どーも、こんにちは、もしくはこんばんは。まさとパパです。
今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
タテ型洗濯機 についてお話します。
みなさん、洗濯機は壊れたら買うものだと思っていませんか?
洗濯機も年に1回モデルチェンジする家電ですから、
買う時期によっては5万円以上値段に差が出ることがあります。
値段が安い時期にタイミング良く壊れてくれるとは限りません。
せっかく買い替えるならお得な時期に買い替えたいですよね。
この記事を最後まで見ていただいて、
平均使用年数が7年~10年と言われる洗濯機を
お得に買うための参考にしていただければうれしいです。
までお話していきますので、

そろそろ洗濯機の買い替えを考えてるんやけど、
ドラム型にしようか迷ってる
という方や

次もタテ型にしようと思うんやけど、
メーカーによる違いなんかあるの?
という方にもオススメの内容となっています。
他にもこのブログでは知らないことで損しないための知識を
守りの知識 としてたくさん紹介していきます。
ドラム型洗濯機との違い
今回は4つお話します。
1つ目、洗浄力
最近はドラム型の洗浄力も上がってきているとは言われますが、
やっぱり洗浄力はタテ型の方が強いです。
水を大量に使って洗いますので、特にドロ汚れに強いです。
運動系の部活をしているお子さんがいるご家庭に向いていますね。
ドラム型との違い2つ目、乾燥機能
タテ型には、乾燥機能の無い全自動洗濯機と、乾燥機能がついた洗濯乾燥機があります。
ただし、乾燥機能があっても最後まで完全に乾燥させるというよりは、
部屋干しのための補助的な使い方になるものが多いです。
ドラム型はほとんどのメーカーさんが、
ヒートポンプというエアコンと同じ方式を採用していますが
タテ型はヒーター乾燥で、ドライヤーのような熱風で乾かしますので、
衣類が熱で傷みやすく、電気代もかかります。
ドラム型との違い3つ目、お値段と費用
一言で言ってドラム型は高いです。
タテ型なら洗濯容量10kgで、5万円台~10万円までで買える物が多いですが
ドラム型だと同じ洗濯容量で、安くなっていても15万円を切るぐらい、
高いものだと25万円前後の物もあります。
ただし、1回あたりの洗濯にかかる費用は、
水道代・電気代ともにドラム型の方が安くて済みます。
乾燥機能まで使うと、この費用の差は更に広がります。
ドラム型との違い4つ目、大きさ
ドラム型は大きくてタテ型より場所を取りますし、扉を開けるスペースも必要になります。
置き場所が大丈夫だったとしても、搬入経路の都合で入らないこともあります。
タテ型ならほとんどの場合置けないということはありません。
それでも買う時には、階段や入口の幅、廊下を曲がれるか
などは測っておいた方がいいです。
あと、後でお話する洗剤自動投入機能があるモデルは、
今までの洗濯機より高さがある場合がありますので、
上に棚がある場合などはどれぐらいまで置けるかも測っておきましょう。
フタが1枚になっているタイプのモデルも高さに注意が必要です。
タテ型とドラム型の違いについては、コチラの記事で

もう少し詳しくお話していますので気になる方は後で見にいってくださいね。
タテ型洗濯機の最近の機能
先ほどもお話したように、洗濯機の平均使用年数は7年~10年と言われています。
今から買い替えるとしたら、前に買った時にはたぶん無かった、
タテ型洗濯機の機能について、3つお話します。
1つ目、洗剤自動投入機能
液体洗剤や柔軟剤を自動投入タンクに入れておけば、
洗濯物の量に合わせて自動で適量を入れてくれる機能です。
これはドラム型に比較的多く搭載されていた機能ですが、
最近はタテ型にも搭載されるモデルが増えています。
洗剤を毎回量る手間が省けますし、入れすぎや少なすぎを防ぐことができます。
もちろん設定で多め、少なめも選ぶことができます。
2つ目、温水洗浄
こちらも元はドラム型に多く搭載されていた機能ですが、
タテ型でも上位モデルでは搭載されているメーカーさんが増えています。
冬の冷たい水では、洗剤が溶けにくかったり、皮脂などの油も溶けにくかったりします。
ある程度の温度で洗った方が汚れは良く落ちるんですね。
メーカーによっては温度も15度から40度まで選べて、
黄ばみ予防など、目的に合わせて使い分けられたりします。
3つ目は、スマホ連携
外出先からでも、スマホで洗濯機の状況を確認したり、予約時間の変更ができたりします。
更に、洗濯前に天気予報を教えてくれたり、
洗濯物に合わせた専用コースをダウンロードできたり、
AIが好みを学習して、理想の仕上がりに近付けてくれたりもします。
メーカーごとの特徴
大手5社をざっと紹介していきます。
日立
さっき価格.comでタテ型洗濯機を調べると、
人気1位と2位が日立で、5位までに3つも入っているぐらい人気があります。
特徴は洗浄力です。
大流量のナイアガラシャワーと、ビートウィングで衣類を動かし、しっかり洗います。
温水機能では、温風と同時に水道水のミストを吹きつける温水ミストがあります。
衣類の温度を約30〜40℃に温めて、洗剤の酵素パワーを引き出します。
AIお洗濯が搭載されたモデルでは、8つのセンシングで
状況に合わせて洗い方や運転時間などを自動で制御して、かしこくキレイに洗います。
自動お掃除機能では、毎回新しい水道水を使って、洗濯槽の裏側などの
見えない部分に付着しやすい汚れを洗い流し、除菌して黒カビを抑えます。
他のメーカーさんは、だいたいすすぎの水で洗濯槽の掃除をするんですが、
日立さんは新しい水道水を使って掃除をします。
スマホ連携の、洗濯コンシェルジュでは、
離れたところからでも運転開始、天気予報や花粉情報も確認、
お好みに合わせて洗い方を学習、洗剤・柔軟剤 自動再注文、などができます。
Panasonic
特徴は、泡洗浄です。
水に溶けた洗剤の成分は、泡ができるとその表面に集まってくるので、
「泡」は汚れ落としパワーのつまった界面活性剤の集合体になります。
Panasonicの泡洗浄は、洗剤ケースへ水を入れて洗剤を溶かして泡立てて、
泡水としてふりかけ、衣類全体に素早く浸透させます。
温水機能では、パナソニックだけの温水専用ヒーターで
洗剤液を「お湯」にして、温度をキープして洗います。
また、専用ヒーターなのできちんと温度をコントロールでき、
黄ばみや臭い、多様な衣類に対応できます。
強化ガラス採用で傷つきにくいガラストップや
広い投入口で毛布もサッと出し入れしやすいビッグサークル投入口、
パネルが奥にあるバック操作パネルなど、形の面でも特徴があります。
意外なことに、Panasonicのタテ型洗濯機は、今のところスマホ連携はありません。
他の特徴としては、お値段が高めの代わりに、買われた方の満足度も高いです。
東芝
特徴は、ウルトラファインバブル です。
直径1μm(マイクロメートル)の目に見えないほどの小さい泡を発生させて、
洗剤の洗浄成分を繊維の奥までしっかり届けて汚れを落としやすくします。
温水機能では、衣類とウルトラファインバブルの洗剤液を温風で温めることで、
洗剤の効果を高めて汚れを落とします。
また、約10年間交換不要のユニットを通過してできる
Ag+抗菌水が雑菌の繁殖を抑制します。
特許技術のDDモーターで、低振動・低騒音設計のため、
早朝に洗濯をする方や、集合住宅にお住まいの方からの評価が高いです。
AQUA
元は2012年に三洋電機からの事業譲渡で、洗濯機、冷蔵庫の販売を始めた会社です。
旧三洋電機のドラム式全自動洗濯機のブランド名をそのまま社名にしています。
特徴は、超音波洗浄機らくらくSONIC です。
洗濯機本体の中央から引き出して使う超音波ホーンで、汚れた部分を浮かせて弾き出します。
また、こだわりの超音波周波数で布地を傷めることなく汚れを落とします。
アリエールと共同開発した、ジェルボールコースを搭載したモデルがあります。
タテ型洗濯機としては国内最大の洗濯容量14kgのモデルがあるのも特徴です。
泡の力で繊維の汚れをキャッチするパワフル泡浸透。
洗っているのが見えるワイドクリアガラストップ。
などPanasonicと似た機能は、三洋電機時代からのなごりかもしれませんね。
温水機能は、ヒーターの温風で衣類と洗剤液を温めて洗います。
ただし、温水機能とらくらくSONICを両方搭載しているモデルは今のところありません。
また、スマホ連携機能があるモデルも今のところはありません。
SHARP
特徴は穴無し槽です。
洗濯槽の外側に水が無いことで、1回の洗濯で2Lペットボトル約17本分も節水ができます。
ただ、穴が無いので脱水が少し弱いと言われることもあるようです。
温水機能については、洗剤液と衣類を温風で温め、
洗剤を活性化し汚れを浮かす温つけおき洗いコースがありますが
特徴としてはそこまで推していません。
超音波ウォッシャーを別部品として収納したモデルがあります。
スマホ連携は、SHARPのスマホアプリ「COCORO HOME」を使って、
「COCORO WASH」サービスが利用できます。
外出中でも予約時間の変更ができたり、
天気や季節合わせて最適な洗濯方法をアドバイスしてくれたり、
アイテムや汚れに合った専用コースをダウンロードできたり、
他のスマート家電製品や各種サービスと連携できたりします。
SHARPのタテ型は、価格.comのランキングではあまり上位に来るモデルがありませんが、
穴無し槽の節水効果が目的の指名買いのお客様は一定数いるそうです。
まさとパパのオススメ
もちろん今回お話したメーカーさんの洗濯機はどれもオススメなんですが、
1つ選ぶとしたら、去年と同じで AQUAのらくらくSONIC 搭載モデルです。
エリやソデの汚れを手を濡らさないで部分洗いして、
そのまま他の洗濯物と一緒に洗えるのがいいですね。
タテ型洗濯機の買い時
一部例外もありますが、タテ型洗濯機の発売日は、
各メーカーとも2021年はほとんどが5月~7月に集中しています。
いつもお話しているとおり、
家電がお得に買えるのは新モデルが出る前後の旧モデル です。
なので、タテ型洗濯機は、3月末~GWあたりの在庫が残っている限りが買い時です。
今年は今のところ、
どの家電もまだ半導体不足の影響があって、品薄傾向が続いていますので、
洗濯機をそろそろ買い替えようか考えているのであれば
早めに量販店に足を運んで実機を触って、在庫を確認することをオススメします。
おまけトーク
以上、もう迷わない 2022 タテ型洗濯機 買い時 でした。
タテ型洗濯機を買う時の注意事項としては、
洗濯容量が8kg未満の物を探す場合はインバーター機能が付いてる物を選びましょう。
これが付いていると、少し値段が上がりますが、電気代と水道代と運転音が違ってきます。
洗濯容量8kg以上の物にはほとんど付いていますが、
まれに付いていない物もありますので8kgの場合も一応注意しましょう。
ドラム型についても
買い時の前にお知らせする予定ですので、楽しみにしておいてくださいね。
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お金の話チャンネルの方では家電以外のお話もしています。
それと、まさとパパのTwitter・Instagram・Facebook・LINEスタンプ・楽天ROOMもあります。
良かったら見にいってみてください。
取材協力
今回も取材協力ということで、
エディオンなんば本店さんの洗濯機コーナーでお話を伺わせていただきました。
エディオンなんばちゃんねる さんのYouTubeもよろしくお願いします。
では今回は以上です。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。