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【エアコン】優先するのは省エネ?本体代?グレード選び

エアコン・空気

今回は家電量販店歴10年だった まさとパパ が、

エアコンのグレードの選び方 についてお話します。

グレードによる違い

エアコンは、メーカーによって5種類とか7種類とかの種類がありますので

どのグレードを選んだらいいか迷ってしまいますよね。

数は違っても、グレードによる違いどのメーカーもだいたい同じような傾向があります。

5つに分けてお話します。

最上位モデル

最上位モデルには、メーカーの技術の全てが詰め込まれています。

メーカーによって、換気や加湿機能がついていたり、最新のセンサーがついていたりと、

新しい機能が真っ先に搭載されています。

冷房能力と暖房能力の上限が大きく下限が小さいです。

実はどのメーカーでも、

グレードが違っても適用畳数が同じなら能力値の大きな数字は同じになっています。

冷房能力の大きな数字がそのまま型番の数字になっているのも共通です。

能力値の上限が大きいということは、

それだけ早く部屋を冷やしたり暖めたりすることができます。

そして、能力値の下限が小さいということは、

設定温度になったあとの消費電力が少ないということになります。

 

もちろん省エネ性能は一番高いです。

が、当然値段も一番高いです。

最上位モデルから一部機能を引いたモデル

最上位モデルには、メーカーの技術の全てが詰め込まれていますが、

詰め込み過ぎてどうしても値段が高くなりがちです。

いくつかの機能を引くことで、本体の値段を安くすることができます。

機能は一部減りますが、省エネ性能は最上位モデルと同じことがほとんどです。

スタンダードモデル

一番グレードの低いモデルで、

ついている機能が少ないため、メーカーによる違いが一番出にくいモデルです。

値段は一番安いですが、もちろん省エネ性能は一番低いです。

スタンダードモデルにフィルター自動掃除を足したモデル

最近は、半分以上のモデルフィルター自動掃除機能がついています。

エアコンのフィルターは、基本的に2週間に1回程度のフィルター掃除が必要です。

掃除をしないと、フィルターにホコリが溜まって、吸い込みが悪くなって

エアコンの効きが悪くなったり、電気代がかかるようになってしまったりします。

また、ホコリはカビの温床にもなりますので、エアコンからイヤな臭いがしてきたり、

アレルギー症状などの健康被害が出てしまうこともあります。

フィルター自動掃除機能があると、普段の掃除の頻度が

年に1回ダストボックスに溜まったホコリを捨てるだけで良くなります。

(Panasonicには屋外に自動排出するモデルもあります)

ただし、メーカーが数年に1回は推奨している業者によるクリーニングを依頼すると、

8,000円前後料金が高くなってしまいます。

省エネ性能はスタンダードモデルと変わらないことがほとんどです。

メーカー独自のモデル

メーカーによっては他社には無いコンセプトのモデルがあります。

カラーが25色から選べたり、特殊な構造で省エネに特化していたり、

空気清浄機能を搭載していたりと、目的がハッキリしているのが特徴です。

このモデルを選ぶのは、ハッキリとした目的がある時だけですので、

値段や省エネ性能はそこまで気にすることはないでしょう。

下位モデルがおすすめの部屋

下位モデルがおすすめの部屋は、6畳用で十分なあまり広くない部屋

もしくは、寝室などであまり長い時間エアコンを使わないような部屋です。

直近の消費動向調査では、エアコンの平均使用年数は14.1年に延びています。

それでも6畳用のエアコンや、エアコンを使う時間が短い場合は、

電気代で本体代の差額を埋めることはできません

例えば、三菱電機の霧ヶ峰で計算してみると、

エントリーモデルGEシリーズの6畳用の期間消費電力量は、717kWhです。

期間電力消費量は、日本冷凍空調工業会が定めた基準で計算された

1年を通じてエアコンを使用した場合の電力量の目安です。

(実際には地域、気象条件、ご使用条件などにより電力量が変わります。)

これによると、GEシリーズ6畳用の年間電気代は22,227円となります。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

6畳用の最上位モデルZシリーズは、期間消費電力量が603kWhで、

年間電気代は18,693円です。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

年間の電気代差額は3,500円程度しかありませんので、

平均使用年数以上の15年使えたとしても電気代の差はトータルで53,000円程度です。

これでは本体代の差額を埋めることはできないですね。

なので、6畳用で十分なあまり広くない部屋、もしくは、

寝室などであまり長い時間エアコンを使わないような部屋には、

スタンダードモデルがおすすめです。

2週間に1回もフィルター掃除をする自信が無い。

という方には、

スタンダードモデルにフィルター自動掃除を足したモデルがおすすめです。

ちなみに、

上位モデルには最新のセンサーがついていて快適性能が高いから

本体代が高くなってもいい

というご意見もあると思いますが、6畳用ぐらいなら

エアコンとサーキュレーターを併用すれば十分快適過ごせてしかも省エネになります。

サーキュレーターの使い方については、下の動画で確認してくださいね。

上位モデルがおすすめの部屋

上位モデルがおすすめの部屋は、14畳用以上を使うような広い部屋、もしくは、

リビングなどで長い時間エアコンを使う部屋です。

6畳用では年間の電気代差額は3,500円程度しかありませんでしたが、

14畳用になるとかなり違ってきます。

例えば、先ほどと同じ三菱霧ヶ峰Zシリーズの14畳用の期間消費電力量は1,129kWhで、

年間電気代は34,999円です。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

エントリーモデルGEシリーズの14畳用の期間消費電力量は1,544kWhで、

年間電気代は47,864円になりますので、電気代の差額は1年で12,000円以上あります。

(1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。)

これだと11年~12年使うことができれば電気代で本体代の差額を埋めることができます。

もちろん快適性能も高いですし、

サーキュレーターを併用すればさらに省エネにもなります。

おすすめは、省エネ性能は最上位モデルと同じ一部機能を引いたモデルです。

ただし、買うタイミングによっては

最上位モデルとあまり値段に差が無いことがありますので、

機能と値段の差をよく比べるようにしましょう。

エアコンの適用畳数については下の記事を確認してくださいね。

失敗しない【エアコン】選びの基準とは?知っておきたいポイント
8畳用と12畳用がいらない理由

おまけ

今回は エアコン 上位モデルと下位モデル どっちがいい? でした。

 

これからも、

知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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