今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
2025年モデルの炊飯器 についてお話します。
炊飯器の違い
炊飯器は、値段が1万円未満のものから10万円前後するものまで値段にかなりの差があります。
違いは、加熱方式と内釜の素材です。
加熱方式
炊飯器の加熱方式は マイコン方式 とIH方式 の2つに分かれます。(ガス炊飯器は除く)
マイコン方式は、炊飯器の底、またはモデルによっては上下にあるヒーターの熱でお米を炊きます。
値段が安い炊飯器のほとんどはこの方式です。
ご飯を美味しく炊くには、高火力で一気に熱を加える必要がありますので、
釜の外側からのみ加熱するマイコン方式では美味しさに限界があります。
IH方式は、外から熱を加えるのではなくて、電気の力で内釜自体を発熱させます。
モデルによっては側面やフタにもコイルを配置して、強力に加熱します。
IH方式には更に、釜を密閉することで圧力をかける圧力IH方式があります。
圧力をかけることで100度以上の高温で炊くことができます。
お米の芯まで熱が通りますので、
旨みや甘みを引き出して、もっちりとした弾力のあるご飯に仕上がります。
また、冷めてもおいしさが続きやすいので、お弁当にもおすすめです。
内釜の素材
内窯の素材は鉄やアルミなどの金属や、土鍋や炭釜といったものまで色々あります。
上位モデルになればなるほどそれを複数コーティングして、
熱伝導を良くして高火力にしたり、
蓄熱効果や遠赤外線効果でお米の中まで熱を通したりできるようになります。
メーカーの特徴とおすすめ
メーカーの特徴や傾向はモデルが違ってもほとんど同じです。
基本的には最上位モデルから
何かの機能を引いていったものが別のモデルだと思ってもらえれば大丈夫です。
象印
炊飯器でのシェアは圧倒的で、9月中頃時点では
価格.com売れ筋ランキングの1位から3位と5位から8位までを独占していました。
もはや1強と言ってしまっていいぐらいですね。
特徴は唯一無二の特許技術、炎舞炊きです。
6つのIHヒーターを2つずつローテーションで発熱させて
激しい対流を引き起こし、釜の中心部までかき混ぜます。
これが、かまどの炎の揺らぎを再現するとしています。
121通りの炊き方からご家庭ごとの好みに応えるわが家炊き を搭載。
前回食べたごはんのかたさや粘りの感想を回答するだけで、
炊き方を微調整して、好みの食感に進化させてくれます。
また、 その日の献立や気分に合わせて
かたさと粘りが15種類から選べる炊き分けセレクトを搭載。
おかゆメニューや冷凍ごはんメニューなどもあります。
内釜は鉄(くろがね)仕込み豪炎かまど釜です。
IHと相性が良く発熱効率と蓄熱性が高い鉄を組み込んだ構造です。
厚みのある釜のふちで、熱が外に逃げるのを抑え、
大火力の熱を効率よくお米に伝えていきます。
お手入れは、はずせる内ぶたと内釜を洗うだけで簡単。
保温は最大40時間までです。
おすすめは、お話した機能が全て入った最上位モデルももちろんいいんですが、
豪熱大火力NW-WB10 もおすすめです。
炎舞炊きと同じ鉄(くろがね)仕込み豪炎かまど釜を採用。
81通りの炊き方から好みが選べるわが家炊きと
多彩なメニューも搭載しています。
9月中頃時点では、最上位モデルとなんと約2倍の値段差がありました。
タイガー
象印のシェアは圧倒的ですが、タイガーも
価格.com売れ筋ランキングの10位までに3つランクインしています。
特徴は、土鍋ご泡火炊きです。
内釜に、蓄熱性が高い本土鍋を使っています。
表面6層コート仕上げと、土鍋の遠赤効果による輻射熱で、
お米一粒ひと粒を芯までじっくり加熱。
最高温度約300度の圧倒的大火力でごはん一粒一粒の甘みを引き出します。
さらに、
土鍋ならではの細やかでやさしい泡立ちがごはんをつつみ込んで弾力も引き出します。
70種類の銘柄巧み炊きわけを搭載。
好みに合わせて5段階に選べる食感炊きわけ機能、
土鍋ならではのおこげが楽しめる3段階の火かげん調節機能もあります。
また、専用の中ぶたを使うことで炊飯空間を1合に最適化する一合料亭炊きも特徴です。
2025年モデルでは、冷蔵庫でじっくり6時間以上低温吸水させる
低温吸水メニューも搭載しました。
お手入れは2点。内ぶたはマグネット式で取り付けがラクにできます。
保温はハリつやポンプで外気を取り込むおひつ保温で最大24時間までです。
おすすめは、お話した機能が全て入った最上位モデルももちろんいいんですが、
土鍋ご泡火炊き JPL-Y100 もおすすめです。
最上位モデルと同じ本土鍋を搭載。
300度の最高温度や銘柄巧み炊きわけはありませんが、
少ない量でもおいしく炊ける少量旨火炊きや、
3段階の炊きわけ機能や、おこげ選択機能があります。
9月中頃時点での最上位モデルとの値段差は、14,000円前後でした。
Panasonic
特徴は、Wおどり炊きです。
急減圧バルブと高速交互対流IHで、
お米を内釜の中でおどらせて甘みと粘りをアップさせます。
4つのセンサーがお米の状態をとらえて、匠のようにお米に合わせて炊飯する
ビストロ匠技AIで、古米や備蓄米もおいしく炊けるとしています。
また、73種類の銘柄を炊き分ける機能や、
家族の好みやメニューに合わせて13種類の食感に炊き分ける機能も搭載しています。
内釜は、発熱性と蓄熱性を兼ね備えたこだわりのダイヤモンド竈釜です。
お手入れは、ふた加熱板と内釜の2点だけ。
保温は2025年モデルから最大30時間まで可能になりました。
おすすめは、お話した機能が全て入った最上位モデルももちろんいいんですが、
Bistroの名前がついたSR-X710D もおすすめです。
違いは、カラーがライトグレージュのみになること、
食感炊き分けが4通りになること、銘柄炊き分けが6銘柄になること、
保温が最大24時間までになること、などです。
9月中頃時点での最上位モデルとの値段差は、23,000円前後でした。
おまけ
今回は 2025年秋 炊飯器 最新モデル でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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