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【TV】の選び方~基本からお話します

TV・レコーダー

どーも、こんにちは、もしくはこんばんは。まさとパパです。

今回は、家電量販店歴10だった まさとパパが

最新のTVの選び方 についてお話します。

TVの選び方 2022

今年も各メーカーさんの新モデルがほぼ出揃いましたので

TVの選び方を2022年バージョン

はじめての方にもわかるように3つに分けてお話していきます。

 

画面サイズ

買い換えの方はサイズアップがオススメです。

 

TVの寿命10年程度と言われています。

10年前と比べると今のTVはどれも狭額縁になっていますので

本体の大きさが同じでも画面の大きさを大きくすることができます。

元の大きさにもよりますが、5インチ以上は画面サイズのアップが可能です。

 

2011年完全地デジ化前後は

32型が一番よく売れていたそうですが、今から買うなら40型以上がオススメです。

理由は40型以上か、メーカーさんによっては43型以上のTVが

4Kパネル を搭載しているからです。

 

4Kパネルというのは、地デジに対応したフルハイビジョンよりも

縦に2倍・横にも2倍の細かさで映像を映しだしてくれるものです。

 

TVの映像は細かいマス目でできていますが、

4Kパネルは横のマス目の数が3840あるので、約4000ということで4Kと言われています。

Kというのは、kgとかkmと同じで1,000という意味の単位です)

 

ちなみに8Kというのは4Kを更に縦に2倍・横にも2倍細かくしたもので

更にマス目の細かい映像になります。

 

パネルが4Kになると何が良くなるのかと言うと、

視聴距離が2K・フルハイビジョンの半分で済むようになります。

マス目の細かさが倍になりますから、倍近づいても画面の粗さが目立たないんですね。

 

最適視聴距離はフルハイビジョンの時は画面の高さの3倍必要だと言われていたんですが、

4Kパネルだと画面の高さの1.5倍で良くなるんです。

例えば43型のフルハイビジョンTVなら画面の高さが約57.3cmですので

最適視聴距離は3倍の約1.7m以上必要でした。

これが4Kパネルだと、半分の約86㎝以上で良くなるんです。

ちなみに85型のTVでも高さは109.9㎝ですので、4Kパネルなら最適視聴距離は

43インチのフルハイビジョンTVとほぼ同じ約1.6m以上でいいということになります。

 

Panasonicさんの目安では、

8畳のお部屋で55型以上、10畳のお部屋で65型以上をおすすめしています。

 

でも4K放送ってBSでしかやってないし、4Kの放送も少ないし、

4Kパネルにしても意味無いんじゃないの

という誤解がたまにありますが、それは間違いです。

 

たしかに、未だにBS4Kの番組表ではNHK以外は4K放送が少ないです。

 

でも4KTVはアップコンバートと言って、受信する映像がフルハイビジョンの映像でも、

ほぼ4K解像度の画質にしてくれる機能があります。

地デジ放送でも、ネット動画でも大きくキレイに映してくれます。

 

画面が大きくなるほど、マス目の粗さは目立ちますので、

やっぱり40型以上だと、4Kパネルの方がいいんですね。

 

ということでTVのサイズは、TVを置く位置から普段見る場所までの距離で選びましょう。

 

ちなみにTVをTV台ではなくて、壁掛けTVスタンドにかけることで、

視聴距離を伸ばすことができます。

更にひと周り大きなTVを選ぶこともできるようになりますし、

部屋も広く使えるようになりますので、オススメです。

 

まさとパパもTVスタンドにしてます

詳しくはこちらの動画も参考にしてくださいね →

 

有機ELか液晶か

これは2022年モデルでは選択肢が増えました

有機EL液晶も、新しい種類の物が発売されたんです。

 

有機ELTV

有機ELTVはまだ液晶TVに比べると値段が高いですが、

発売から年数も経ってきましたのでだいぶ下がって買いやすくなってきています。

 

でも値段が高いからと言って、全ての面で有機ELが優れているのかというと、

そうとも言い切れないところが悩みどころです。

 

有機ELは自発光で、自分で光を出せますので

バックライトが必要な液晶に比べてパネルがかなり薄くできます。

 

そして、有機ELの方が液晶に比べて視野角が広くて、早い動きにも強いという特徴があります。

スポーツ中継 とか 早い動きのゲーム とかに向いているんですね。

 

あとよく言われるのががキレイです。

有機ELの場合の全く光を出さずに真っ黒のままなんですが、

液晶だと黒でもバックライトの光が漏れてしまうので

どうしても白っぽくなってしまうところがあります。

 

有機ELの弱点としては、画面に焼き付きが残ってしまう

ということが言われてきましたが、これは年々改善されています

 

パネルの寿命も液晶が6万時間のところ、有機ELは当初3万時間しかもたない

と言われていましたが、今はメーカーさんが

10万時間もつ

と言っています。

実際に10万時間稼働した例はまだありませんが、寿命の問題は解決されていそうです。

 

ただ、画面の明るさはまだ液晶TVの方が明るいです。

明るい場所での視聴については液晶TVの方が見やすいと言われます。

 

あと、大きさは2021年までは48型が一番小さい有機ELTVのサイズでしたが

2022年モデルでは42型がいくつかのメーカーさんから発売されています。

 

有機ELTVでは2022年、SONYさんからQD-OLEDという新しい構造のモデルが発売されます。

 

今までの有機ELはホワイトOLED(WOLED)というもので、

自発光で白い光を出してそこからカラーフィルターを通していました。

もちろん液晶TVより視野角は広かったんですが、

これだと明るさを強くすることができませんでした。

 

QD-OLEDは、自発光で青い光を出して量子ドットで色を変えます。

これによって更に視野角が広くなって、色の再現性もアップします。

 

QD-OLEDは今年からの発売となりますので、最初は高くてなかなか手が出ませんが

何年かするうちに有機ELTVの主流になっているかも知れません。

 

液晶TV

液晶TVを選ぶ場合は、次の3つの点をチェックしましょう。

バックライト

先ほどもお話しましたが、有機ELは自発光ですが、

液晶色が変わるだけで光を出せませんので、バックライトが必要です。

 

この液晶TVのバックライトの種類が増えました

 

今まではエッジ型直下型だけだったんですが、

2021年末から直下型にMini LEDモデルが追加されたんです。

 

まずエッジ型は、左右もしくは上下からのみ光を当てますので

安く作ることはできますが、明るさの細かい制御ができません。

 

直下型は画面の真後ろにLEDバックライトが付いていて、

これが部分駆動して明るいところと暗いところの明暗をクッキリさせてくれます。

 

Mini LEDは、従来の直下型LEDバックライトに比べて、

小さくて高密度に敷き詰められたバックライトを搭載。

これを細かく制御して、明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くすることで、

明るくて自然なコントラストで映像を描き出します。

 

Mini LEDは大手メーカーさんではPanasonicビエラだけが今のところ発売がありません。

量子ドット

有機ELTVの時にも出てきた色の再現性が高い量子ドットは、液晶TVにも搭載されています。

 

バックライトがMini LEDのモデルに搭載されていることが多いですが、

Mini LEDモデルでも搭載されていない場合もあれば、

通常の直下型バックライトモデルでも搭載されている場合もあります。

 

これが搭載されているともちろん少しお値段は上がりますが、

並べて比べると明らかな色の違いがわかると思います。

東芝 REGZA 50型 4K量子ドット液晶テレビ 50Z670L

倍速機能

地デジの映像は1秒間に60枚のパラパラ漫画のようなものなんですが、

それだとスポーツなどの早い動きの時に残像が残って見えたりします。

倍速機能映像の間にその中間の映像をつくり出して残像感を減らす機能です。

 

これが無いと字幕テロップボヤけて見にくくなったりします。

まさとパパとしては倍速機能

もしくはそれに似た機能がついているモデルがオススメです。

 

因みに、液晶TVではパネルの種類が

正面に強いVAパネルか、ナナメから見ても明るいIPSパネルかというお話もありますが、

最近はどちらも進化してそこまでの差は無くなってきています。

 

その他機能

大きさとパネルを選んだら、あとは欲しい機能があるかどうかになります。

 

最近は40型以上の4KTVを選べばほぼWi-Fiに対応していて、

家にインターネット環境があれば無線でネットにつながります。

 

ネットの操作については、スマホのようにアプリを増やしていける

GoogleTVを搭載しているメーカーさんもあれば、

独自のOSを使っているメーカーさんもあります。

 

YouTubeNetflixU-NEXTamazonプライムビデオといったネット動画にも

ワンプッシュでつながるボタンリモコンについていたり、

GoogleHomeアレクサなどのスマートスピーカーにも連携できたり、

スマートスピーカーが無くてもTV本体やリモコンのマイクで音声操作ができたり、

ChromecastAirPlayが入っていて、

スマホの画面や音楽をそのままTVで流すこともできたりします。

 

またリモコンにマイクがあることで、部屋の視聴環境に合わせて

音響特性を自動調整してくれるオーディオキャリブレーションという機能もあります。

 

スピーカーについては、上向きスピーカーが付いていたり、

Dolby Atmos対応でテレビ本体のスピーカーだけで

3次元の立体音響を体感できるものも増えています。

 

HDMI2.1

2022年モデルでは下位モデル以外のほとんどのモデルがHDMI2.1に対応しています。

 

HDMIというのは、TVに差す入力端子の1つです。

昔は赤白黄色の3本で音声と映像をそれぞれ入力していたんですが

HDMI端子になって、1本で映像も音声もデジタルで入力できるようになりました。

元々10年前のTVにも1つか2つは付いていました。

 

そのHDMIが、バージョンが上がっていって、フルハイビジョンに対応して、

4Kに対応して、ついに8K映像まで流せるようになったものがHDMI2.1です。

 

今はPS5などのゲームの入力に使われることが多いです。

 

HDMI2.1でできるようになった機能は主につです。

4K120p入力

4K放送でも1秒間に60コマまでが最大なんですが、

PS5などのゲームや一部の映像コンテンツでは

4K画質のまま1秒間に120コマの映像を送ることができます。

 

HDMI2.148Gbpsという大容量を通せるケーブルと

それを処理できる能力がTV側にあれば、

早い動きのゲームでも、いわゆるヌルヌル感のある滑らかな映像にすることができます。

 

今はまだ使える映像はほぼ無いようですが、8K画質で60pまで対応が可能です。

VRR・可変リフレッシュレート

ゲームでは動きが激しい時は映像が遅れてTV側に届いてしまうことがあります。

TVが常に1秒間に120コマの映像切り替えを行うと

遅れて半分だけ映像が切り替わらなかったり、カクついた動きになってしまったりするんです。

これを無くすために、遅れた映像を待ってから画面の映像切り替えを行うのがVRRです。

 

ALLM

これはTVにつないだ映像に応じて自動的に

低遅延モード」や「ゲームモード」、高画質モード」などに切り替えてくれるという機能です。

TVの設定で映像に応じて切り替えなくても良くなる機能ですね。

 

eARC

これはサウンドバーなどをHDMIケーブルでつなぐ場合に必要なARCの上位機能で、

従来のARCでは伝送できなかった、

非圧縮の5.1ch7.1chDolby Atmosなども流せるようになる機能です。

 

2022年の新機能

2022年モデルからの独自の機能を2つ紹介しておきます。

SONY BRAVIA CAM

これは、TVにオプションで付ける外付けカメラで、

視聴する位置に合わせて画質や音質を最適化してくれたり、

テレビに向かってジェスチャーをするだけでリモコンの代わりに操作ができたり、

テレビに近づき過ぎるのを防ぐアラートを画面に表示してくれたり、

Google Duoを使ったビデオチャットに対応したり、

テレビの前に人がいなくなると、明るさを落として消費電力を抑えたりしてくれます。

 

BRAVIA CAMは、他の2022年モデルのBRAVIAも対応していますが、

最初から付属しているのは有機ELの最上位モデルだけとなっています。

東芝REGZA TV スティック

東芝REGZAの2022年モデルはandroidTVGoogleTVも搭載していませんので、

その代わりに別売りのGoogle TVを搭載したスティックを発売しました。

 

これについては、普通にChromecastFire TV Stickでいいと思います。

おまけトーク

今回は、最新版TVの選び方2022年 でした。

 

各メーカーさんの2022年モデルについては、それぞれの記事を見てくださいね。

【TV】SONY BRAVIA 2022年モデル 先行展示
SONY BRAVIA 2022年モデルをソニーストア大阪さんで見てきました。
歴代最高!【TV】東芝REGZA 2022年モデル
今年のREGZAは自信があるとメーカーさんも言っています。
【TV】2022年モデル Panasonic VIERA 発表したけど・・・?新旧比較
TV Panasonic ビエラの2022年モデルが発表されました、発売はまだ先ですがどこが違うのか、2021年モデルと比較します。

 

これからも、

知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。

 

取材協力

今回も取材協力ということで、

エディオンなんば本店さんでお話を伺わせていただきました。

エディオンなんばちゃんねる さんのYouTubeもよろしくお願いします。

 

では今回は以上です。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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