今回は、家電量販店歴10年だった まさとパパが
液晶TVを買うならREGZAかBRAVIAか について
7つの項目で徹底比較していきます。
販売台数
Amazonや家電量販店などの販売台数を集計しているBCNランキングさん によると
2022年のTV販売台数の1位は TVS REGZA でした。
(東芝映像ソリューション株式会社は2021年3月1日付でTVS REGZA株式会社に商号変更しました)
4K未満の液晶TVでも2年連続の1位となっています。
全ての部門での1位というわけではありませんが、
4K以上の液晶TVでもシェアを伸ばして2位になっていますし、
有機ELTVでは、こちらもシェアを伸ばして3位となっています。
有機ELTV単独では BRAVIA が連続で1位ですが、
2022年の液晶TVとTV全体では REGZA が販売台数で優勢でした。
ラインナップ
2022年モデルの液晶TVは、
Mini LEDバックライトを搭載したモデルが最上位でした。
REGZAのラインナップ
REGZAでは、Z875LシリーズとZ870LがMini LEDバックライトと
地デジ番組を最大6チャンネルまるごと録画できるタイムシフトマシンを搭載しています。
サイズは、55型・65型・75型があります。
Z770Lシリーズは、タイムシフトマシンと、
広色域量子ドットシートを搭載していて広い色域で鮮やかに色を再現します。
サイズは、55型・65型・75型があります。
Z670Lシリーズは、タイムシフトマシンは搭載していませんが
こちらも広色域量子ドットシートを搭載しています。
サイズは、43型と50型です。
REGZAではZ570Lシリーズまでが倍速機能搭載で、速い動きの映像もスムーズです。
サイズは、43型・50型・55型・65型があります。
REGZAの2022年発売モデルでは、M550Lシリーズがエントリーモデルになります。
エントリーモデルですが直下型バックライトを採用しています。
サイズは、43型・50型・55型・65型・75型まであります。
BRAVIAのラインナップ
BRAVIAは、X95KシリーズがMini LEDバックライト搭載です。
サイズは、65型・75型・85型まであります。
X90Kシリーズまでが、認知特性プロセッサーXR と直下型LED部分駆動搭載です。
またXR専用のコンテンツサービスBRAVIA CORE が使えます。
サイズは、50型・55型・65型・75型・85型まであります。
BRAVIAではX85Kシリーズまでが倍速駆動パネル搭載で
動きの速い映像もなめらかに映します。
サイズは、43型・50型・55型があります。
2022年発売のBRAVIAは、X80KシリーズとX80WKシリーズが
販売しているところは違いますが、ほぼ同型でエントリーモデルになります。
サイズは、43型・50型・55型・65型・75型です。
ラインナップとしては、REGZAの方が選択肢が多くて優勢です。
ただ、BRAVIAには85型がありますので、
かなり大きいサイズが欲しい場合はBRAVIAです。
画質
画質については、映像エンジンによるところが大きいです。
BRAVIAは2021年に、認知特性プロセッサーXR を
REGZAは2022年に、開発に3年かけた映像エンジンZRα を上位モデルに搭載しました。
特徴はそれぞれ、人が目で見たかのように映像を分析、
人間の感性を持ったかのような映像解析能力、と似ています。
どちらも肉眼で見ているような奥行きと立体感のある映像になるよう処理します。
また、上位モデル以外でも、BRAVIAはHDR X1 を
REGZAはレグザエンジンZRⅡを搭載しています。
見え方には好みがあります。
BRAVIAは、どちらかと言えば色が鮮やかな見え方、
REGZAは、どちらかと言えば自然な色合いに見えると言われます。
画質については、2021年モデルでは映像エンジンでBRAVIAが優勢でしたが
2022年モデルでREGZAが追いついた。といったところでしょうか。
音質
音質はスピーカーの数と実用最大出力が数字でわかりやすいですが、
それだけではありません。
前後左右に加え、高さ方向の音表現も可能にする立体音響技術
ドルビーアトモス に対応しているかどうか、
視聴環境に合わせて音響を調整してくれるかどうか、でも聞こえ方は変わります。
この機能は、BRAVIAでは2022年発売の全てのモデルに、
REGZAではM550Lシリーズ以外のモデルに搭載されています。
また、BRAVIAでは別売りのBRAVIA CAM を接続すると
視聴者の視聴距離と位置を自動で認識してくれる機能もあります。
これと同じような機能はREGZAでは海外の発表会で公表されていて、
2023年モデルに搭載される可能性があるとされています。
わかりやすい数字としては、BRAVIAは最大6個のスピーカーで実用最大出力は60W、
REGZAは最大7個のスピーカーで実用最大出力は70Wです。
音質については、数字上はREGZAが優勢と言えそうですね。
使い勝手
REGZAの場合
REGZAは2022年モデルからダイレクトボタンが12個に一気に増えました。
また、旧モデルでは一部非対応だったNetflixも見られるようになりました。
地デジ録画についてもタイムシフトマシンが搭載されていないモデルでも
録画番組の見たいシーンが探しやすいです。
ゲームモードは以前からゲーム用モニター並みの応答速度に定評があります。
HDMI2.1にもM550Lシリーズ以外はフルで対応するようになりました。
BRAVIAの場合
BRAVIAは、2021年モデルから引き続き8個のダイレクトボタンです。
また、全モデルGoogle TV機能搭載でネット動画の視聴で困ることはほぼありません。
音声検索も優秀です。
外付けHDDへの録画機能では、2番組同時録画はできるようになりましたが
オートチャプター機能がありません。
スマホ連携では、Chromecast と Apple AirPlay2に対応。
スマホの画面を簡単に大画面に映すことができます。
また、PS5を接続するだけで ゲームモード に切り替わるなどの連携もあります。
HDMI2.1に規定される機能については、
X80KシリーズとX80WKシリーズ以外はフル対応です。
使い勝手としては普段どの機能を多く使うかによりますが、
REGZAの方が使える機能が多そうです。
アップデート
実はどちらにも発売後にアップデートされた機能があります。
REGZA
REGZAでは2022年発売モデルの4KTVが、12月からAirPlay2に対応するようになりました。
TVがインターネットにつながっていれば自動的にソフトウェアアップデートされます。
iPhoneでよく動画を見る方の中には、
この機能が有るか無いかで買うことを決める方もおられるということで、
REGZAの担当さんはこのアップデートを喜んでいました。
BRAVIA
BRAVIAでは、2022年モデルが対応しているブラビアカムで、
ジェスチャーコントロールやビデオチャットなど、
予定されていた機能が全て使えるようになりました。
また、LINEを使った見守り機能で、テレビの使用状況をLINEで確認したり、
メッセージを送ったりすることができる機能を追加しました。
この機能については2021年以降のモデルが対象になっています。
発売後のアップデートについても、
普段使う機能かどうかが判断の基準になりそうですね。
値段
最上位モデルとエントリーモデルで、
2023年2月半ばの、価格.comさんの大手量販店価格を比べてみます。
最上位モデル65型
REGZA 65Z875Lは、大手量販店価格で 356,400円。
BRAVIA XRJ-65X95Kは、大手量販店価格で 405,900円となっています。
REGZAはタイムシフトマシンが付いていることを考えると
同じMini LED搭載モデルでも安く感じますね。
(タイムシフトマシン機能の録画は別売で対応の外付けHDDが必要です)
エントリーモデル55型
REGZA 55M550Lの大手量販店価格は、118,800円。
BRAVIA KJ-55X80Kの大手量販店価格は、163,350円となっています。
値段で比べるとREGZAの方が平均で4万円~5万円ぐらい安いですね。
REGZAとBRAVIAの2022年モデルについては
別でもう少し詳しくお話していますので、良かったら後で見にいってください。
ちなみに、まさとパパは2021年モデルのBRAVIAを自分の部屋で使っています。
おまけ
今回は TV 買うならREGZAかBRAVIAか 徹底比較7項目 液晶編 でした。
液晶TVで比較しましたので、販売台数1位のREGZAの方がかなり優勢でしたね。
次回は有機ELTVでも比較してみますので、良かったらそちらも見てください。
これからも、
知らないことで損をしないための守りの知識 を紹介していきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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