、基本的には手動で電波を切り替える必要があります。
メッシュWi-Fiの場合は、一番電波の強い端末に自動で接続を切り替えてくれます。
常に電波が良好な端末に接続してくれるので、移動しても快適に使えます。
更に中継器の場合は、台数が増えるほど親機への負荷が増えて接続が不安定になります。
メッシュWi-Fiは子機も親機と同じ役割をするので、負荷が集中しません。
たくさんの台数を同時に接続しても、安定してネットを使うことができます。
デメリット
いいことばっかりのようなメッシュWi-Fiですが、
ただの中継器を買うことに比べると、どうしても値段は高くなります。
中継器単体なら3,000円前後から売っていますが
メッシュWi-Fiだと親機と子機の2台セットで安くても10,000円前後からになります。
でもそれが、最近とっても買いやすくなってるんです。
今なら業界最大手のBUFFALOさんの
Wi-Fi6対応のWi-Fiルーターと中継器は、全てEasy Meshに対応してるんです。
Wi-Fi6というのは、2019年から使われているWi-Fiの規格で、
今から買うならこれに対応したルーターがオススメです。
1つ前の規格のWi-Fi5に比べて、実測でも1.3倍~2倍速くなるというデータもあります。
受信する端末もWi-Fi6に対応している必要はありますが、
今から買い替えるスマホやパソコンのほとんどは対応しています。
Easy Meshというのは、Wi-Fi Allianceの標準規格です。
親機をコントローラー、子機をエージェントと呼んで、
違うメーカー同士でもメッシュWi-Fiでつなぐことができるようになる規格なんです。
この規格を20年連続国内シェアNo.1のBUFFALOさんが採用したことによって
メッシュWi-Fiが一気に導入しやすくなりました。
最初から2台セットで買わなくても、Easy Mesh対応のモデルを買っておけば、
後から買い足してもメッシュWi-Fiにすることができます。
今使っているWi-Fiルーターでは電波が届きにくいところがあるからと
3万円以上するようなイカついWi-Fiルーターを買わなくても良くなりますね。
ただし、ルーターから近い場所で少ない台数で使うのなら
メッシュWi-FiにするよりもWi-Fiルーター単体の方が速度は早くなります。
メッシュWi-Fiは1つの端末の速度を速くするというよりは、
たくさんの端末を同時に接続したり、
離れたところでも安定してインターネットにつなげるためのものですので、
何でもカンでもメッシュWi-Fiにすればいいというものでもないんですね。
まさとパパのオススメ
今回はWi-Fiルーターを2つと中継器を1つ紹介します。
「ただの中継器じゃダメ」と言うタイトルですが、
Easy Mesh対応のものに限りOKということでお願いします。
1つ目、WSR-3200AX4Sシリーズ
最上位モデルではありませんが、
4本アンテナでメッシュWi-Fiの親機として十分な性能があります。
広めのマンションや2階建て3階建ての家にも対応できます。
2つ目、WSR-1800AX4Sシリーズ
アンテナは2本になりますが、2階建ての家や3LDKぐらいのマンションまで対応できます。
少し届きにくい場所がある場合は Easy Mesh 対応の機器を追加することができます。
3つ目、Easy mesh対応の中継器 WEX-1800AX4
コンセントに直接差すタイプですが、据え置きに対応したモデルもあります。
あくまでも中継器ですので、Wi-Fiルーターとセットで使います。
有線LANポートがありますので、速度は落ちますが離れた場所でも有線接続ができます。
Wi-Fiルーターを2台買うより、安くメッシュWi-Fiの端末を増やすことができます。
最初からセットで買ってしまうのもアリですよ。
おまけトーク
以上、Wi-Fiルーター もうただの中継器じゃダメ!? でした。
正確に言うと、Easy Meshに対応していない、ただの中継器はオススメしない
というお話でしたが、その辺りは文字数の関係ということでご理解いただけると助かります。
Wi-Fiの種類やルーターの置き場所については、
お話していますので気になる方は後で見にいってくださいね。
BUFFALOさんは、2021年6月に

Wi-Fi6に対応していれば全てEasy Meshに対応させる
と発表しましたので、
その前後に出荷のモデルでは、ファームウェアのアップデートが必要となります。
今でも量販店の店頭には、後からシールで対応可能と貼ってあるものもありますので
その場合はアップデートが必要です。
やり方については
BUFFALOさんのHPに載っていますのでそちらを参考にしてください。

ファームウェアのアップデートはスマホからでもできます。
これからも、家電について知らないことで損をしないように
守りの知識 を紹介していきます。
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お金の話チャンネルの方では家電以外のお話もしています。
それと、まさとパパのTwitter・Instagram・Facebook・LINEスタンプ・楽天ROOMもあります。
良かったら見にいってみてください。
取材協力
今回も取材協力ということで、
エディオンなんば本店さんでお話を伺わせていただきました。
まさとパパも、よくゲスト出演している
エディオンなんばちゃんねる さんのYouTubeもよろしくお願いします。
では今回は以上です。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。