今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
セラミックファンヒーター についてお話します。
セラミックファンヒーターのメリット 4選
部屋全体を暖めるのに、一番効率がいいのは、実は圧倒的にエアコンです。
ただ、エアコンは動かしはじめの電気代が高いのに
部屋が暖まるまで時間がかかるという弱点があります。
セラミックファンヒーターは、エアコンの弱点を補うことができますので
まさとパパの一押し暖房器具になっています。
速暖性
電源を入れて、2秒~5秒ぐらいで温風が出てきますので、
寒い部屋などで急いで手元や足元を温めるのに向いています。
中には1秒で温風が出てくると豪語しているものもあります。
同じように速暖性にすぐれている暖房器具としては、電気ストーブがあります。
違いは、体を直接温めるか、部屋の空気を暖めるか、です。
電気ストーブはものによっては遠赤外線で体の内部まで温めることができますが、
部屋の温度はそれほど上がりません。
セラミックファンヒーターは、温風で部屋の温度を上げることを目的としています。
安全性
セラミックファンヒーターは、熱源を電気で発熱させて、
その熱で暖められた空気をファンで送り出す暖房器具です。
石油やガスのファンヒーターのように
中で燃料を燃やしているわけではありません。
そのため、一酸化炭素中毒などのリスクがなくて安全です。
もちろん換気が必要になったりもしません。
また、ストーブのように熱くなる部分が表面には出ていませんので、
火事ややけどのリスクもかなり低いです。
ただし、温風の吹き出し口付近の温度は、高いと100℃近くになることもあります。
比較的安全だとは言っても、小さいお子さんなどが近づきすぎないように注意が必要です。
使える場所の幅が広い
セラミックファンヒーターは、コンセントさえあればどこでも使えて
ガスや灯油などの燃料の補給が必要ありません。
また、コンパクトなサイズのものが多いので、どこに置いてもジャマになりにくいです。
値段が安い
セラミックファンヒーターは、構造が単純ですのでリーズナブルな値段のものが多いです。
大きさや最大消費電力にもよりますが、5,000円前後でも十分に使える物があります。
セラミックファンヒーターのデメリット 4選
暖めるパワーが弱い
セラミックファンヒーターは、石油やガスのファンヒーターのように
部屋全体を暖めるほどのパワーはありません。
スペックとしては6畳や8畳まで対応と書いてあるものが多いですが、
これだけで部屋全体を暖めるにはけっこう時間がかかります。
4.5畳や6畳ぐらいの部屋なら全体を暖められないことはないですが、
次のデメリットが理由でおすすめではありません。
電気代が高い
セラミックファンヒーターは、
持ち運びしやすいサイズの割に電気代はしっかりかかります。
売れ筋の商品は最大消費電力が1200W前後の物が多いです。
パワーが弱くて部屋が暖まりにくいことを考えると、
1時間に37.2円の電気代はやっぱり高いと思ってしまいます。
空気が乾燥しやすい
エアコンでもそうですが、
温風で部屋の温度を上げるタイプの暖房器具は空気が乾燥しやすいです。
空気が乾燥していると、ウィルスの活動が活発になって
風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
湿度が40%を下回るようなら、加湿器などを使って湿度を保つようにしましょう。
セラミックファンヒーターの中には、加湿機能が付いているものもあります。
音が気になる
タワー型扇風機などでもそうですが、
風を出す家電は風を強くするとけっこう音が大きくなります。
TVを見たり、机で仕事や勉強に集中したい時には気になるかもしれません。
音が気になる方は風量を調節するか、静音をうたっているモデルを探すようにしましょう。
効果的な使い方
セラミックファンヒーターの効果的な使い方は、スポット使用です。
メインの暖房がエアコンやオイルヒーターなどで部屋が暖まるまで時間がかかる場合に、
足元などのスポット用に使うのがおすすめです。
電気代は高めですので、30分程度を併用して使った後は
セラミックファンヒーターの電源を消して、
エアコンなどのメインの暖房とサーキュレーターを併用して節電しましょう。
また、小型の物が多いので持ち運んで移動も簡単です。
普段はデスク下でなど使っておいて、
お風呂に入る前に脱衣所に持っていったりすることができます。
冬のお風呂はヒートショックの危険がありますので、
脱衣所やお風呂を事前に暖めておくのは、ヒートショック予防のためにもおすすめです。
それと、メインの暖房では暖まりにくい、
キッチンの足元やトイレなどに持っていくのもいいですね。
おすすめセラミックファンヒーター
おすすめのセラミックファンヒーターは、小型のセラミックファンヒーターです。
スポットで使いますので、小さいに越したことはありません。
安全のために、転倒時自動OFF機能や過熱防止機能があるものを選びましょう。
その他、人感センサーや、タイマーや、加湿機能などの機能は、
使う予定の場所に応じて必要であれば搭載しているモデルを選びましょう。
セラミックファンヒーターはたくさんのメーカーから発売されていますので、
自分の好みに合ったものを探してみてくださいね。
おまけ
今回は
おすすめ暖房 セラミックファンヒーター メリットとデメリット でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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