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後悔しない【除湿機】選び方とおすすめ3選 節電

エアコン・空気

今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが

除湿機についてお話します。

除湿の効果

人が感じる体感温度は、部屋の温度だけではなく湿度によってもかなり変わります。

たとえば室温が28 ℃でも、湿度が40 %なら快適に過ごせますが、

湿度が65 %を超えると熱中症のリスクが高まります。

湿度が20%変われば、体感温度は3℃~4℃変わると言われています。

室温を無理に下げなくても、湿度をコントロールすることで

部屋を快適にしたり、熱中症対策をすることができます。

また、ここ数年で衣類乾燥除湿機は部屋干しの必需品に定着しました。

新築戸建てでベランダを造らないというケースも増えていて、

年中部屋干しというご家庭もめずらしくありません。

除湿機は、使う目的に合わせて選ばないと、

せっかく買ったのにあんまり効果が無かった

ということにもなりかねませんので、種類と選び方を確認して目的にあったものを選びましょう。

除湿方式の種類

コンプレッサー式

これはエアコンの除湿機能と同じように、湿った空気を冷やして結露させて除湿をします。

周りの温度が高いほどたくさん結露が付いて除湿性能が高くなる性質があります。

逆に周りの温度が低い冬などはあまり結露しませんので除湿性能が落ちてしまいます。

コンプレッサーは、エアコンだと室外機についているものですので、

大きくて重くて、音も大きめになりますが、電気代は安いです。

コンプレッサー式は採用しているメーカーが多くて、発売されている数も一番多いです。

梅雨や夏などの室温が高い時に使う方におすすめです。

デシカント式

猫砂にも使われる乾燥材ゼオライトというものを使っていることもありますので、

ゼオライト式とも言われます。

乾燥剤に空気中の水分を吸着させて除湿をします。

吸着した水をヒーターで温めて気化させた後、冷やして水滴にしてタンクに溜めます。

ヒーターを使いますので、室温に左右されずに1年中安定した除湿ができます。

重くて大きいコンプレッサーを使いませんので、小さくて軽くて静かです。

ただし、ヒーターで室温が上がりますので夏向きではありません。

電気代はヒーターを使いますので、コンプレッサー式の2倍~3倍かかります。

寒い地域などで冬でも除湿が必要な方に向いています。

ハイブリッド式

コンプレッサー式とデシカント式の両方の良いとこ取りをした作りになっています。

室温が高い夏は主にコンプレッサー式、室温が低い冬はデシカント式を多く使うように

自動で調節してくれます。

ただし、両方の部品入っているということで、

本体は大きく重くなりますし、値段も高めになります。

電気代は室温に応じて

コンプレッサー式寄りになったり、デシカント式寄りになったりします。

1年を通して安定した除湿ができますので、年中部屋干しをする方におすすめです。

ペルチェ式

小型冷蔵庫などにも利用されている方式です。

特徴は、音や振動が少なくて、コンパクトなことです。

もちろんその分、除湿能力は低いですが、消費電力も少なくて済みます。

コンプレッサー式と同じで周りの温度が低いと除湿性能が落ちます。

部屋全体を除湿するというよりは、クローゼット靴箱押し入れなど

狭いスペースの湿気やカビ対策をしたい人におすすめです。

まさとパパも夏はずっとクローゼットで使っています。

除湿機の選び方

除湿能力

これは定格除湿能力 という名前で

1日で何L分の水を取り除くことができるかが表されています。

小さい物で2L台から、大きい物だと15L以上の物もあります。

定格除湿能力が大きいと除湿可能面積も広くなります。

洗濯物は早く乾かした方が臭いの原因になる菌が減りますので

部屋干しで使う場合には、目安よりも除湿能力が高いものがオススメです。

タンク容量

排水タンクが満タンになると運転が止まってしまいますので、

タンクの容量が大きければそれだけ長い時間連続で使えて水を捨てる回数が少なくて済みます。

ただし水が入ると重くなりますので、

水を捨てる場所までの距離によっては持ち運びしやすいかどうかを確認しましょう。

またタンクの形も重要です。

常に水がある状態ですのでこまめに洗わないとヌメリやカビの原因にもなります。

洗いやすいかどうかも確認しておきましょう。

メンテナンス

先ほどのタンクの洗いやすさもそうですが、

必要なメンテナンスの頻度も選び方のポイントです。

除湿器は空気清浄機と一体型になっているものもありますから、

半年~数年程度でフィルターの交換が必要になるものもあります。

フィルターが詰まってくると空気を吸い込む性能が落ちて、

電気代もかかるようになりますから、

お手入れや交換がどの程度必要なのか買う前に確認しましょう。

その他機能

機能としては、

除菌・消臭ができるイオン発生機能

機械の中に残った湿気を取り除く内部乾燥機能

衣類乾燥のためのワイド送風などの送風機能、

湿度を検知して自動でストップする機能や、オフタイマー

ホースを取り付けてお風呂場などに排水できる連続排水機能

後ろからは熱い風が出てしまいますが冷風を出せる機能、などがあります。

欲しい機能がついているものを選びましょう。

おすすめ除湿機

SHARPCV-SH150

夏でも冬でも、1年中活躍できるハイブリッド式で、定格除湿能力は1日13L(50Hz時は1日12L)、

除湿可能面積の目安は15畳~33畳です。

プラズマクラスター25000で部屋干し衣類の嫌な臭いを素早く消臭

広範囲に風を届けてしっかり乾燥します。

排水タンクは持ち運びしやすいハンドル付きで容量は3.6L、水捨ても簡単です。

ホースを取り付けてお風呂場などに直接排水もできます。

内部乾燥機能エコ自動モードオートオフ機能もあります。

2024年3月の発売で、4月半ば時点での参考価格は55,000円前後でした。

2025年モデルもすでに発売されていますが、

除湿機は比較的旧モデルが残っていることが多いのであればそちらを狙うのがおすすめです。

SHARPCV-S71

ほぼAサイズに置ける、コンパクトなコンプレッサー式で、

定格除湿能力は1日7.1L(50Hz時は1日6.3L)、除湿可能面積の目安は8畳~18畳です。

プラズマクラスター7000で消臭し、カビ菌なども抑制します。

ルーバーを下に向けることができますので、

脱衣所のマットや床に置いた靴などもそのまま乾かせます。

ハンドル付きタンクで容量は2.5L。

ホースを取り付けてお風呂場などに直接排水もできます。

内部乾燥機能エコ自動モードオートオフ機能もあります。

2024年3月の発売で、4月半ば時点での参考価格は25,000円前後でした。

こちらも2025年モデルがすでに発売されています。

Yoitasコードレス除湿機

これは厳密には除湿機ではなくて、何度も使い回せる除湿剤です。

セットで販売されているスタンドから熱風を送ることで、

除湿剤が何度でも復活して使えるようになります。

500mlのペットボトルとほぼ同じサイズで、

約3畳までならコンセントが無い場所でも使えます。

スタンドで乾燥中以外は音が気になることもありませんし、ゴミも出しません

値段は、スタンドとボトル1本のセットで5,000円前後、

セットとボトル2本で8,000円前後、

ボトル単品や、ボトルだけ3本セットもあります。

いつの間にか水がいっぱいになってしまう除湿剤を毎回買うのが面倒な方におすすめです。

おまけ

今回は 28℃でも涼しい? 除湿機 おすすめ3選 でした。

 

これからも、

知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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