どーも、こんにちは、もしくはこんばんは。まさとパパです。
今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
プリンター についてお話します。
みなさん、今はまだプリンターの値段が高いままだと知ってました?
人気のモデルは、メーカー公式でも納期が2ヶ月先だったり
値段も最安値がメーカー公式価格と同じで、
在庫があったとしても公式価格以上の値段で売られていたりします。
最初からこんなことを言うのも何ですが、
正直、今はプリンターの買い時ではありません。
でも、
今使っているプリンターが壊れてしまった
とか
仕事や学校の都合で家にプリンターが必要になった
とかいうことはあると思います。
今回は、買い時では無いこのタイミングで、
それでもプリンターを選ばないといけないとしたら
どれを選んだらいいのかをお話していきますので
最後まで見ていただいて参考にしてもらえたらうれしいです。
までお話していきますので、
使ってるプリンターが壊れたんやけど、
今はどのプリンターを買えばいいの?
という方や
今までは必要では無かったんやけど、
やっぱり家にもプリンターが要るようになった
という方にもオススメの内容となっています。
他にもこのブログでは知らないことで損しないための知識を
守りの知識 としてたくさん紹介していきます。
あと〇〇だけで現行モデルで最強のプリンター?
CanonXK100 についてお話します。
2021年10月に発売されたXK100は、
型番としては2020年発売のXK90の後継モデルのように見えますが、実は全く違うモデルです。
CanonさんのXKシリーズはプレミアムモデルとなっていますので、
「高画質の写真」と「低コスト印刷」が売りで本体は高いのが特徴です。
ただし、XK100は写真には特化せず、
在宅ワークや在宅学習におすすめなハイスペックモデルとなっています。
具体的にはインクの色数を5色に押さえ、印刷コストを安くしています。
インクの色数はもちろん多い方がキレイに印刷できるんですが、
写真専用の用紙に印刷して並べて比べても6色と5色の違いはそれほどありません。
そして、もちろん同じ型番のインクなら5色の方がインク1本分安くなります。
更に、XK100は、純正インクが5本セットでも3,000円前後で買えるため、
6本セットで7,000円以上するモデルに比べてインク代の負担感も少なくて済みます。
L版写真1枚のインクコストはなんと驚異の約9.8円で、
4色のカートリッジタイプと比べても安いんです。
インクコスト以外の機能
タッチパネル液晶、自動両面プリント、ディスクのレーベル印刷、などがあります。
ただし、ハガキは両面印刷に対応していません。
もちろんWi-Fi接続可能で、QRコードダイレクト接続では
パソコン無しでもスマホに読み込むだけで簡単に接続設定ができます。
SDカードからデータ取り込みができますし、
スキャンしたデータはQRコードでスマホに読み込んでダウンロードして保存することもできます。
印刷スピードは、A4カラーで1分間に約10枚、写真はL版1枚約16秒です。
ちなみに排紙トレイは
印刷をスタートさせると自動で出てきてくれて、電源を切ると自動で収納されます。
他の現行モデルとの比較
いきなりXK100のスペックだけを言われても、
他と比べないと良いのか悪いのかわからないですよね。
6色インクモデル
Canonさんでは2021年11月にTS8530が発売、
EPSONさんでは2022年2月になってからEP-884Aが発売されています。
この6色インクのモデルが毎年メーカーさんのイチオシモデルで、
量販店でも一番見えやすいところに並べて販売にもチカラを入れる機種なんですね。
XKシリーズはプレミアムモデルとなっていますので、
イチオシモデルと比べてもインクの色数以外の性能はほとんど変わりがありません。
EPSON EP-884AがL版写真1枚約13秒で、印刷スピードが少し早いぐらいです。
Canon TS8530はL版写真1枚約16秒でXK100と同じです。
大きな違いはインクコストです。
EPSONさんは、1年前のモデルと同じカメのインクで、
増量タイプを使えばL版写真1枚約22.7円。
Canonさんは、TS8530からインクが変わって印刷コストが上がっています。
標準容量でも6本セットで7,000円以上する上に、
1本2,000円前後でセット販売が無い大容量タイプを使ってもL版写真1枚約22.1円です。
XK100はL版写真1枚約9.8円ですから、
比べてみると驚異的な数字ということがわかりますね。
本体価格は4月半ばで、XK100が36,000円前後、
EPSONEP-884Aが33,000円前後、
CanonTS8530も33,000円前後になっています。
5色インクモデル
インクを液体でドボドボと補充する、
大容量タンクのエコタンク・ギガタンクを除くと
家庭用の5色インクプリンターはCanonさんのもう1つしかありません。
XK100と同じ、2021年10月に発売のTS7530 です。
大きな違いは、見た目とインクコストです。
丸みのあるカジュアルデザインで、カラーは3色から選べます。
インクは5本セットで6,000円台後半、増量タイプはありません。
そして、コストはなんとL版写真1枚約31.8円です。
これは後に紹介する4色インクのどのモデルよりも高いです。
本体価格は4月半ばで、20,000円前後となっています。
本体価格はXK100より安いですが、インクコストが3倍以上違います。
よほど印刷する枚数が少ないとか、本体の見た目が気に入ったということでなければ
5色インクはXK100にするか、選ばない方がいいでしょう。
4色インクモデル EPSON
EPSONさんの4色インクタイプはとにかく印刷が遅いです。
自動両面印刷に対応のEW-452AでL版写真1枚約70秒、
本体が安くて人気のEW-052AだとL判写真1枚約74秒で、
XK100の16秒と比べるとかなり遅いです。
インクは4本セットで4,000円弱、コストはL版写真1枚約28.3円です。
あと、どちらも前面給紙カセットが無いので毎回用紙を手差しすることになります。
EPSONさんは何年か前までは4色なら全色顔料インクで、
普通紙なら滲みにくいということで印刷が遅くてもオススメポイントがあったんですが、
今は黒のみ顔料・カラーは染料と他のメーカーさんと同じになってしまいましたので、
4色インクタイプはオススメしにくくなりました。
代わりに大容量タンクタイプのエコタンクは4色が多くてオススメもあります。
4色インクモデル Canon
Canonさんには、TS3530とTS5430の2つの4色プリンターがあります。
TS3530は2022年3月に発売されたばかりです。
前面給紙が無いタイプで、毎回後ろから手差しでの印刷になりますが
お値段が安いので印刷することが少ない方にとっては人気があります。
印刷スピードはL版写真1枚約52秒。
インクは旧モデルから変更があったためコストが上がっています。
顔料の黒が1つと、染料のカラーが3色一体型のインクです。
割安になる大容量タイプだと
黒もカラーも3,000円前後で4色インクなのにXK100の倍の購入費用がかかります。
コストは標準容量でL版写真1枚約33.4円、大容量で約27.0円です。
もう1つのTS5430は、前面給紙カセットが付いて、本体カラーが3色から選べます。
印刷スピードがL判写真1枚約36秒でTS3530よりは早くなっていますが
XK100や6色プリンターの16秒や13秒と比べると倍以上かかります。
インクは顔料の黒と染料のカラーが3色一体型ですが、
TS3530とはインクの型番が違います。
TS5430のインクは、割安になる大容量タイプだと黒もカラーも3,300円前後します。
コストは標準容量でL版写真1枚約33.8円、大容量で約29.0円です。
Canonさんにも大容量タンクタイプのギガタンクがありますので、
印刷枚数が極端に多いようであればそちらがオススメです。
4色インクモデル brother
brotherさんは4色プリンターしか出していません。
4色でも高性能・多機能なプリンターがあるのが特徴です。
標準モデルのJ926N には、
自動両面印刷機能や、
A4用紙を何枚も連続でコピーやスキャンできる自動用紙送り機能・ADFや、
CDやDVDの盤面に印刷できるレーベル印刷機能が搭載されています。
印刷スピードもL版写真1枚約14秒と優秀です。
インクは4色独立型で、黒が顔料、カラー3色は染料です。
4色セットで4,000円前後、印刷コストはL版写真1枚約22.2円です。
brotherさんにはインクカートリッジが大きい、ファーストタンクJ4140N もあります。
こちらはレーベル印刷機能はありません。
今では珍しい4色とも顔料インクで文書印刷に強いです。
ブラックインクなら標準モデルのインクカートリッジ約16本分、
カラーインクで約10本分のインク量のカートリッジを始めから搭載しています。
カートリッジは1本4,000円~5,000円しますが、印刷コストはL版写真1枚約12.5円です。
J4140は大容量カートリッジなので今回紹介した中では一番印刷コストが安いですが、
それでもXK100の純正インクが5本セットでも3,000円前後、
L版写真1枚約9.8円は圧倒的ですね。
利用目的ごとのおすすめ
まず、印刷枚数がある程度あるならXK100がオススメです。
6色プリンターと比べても本体代が3,000円前後しか変わりませんし、
インクを1セット以上追加で買えばトータル費用も逆転します。
特に写真印刷にこだわりがあるようでしたら
EPSONさんもCanonさんも写真に特化した更に上位のモデルがありますので、
そちらを選んだ方がいいかも知れません。
本体の費用を抑えたい方は4色のプリンターから選びましょう。
4色の中でも高性能が良ければbrotherさんですね。
印刷枚数が多くてインク代を抑えたい場合は
エコタンクやギガタンクといった大容量タンクタイプも選択肢に入ります。
中には本体代がXK100より安いモデルもあります。
ただし、大容量タンクタイプは印刷スピードが遅めなので
スピードも重視したい場合はやっぱりXK100がおすすめです。
あと、見た目も性能ですので、
印刷枚数が少ないのであれば、色やデザインでプリンターを選ぶのも有りです。
正直、コピーができて、カラーで印刷さえできれば、
後はそこまでこだわりが無い
という方はけっこうおられます。
普段あまり使わないからこそ、見た目重視ということですね。
おまけトーク
以上、あと〇〇だけで現行最強プリンター!?XK100 でした。
XK100は、『本体代さえもう少し安くなれば』
現行モデルで最強になれるかも知れないスペックを持っていますが、
残念ながら今のところはまだ値段が下がってきていません。
プリンターの在庫状況は、
メーカーが売りたい6色モデルは在庫有りで、
4色モデルは入荷が1ヵ月待ちというのも珍しくありません。
半導体不足で生産できる数が限られている以上、
どうしても売りたいモデルを優先するのは仕方ないことですね。
その中でもXK100 は比較的在庫のあるお店が多いようです。
プリンターを選ぶ際には、インクコストも考えて、候補に入れてみることをおすすめします。
まさとパパが監修で参加させてもらっているインクGメン というサイトでも
各モデルについて詳しく解説しています。
ちなみに去年のイチオシモデル、TS6330は在庫があれば今でもオススメですよ。
宣伝
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良かったら見にいってみてください。
取材協力
今回も取材協力ということで、
エディオンなんば本店さんでお話を伺わせていただきました。
エディオンなんばちゃんねる さんのYouTubeもよろしくお願いします。
では今回は以上です。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。