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【TV】SONY BRAVIA 2022年モデル 先行展示

TV・レコーダー

どーも、こんにちは、もしくはこんばんは。まさとパパです。

今回は、家電量販店歴10だった まさとパパが

ソニーストア 大阪 で先行展示中のTV

SONY BRAVIA 2022年モデルについてお話します。

新構造の有機ELTV

SONYさんは、2022年6月10日にBRAVIAの2022年モデルを発表しました。

 

中でも注目なのは、

国内初新構造の有機ELパネル QD-OLEDを採用したA95Kシリーズと、

SONYさんでは初のMini LEDを採用したX95Kシリーズです。

 

QD-OLED

TVの有機ELパネルは今まで、LGさんがほぼ独占状態

WOLED(ホワイトOLED)と言われる構造の物でした。

 

今回BRAVIAが新しく採用したのは、

サムスンさんQD-OLED(量子ドット有機EL)と言われる新構造のものです。

 

有機ELTVは液晶TVと違って、自分で発光するため

バックライトがなくてもいいので薄くできるなどさまざまなメリットがあるんですが、

明るさはちょっと弱いんです。

 

従来のWOLEDでは、白い光に光の3原色の赤と緑と青のカラーフィルター

を通して色を出していました。

これだと、明るくすると白が強くなって色が薄くなってしまう欠点があるんです。

 

QD-OLEDでは、カラーフィルターではなく、量子ドットを使うことによって

白い光を使わずに色を出すことができるようになります。

 

量子ドットは、液晶TVの一部でも既に使われていて、色の再現性に優れています。

また、カラーフィルターを通さないことによって、明るく視野角も広くすることができます。

元々有機ELは視野角が広かったんですが、

ナナメから見ても更に明るさが落ちずに色も薄くならないんです。

 

映像比較

実際の映像で見てみましょう(YouTubeでは動画でした)。

 

下が、QD-OLEDの A95K、上が2021年の有機EL最上位モデル A90J です。

 

もちろん去年のモデルの A90J もキレイに色を再現しているんですが、

並べて比べると、同じ映像なのに違う色に見えてしまうのがわかると思います。

(左がQD-OLEDの A95K)

 

特に赤い色については鮮やかさにかなり差があるのが映像越しでもわかるでしょうか。

緑や。 青も同じ映像とは思えないほどの色の違いが出ています。

 

上の A90J は上に展示されていたため照明が映り込んでしまっていて

わかりにくいところもあるかも知れませんが、

横から見た時の明るさや色の変わり具合も違いますね。

 

その他の新しい特徴

A95Kのその他の新しい特徴としては、

2022年に新発売のブラビア専用外付けカメラBRAVIA CAM標準で付属しています。

 

BRAVIA CAMは、TVの上にマグネットで簡単に取り付けできる外付けカメラ

視聴する位置に合わせて画質や音質を最適化してくれたり、

テレビに向かってジェスチャーをするだけでリモコンの代わりに操作ができたり、

テレビに近づき過ぎるのを防ぐアラートを画面に表示してくれたり、

Google Duoを使ったビデオチャットに対応したり、

テレビの前に人がいなくなると、明るさを落として消費電力を抑えたりしてくれます。

 

BRAVIA CAMは、他の2022年モデルのBRAVIAも対応していますが、

最初から付属しているのはA95Kシリーズだけとなっています。

 

A95Kシリーズは、55型65型があって、

どちらも7月発売予定なんですがお値段はかなり高めからスタートしそうです。

 

Mini LED 液晶TV

Mini LED

次に、BRAVIA初のMini LEDモデル、X95Kシリーズについてです。

 

Mini LEDについては、SHARP AQUOS でも東芝 REGZA でも

すでに発売されていますので、そこまで目新しいというものではありません。

 

X95Kは、従来の直下型LEDバックライトに比べて、

1/100の大きさで高密度に敷き詰められた、Mini LEDバックライトを搭載

 

認知特性プロセッサーXR の映像分析と、バックライト駆動技術によって、

Mini LEDバックライトを細かく制御します。

 

明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くすることで、

より自然なコントラストで映像を描き出します。

 

映像比較

実際の映像で見てみましょう(YouTubeでは動画でした)。

 

下がMini LEDのX95K、上が通常の直下型LED部分駆動の2022年モデル液晶TV X90Kです。

この映像ではわかりにくいかも知れませんが、明るさがかなり違いました。

 

それと注目はTVの角の部分

上のX90Kの方では、角が少し暗くなっているのがわかるでしょうか。

これは直下型バックライトの特徴の1つで、気にしなければ気にならない程度なんですが

どうしても四隅は暗くなってしまいがちなんです。

その欠点もMini LED では、ほぼわからなくなっています。

 

それと、暗い画面での比較ですが

これも並べて比べないとわからないレベルではありますが、

上の通常のバックライトの方では明るい部分が不自然に明るすぎる印象がありましたが

Mini LEDの方では暗い部分と明るい部分の差が自然な感じに見えました。

 

その他の新しい特徴

X95Kのその他の新しい特徴としては、

画面背面のサブウーファーが2基になったことでスピーカーが合計6つになって、

実用最大出力が2021年モデルの50Wから60Wに増えています。

 

それと、2021年モデルの65型では非搭載だった、

明るい環境でも映り込みを防ぐ エックスアンチリフレクション65型から搭載しています。

 

X95Kは、65型・75型・85型まであって、

85型だけが8月発売予定、65型・75型は9月に発売予定です。

Mini LEDは今後、液晶TVの上位モデルの主力となってくると考えられますが

発売時のお値段は今までの液晶TVに比べるとやっぱり高く感じますね。

 

2022年モデルのラインナップ

では、SONY BRAVIA 2022年モデルのラインナップ についてです。

 

2022年6月10日に発表された新モデルは、合計8シリーズです。

有機ELTVが3シリーズ、液晶TVが5シリーズですね。

 

有機ELTV

有機ELTVは、始めにお話したQD-OLEDA95Kシリーズ

今までと同じ構造(WOLED)のA90KシリーズA80Kシリーズです。

 

今年はサイズ展開に特徴があって、

最上位モデルのA95Kシリーズは55型65型

上位モデルと思われる型番のA90Kシリーズが42型48型

エントリーモデルと思われる型番のA80Kシリーズが55型65型77型です。

 

QD-OLEDのA95Kは別として、

90番台が小さいモデル、80番台が大きいモデルというのは珍しいです。

 

A90KとA80Kは、基本性能に差はほとんどありません

 

2021年モデルから引き続き、認知特性プロセッサーXR

高画質と高音質をコントロール。

 

XRだけの特典 BRAVIA COREで、

ソニー・ピクチャーズの豊富な映画が2年間無料で見ることができたりします。

 

2021年モデルとの違いはスピーカーです。

ソニー独自の音響技術、画面を直接振動させる 

アコースティック サーフェス オーディオ プラス を採用しているところまでは同じです。

 

A80Kの方は5つのスピーカーで、

55型と65型が実用最大出力50W、77型は60Wと、

2021年モデルより出力が上がっています。

 

対してA90Kの方は、スピーカーが3つになって実用最大出力は25Wに下がっています。

でもこれはサイズが42型48型になったので、

視聴距離も短くなりますし、そこまで気にするところでもないですね。

 

あと、新発売のBRAVIA CAM に対応しているのも2021年モデルとの違いです。

 

液晶TV

液晶TVの2022年モデルは、先にお話したMini LEDX95Kシリーズの他に

X90KシリーズX85KシリーズX80KシリーズX80WKシリーズがあります。

 

 

数が多いのでサイズ展開などの細かい話は、

ご要望があるようでしたらまた後日、別の記事でお話させていただきます。

ざっくりした違いだけお話しておきます。

 

X95KシリーズがMini LEDバックライト搭載

X90Kシリーズまでが認知特性プロセッサーXR 搭載

X85Kシリーズまでが倍速駆動パネル搭載

X80KシリーズとX80WKシリーズは、ほぼ同型で、

違いは 販路ハンズフリー音声検索があるかないか です。

どちらかのモデルが量販店、もう片方がネットなどの違う販路になると思われます。

 

それと液晶TVでは、2021年モデルのX95Jシリーズ継続販売です。

これは、2022年モデルの最上位モデルがMini LED搭載で値段が高くなってしまうのに

液晶TVでは、エックスアンチリフレクションエックスワイドアングル

搭載したモデルが他に無いためだと考えられます。

 

最新機能を搭載したモデルがいっぱいあっても、

高くて売れない時期が長くなったらヤバイよね。

ということだと思います。

 

おまけトーク

今回は、先行展示 SONY BRAVIA 2022年モデル でした。

 

まさとパパは、基本的にはどんな家電でも

第一世代は様子を見る』ことをオススメしています。

 

10年前に流行りそうになった家庭用3Dメガネのような例もありますし、

何より第一世代はお値段が高めです。

ジェスチャーコントロールについては、

2010年頃に一部パソコン搭載された物が発売されましたがスグに消えました

要警戒だと思います。

 

ただ、カメラ付きというのは冷蔵庫でも発売されましたし、

見守りカメラも一般的になってきていますので、今後も増えると予想しています。

 

それと、今回SONYさんが発売するQD-OLEDMini LED は、

世代を重ねて、値段さえ落ち着けば

今の有機ELのように今後伸びていく可能性は高いと思います。

 

TVの買い時としては、今は部品不足で売り場も穴が空きがちですから、

旧モデルの値段もなかなか下がってきません。

お急ぎの買い物でなければ、2022年モデルを年末以降に、

お急ぎであれば2021年モデルの在庫があるモデルの中から選ぶのがオススメになります。

 

これからも、

知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。

 

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良かったら見にいってみてください。

 

取材協力

今回も取材協力ということで、

エディオンなんば本店さんでお話を伺わせていただきました。

エディオンなんばちゃんねる さんのYouTubeもよろしくお願いします。

 

では今回は以上です。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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