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徹底解説【TV】SONY BRAVIA 2022年 全モデル

TV・レコーダー

どーも、こんにちは、もしくはこんばんは。まさとパパです。

今回は、家電量販店歴10だった まさとパパが

SONYのTV BRAVIAの2022年全モデル についてお話していきます。

2022年モデルからの新しい特徴

国内唯一の新構造有機EL・QDOLED

これまで発売されてきた有機ELTVは、WOLED(ホワイトOLED)というもので、

光の3原色RGB(赤・緑・青)に白い光を足していました。

 

有機ELは、自発光なので液晶TVのようにバックライトが必要無くて、

薄くできるのが特徴なんですが、そのままだと明るさが弱いんですね。

なので白い光を足しているんですが、

それでも画面の明るさという点では液晶TVには及びませんでした。

 

QD-OLEDでは、量子ドットを使うことによって

白い光を使わずに明るさを出すことができるようになりました。

 

量子ドットは、別名 ナノクリスタル とも呼ばれる非常に小さい半導体です。

粒の大きさによって光の波長を変えることができます。

これによって、従来より広い色域で色鮮やかな高画質を実現できます。

 

また、カラーフィルターを通すことなく光が出せますので、

従来のWOLEDに比べて、1.5倍の明るさを出すことができるとされています。

 

更にフィルターを通さないことで、視野角も広くなって、

かなりナナメから見ても色が変わらず見られます。

 

もし、家電量販店に行った時にSONYの服を着たヘルパーさんが居れば

特殊なスコープを持っていると思いますので、それで画面を見せてもらってみてください。

こんなイメージで、白い色を足しているか、RGB(赤緑青)だけか、一目でわかります。

Mini LED

これについては、SHARP AQUOS でも東芝 REGZA でもすでに発売されています。

 

Mini LEDは、従来の直下型LEDバックライトに比べて、

約1/100の大きさ高密度に敷き詰められた、Mini LEDバックライトを搭載した液晶TVです。

 

この小さいバックライトを細かく制御することで、明るい部分はより明るく

暗い部分はより暗くすることができて、より自然なコントラストで映像を映せます。

BRAVIA CAM(ブラビアカム)

これは、TVの上に後付けでつけられるカメラです。

マグネットで簡単に取り付けできます。

 

視聴する位置に合わせて画質や音質を最適化してくれたり、

テレビに向かってジェスチャーをするだけでリモコンの代わりに操作ができたり、

 

テレビに近づき過ぎるのを防ぐアラートを画面に表示してくれたり、

Google Duoを使ったビデオチャットに対応したり、

テレビの前に人がいなくなると、明るさを落として消費電力を抑えたりしてくれます。

 

BRAVIA CAMは、全ての2022年モデルBRAVIAが対応していますが、

最初から付属しているのは有機ELの最上位モデルA95Kシリーズだけとなっていて、

基本的には別売りで(税込)24,200円となっています。

2022年モデル全7シリーズ + 1シリーズ

有機EL

有機ELTVは3シリーズで、8/13で全てのモデルが発売済みとなりました。

 

A80Kシリーズ・A90Kシリーズ

A80KシリーズA90Kシリーズはほぼ同じ性能です。

 

大きな違いはサイズで、

A80Kシリーズは55型・65型・77型A90Kシリーズは42型と48型です。

42型は現状最小の有機ELTVで、

他のメーカーからも2022年モデルで初めて発売されています。

 

映像エンジンは、どちらもSONYさんが誇る、認知特性プロセッサーXR を搭載しています。

 

XRは、人の脳のように、映像を分析します。

人が映像で注目するポイントの分析や、自然な立体感を再現するための

奥行きマッピングを行うことで、人が目で見たような、自然な美しさで映像を描き出します。

 

BRAVIAは全モデルでGoogle TVを搭載していて

映画、音楽、ゲームなどたくさんのジャンルのコンテンツを楽しめます。

動画配信サービスなどを、スマホアプリのように後から追加もできます。

 

またXR搭載モデルだけの特典として、BRAVIA COREが使えます。

ソニー・ピクチャーズの豊富な映画作品が2年間見放題と、

最新映画や大ヒット映画から10作品を選んで引き換えもできます。

 

スピーカーはA80K・A90Kのどちらも、ソニー独自の音響技術で、

画面を直接振動させる アコースティック サーフェス オーディオ プラス を採用しています。

 

A80Kの方は5つのスピーカーで、

55型と65型が実用最大出力50W、77型は60Wです。

 

対してA90Kの方は、サイズが42型と48型ですので、

スピーカーが3つになって実用最大出力は25Wに下がります。

 

立体音響技術ドルビーアトモスにも対応。

視聴環境に合わせて音声のバランスを調整する自動音場補正も搭載しています。

 

スタンドにも特徴があります。

A80Kは、設置環境に合わせたフレキシブルな設置が可能な3-Wayスタンドを採用。

取り付け位置を変更することで、外側と内側、サウンドバースタイルにできます。

 

A90Kは、高さが変更できる2-Wayスタンドを採用しています。

 

HDMI2.1に規定される機能は、有機ELモデルでは

4K120fps、eARC、VRR、ALLMの4つ全てに対応しています。

また、PlayStation5との連携機能も搭載しています。

 

録画は2022年発売の全モデル地デジ・BS・4Kとも3チューナー搭載なので、

番組を見ながら、2K放送でも、4K放送でも、

同時刻に放送中の別の2番組を外付けハードディスクに録画することができます。

また、スマホアプリから録画予約もできます。

ソニー(SONY) XRJ-55A80K A80Kシリーズ 4K有機ELテレビ 55V型

有機ELTVの最上位モデルA95Kシリーズ

サイズは55型と65型です。

 

先ほどお話した、2022年モデルから新登場のQDOLEDを搭載しています。

従来の有機ELより明るく、広い色域で色鮮やかで、視野角も広いです。

 

環境光センサで視聴環境の明るさと色温度をリアルタイムに検出し、

常に適切な画質に自動で最適化します。

 

スピーカーは、アクチュエーターとサブウーファーを2つずつ搭載

実用最大出力60Wで、位置に合わせた音を作り出し、

画面から直接届くリアリティーあるサウンドを実現します。

 

スタンドは、フロントとバックの2つから設置方法が選べます。

ソニー(SONY) XRJ-65A95K A95Kシリーズ 4K有機ELテレビ 65V型

液晶TV

液晶TVは4シリーズ発表されていますが、

Mini LEDモデルのX95Kシリーズとその他一部のモデルは9月以降の発売となっています。

 

Google TVを搭載していることや、地デジ・BS・4Kとも3チューナー搭なのは

液晶TVでも同じです。

 

エントリーモデル X80Kシリーズ

サイズは43型・50型・55型・65型・75型幅広いラインナップがあります。

ほとんどは発売済みですが、55型のみ9/24発売予定となっています。

 

映像エンジンに、高画質プロセッサーHDR X1を搭載。

画質の3大要素である精細感、色の鮮やかさ、コントラスト細かくコントロールします。

 

スピーカーは底面に2個のX-Balanced Speakerを搭載。

立体音響技術ドルビーアトモスにも対応しています。

 

視聴環境に合わせて音声のバランスを調整する自動音場補正も搭載。

スタンドは固定で特に位置を動かせたりはしません。

 

HDMI2.1に規定される機能は、

ALLM(自動低遅延モード)eARCにのみ対応。

PlayStation5との連携機能は搭載しています。

 

X80Kシリーズとほぼ同じ性能のX80WKシリーズというモデルもありますが、

違いはハンズフリー音声検索が付いているかどうかだけです。

X80Kシリーズや他のシリーズにはTVにマイクが付いていて、

画面に話しかけるだけで音声検索をすることもできますが、

X80WKシリーズにだけはこの機能が付いていません。

 

リモコンにはマイクが付いていますので、

X80WKシリーズでもリモコンでの音声検索はできます。

またX80WKシリーズは主にネット販路用ですので、家電量販店では入荷しません。

倍速駆動パネル搭載 X85Kシリーズ

サイズは、43型・50型・55型があります。

43型は9/10、50型と55型は9/24に発売予定となっています。

 

このモデル以降は倍速機能が付きます。

1 秒間に60コマの映像のコマとコマの間に1コマの新規映像を作って

120コマにすることで、残像感が減って動きの速い映像が見やすくなります。

 

またバックライトオン/オフ技術のモーションフローXR240も搭載。

フレームごとにLEDバックライトの発光を制御して、

1秒間に240コマの4倍速と同等にすることで更に動きの速い映像を見やすくします。

 

HDMI2.1に規定される機能も、このモデル以降は

4K120fps、eARC、VRR、ALLM4つ全てに対応します。

XR搭載のプレミアムモデル X90Kシリーズ

サイズは50型・55型・65型・75型・85型大きくて数が多いラインナップがあります。

55型と65型は発売済みですが、75型と85型は9/24、

50型だけはかなり遅れて11/19発売予定です。

 

このモデル以降は映像エンジンに、認知特性プロセッサーXR を搭載しています。

XR搭載モデルだけの特典、BRAVIA COREも使えます。

 

映像全体を小さなブロックに分けてLEDバックライトをコントロールすることで

明暗のきめ細やかな描写を可能にする直下型LED部分駆動を搭載。

暗いシーンでも奥行きや微妙なディティールまで美しく表現します。

 

スピーカーは4つになって、画面上部にサウンドポジショニング トゥイーターを搭載

それぞれのスピーカーを別々のアンプで制御することでリアルな映像体験を生み出します。

 

スタンドは、サウンドバースタイルも選べる2-Wayスタンドです

Mini LEDバックライトX95Kシリーズ

サイズは65型・75型・85型大きめのラインナップです。

8月半ばではまだ発売されておらず、65型が9/24、75型が9/10、85型が8/27発売予定です。

 

2022年モデルからの新しい特徴Mini LEDを搭載した、液晶TVの最上位モデルです。

 

カタログ上は何らかの大人の事情で記載がありませんが、

聞いたところによると量子ドットの技術も取り入れられている

XR トリルミナス プロを搭載しています。

 

斜めから見た場合でも鮮やかな映像が見られるエックスワイドアングル

太陽光や室内灯などの反射を抑えるエックスアンチリフレクションを搭載しています。

 

また有機ELの最上位モデルと同じ環境光センサーも搭載していて、

明るさと色温度をリアルタイムに検出し、適切な画質に自動で最適化します。

 

スピーカーは、6つになります。

背面にサブウーファーを2基搭載することで重低音を強化させつつ、

それぞれのスピーカーを別々のアンプで制御して

まるでその場にいるかのようなリアルな映像体験を生み出します。

 

スタンドは設置スタイルに合わせたフレキシブルな3-Wayスタンドを採用しています。

2021年最上位モデル・X95Jシリーズ

サイズは、65型・75型・85型があります。

このモデルのみ廃版にはならず、2022年も継続販売となっています。

 

Mini LEDモデルではありませんので、X90Kシリーズとの比較になります。

違いは、斜めから見た場合でも鮮やかな映像が見られるエックスワイドアングル

75型・85型には反射を抑えるエックスアンチリフレクションが搭載されていることです。

 

あと、スピーカーは5つです。

独立したサブウーファーを1つ搭載することで重低音を強化させています。

 

発売から1年以上が経っていますので、特に65X95Jは狙い目です。

在庫も多くはありませんがあるそうです。

おまけトーク

今回は、徹底解説 SONY BRAVIA 2022全モデル でした。

 

2022年はREGZAが最強のラインナップかも知れないと言われていますが、

2022年最強!?【TV】東芝REGZA全ラインナップ
東芝さんも自信があると言っているREGZAが出揃いましたので違いをお話します。

BRAVIAもラインナップがそろって

値段が落ち着いてくれば十分に戦える状態にあると思います。

TV選びの参考にしていただければうれしいです。

 

見え方や音や操作感などは実機を触ってみないとわからないこともあると思いますので、

家電量販店などに足を運んで確かめてみてくださいね。

 

これからも、

知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。

 

取材協力

今回も取材協力ということで、

エディオンなんば本店さんでお話を伺わせていただきました。

エディオンなんばちゃんねる さんのYouTubeもよろしくお願いします。

 

では今回は以上です。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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