今回は、目的別おすすめプリンター についてお話します。

プリンター3社の特徴
まずは3社の特徴からお話します。
Canon
Canonの家庭用インクジェットプリンターは、
インクが4色・5色・6色と種類が豊富です。

インクの色の数は多いほど写真などをキレイに印刷することができますが、
その分インク代は高くなってしまいます。

Canonの4色インクはカラーインクが一体型で、例えば
赤ばかり使って赤だけが無くなったとしてもカートリッジごと交換する必要があります。

5色インクからは、5本それぞれ独立型になって、
無くなった色だけを交換できるようになります。
写真に強い染料インクと、にじみにくい顔料インクで、黒が2つ入っているのも特徴です。
これによって、写真も文字もキレイになるとしています。

6色インクになると、5色にグレーインクを追加することで、
色の表現力をアップさせます。

印刷スピードや便利な機能は、基本的に色数が多いほど上がっていきます。
4色タイプでは、手軽でコンパクトなシンプルモデルTS3730が人気です。
基本機能に特化したTS5530もあります。

5色タイプでは、
今年TS7630が新たなラインナップとして発売されました。
低ランニングコストで高機能なXK140もあります。

まさとパパが8月に買った5色タイプでおすすめのTS6330は
残念ながら現行モデルでは無くなってしまいましたので在庫限りとなっています。
6色タイプでは、毎年メーカー一押しになるシリーズのTS8930が発売されました。

その他、今回は説明を省略させていただきますが、
大容量タンクタイプのギガタンクには、4色タイプと、黒のみのモノクロタイプがあります。

EPSON
EPSONの家庭用インクジェットプリンターは
インクが4色のものと6色のものがあります。

4色インクは、顔料インクの黒が1色と、染料インクのカラーが3色で
4本とも独立インクになります。

6色インクは全て染料インクです。
染料インクは、普通紙だとにじみやすくなってしまいますが、
発色が鮮やかで光沢感を得やすいという特徴があります。

基本の4色に、薄い色のライトシアン・ライトマゼンタを加えて6色としています。

印刷スピードや便利な機能が、
基本的に色数が多いほど上がっていくのはCanonと同じです。
4色タイプでは、必要な基本機能をコンパクトに収めたシンプルモデルEW-056Aと、
自動両面プリントができるEW-456Aが選べます。

6色タイプでは、
本体の色が3色から選べるメーカー一押しモデルのEP-887や、
手差しでA3プリントができるEP-988A3などがあります。

その他、大容量タンクタイプのエコタンクでは、
4色タイプと、5色タイプ、6色タイプが選べます。

brother
brotherは、先にお話した2社とは違う独自路線のラインナップが特徴です。

インクは4色タイプのみで、前からインク交換ができます。
基本は染料のカラーが3色と顔料の黒が1色の独立インクです。

大容量タンクタイプのように、インクを液体で補充するのではなく、
インクカートリッジが大容量のファーストタンクというシリーズがあります。

そして、全てのモデルに給紙トレイが付いていて紙を入れっぱなしにできます。
4色タイプなのにADF(自動原稿送り装置)などの便利な機能が付いてくるのも特徴です。

通常サイズのカートリッジタイプでは、
自動両面プリントなど標準的な機能をそろえたシンプルモデルJ529Nや、
ADFやレーベルプリントまで対応のJ929Nなどが今年発売されました。
ただし、インクの型番が変わっていますのでインクコストは高くなっています。

カートリッジが大容量のファーストタンクでは、
くっきり見やすい全色顔料インクで、便利に使える機能も充実のJ4250N。
コンパクトな本体サイズでも大容量インクに対応したJ1270Nなどが選べます。

その他、あまり一般家庭向きではありませんが、
FAX付きモデルや、電話・FAX付きモデルも多く発売しています。

4つの目的別おすすめ
本体の安さ
EPSONのEW-056Aと、CanonのTS3730がおすすめです。


とにかく家で印刷とコピーができればいい。
という方におすすめです。
コンパクトさはEW-056Aの方が、印刷スピードではTS3730の方が少し優秀です。
印刷コストは、標準容量のインクではEW-056Aの方が安いですが、
大容量インクを使えばTS3730の方が安くなります。

EW-056Aは、2024年2月の発売で
11月初め時点でのネット参考価格は、9,000円前後、
インクは4色セットで4,000円前後です。

TS3730は、2024年9月の発売で
11月初め時点でのネット参考価格は、8,000円前後、
インクは大容量の4色セットで5,800円前後です。

4色でも高性能
brotherのJ528N、もしくはJ928Nがおすすめです。


色数は4色でもいいけど、両面印刷やそこそこの印刷スピードも欲しい。

紙を入れっぱなしにしておいてスグに印刷したい。
という方におすすめです。
ADFやレーベルプリントまで欲しい場合はJ928Nの方を選びましょう。

J528Nは、2023年10月の発売で、
印刷スピードとコストは、L版写真1枚約28秒で約23.1円。
11月初め時点でのネット参考価格は、15,000円前後、
インクは4色セットで4,200円前後です。

J928Nも、2023年10月の発売で、
印刷スピードとコストは、L版写真1枚約14秒①で約23.1円。
11月初め時点でのネット参考価格は、18,000円前後、
インクはJ528Nと同じインクで4色セットで4,200円前後です。

どちらも新モデルが出ていますので、在庫限りとなっています。
新モデルはインクの型番が変わっていますのでインクコストが高くなっています。

印刷コストの安さ
CanonのXK140、もしくはbrotherのJ4250Nがおすすめです。


けっこう印刷枚数がある。
という方におすすめです。
インクを買う時のコストが気になる方はXK140の方が、
一度買ったらインクを長持ちさせたい方はJ4250Nの方がおすすめです。
また、XK140は5色ハイブリッドインクでレーベル印刷機能がついていて、
J4250Nは4色全てが顔料インクでADF(自動原稿送り装置)がついています。

XK140は、2025年10月の発売で
印刷スピードとコストは、L版写真1枚約16秒で約10.0円。
11月初め時点でのネット参考価格は、38,000円前後、
インクは5色セットで驚異の3,200円前後です。

在庫があるなら旧モデルのXK130もおすすめです。
J4250Nは、2025年10月の発売で、
L版写真1枚の印刷コストは約13.3円。(言い間違えてますのでテロップ修正お願いします)
写真の印刷スピードは非公開ですが、
旧モデルとA4用紙の印刷スピードが同じですので、約14秒に近いでしょう。
11月初め時点でのネット参考価格は、34,000円前後でした。

インクは4色セットが無くて
黒の標準容量が1本で1,300円前後、大容量が4,400円前後。
カラーの標準容量が1本で1,800円前後、大容量は5,000円前後となっています。
ちなみに、印刷枚数がかなり多い場合は、ギガタンク・エコタンクもおすすめです
印刷コストがおすすめモデルと同じぐらいか、さらに安くなります。
印刷スピードは落ちますが、
カートリッジ交換がなくてインク補充の頻度がかなり少なくてすみます。

写真印刷
おすすめは、メーカー一押しのTS8930とEP-887、ではありません。
写真を自宅で本当にキレイに印刷したい場合は、CanonもEPSONも
写真に特化したプリンターが別にありますので、そちらをおすすめします。

毎年のことなんですが、メーカーや家電量販店の一押しプリンターは
一般家庭ではオーバースペックな場合がほとんどです。

写真を印刷するなら、家電量販店などにある写真印刷の機械や
コンビニでも印刷ができます。

その日すぐに必要ではないならネットプリントもおすすめです。
例えば、しまうまプリントなら、L版写真1枚11円~で
自宅にでも別の住所にでもキレイな写真を送ってくれます。
別途送料は130円かかりますが、それでも20枚で350円、50枚でも680円で送れます。

インク代が気になる方は下の記事も後で見てくださいね。

おまけ
今回は どこが違う?プリンター 3社の特徴 でした。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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